クラウドファンディングをおさらい

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クラファンおさらい

動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負

これから馬を迎えるべく、クラウドファンディングを立ち上げる計画です。
(個人ではなく、私が所属する組織がプロジェクトの母体です)
ここでクラウドファンディングについてのおさらいをしようと思います。

クラウドファンディングってなんだろね

もし、クラウドファンディングを、単なるお金集め、カンパと思っている人がいたら、
支援する側としても、される側としても、誤解をしています。お金集めの要素も、もちろんあるんですけど、それだけじゃないってことです。

あくまでも自戒のために書いています。
偉そうに言っておきながら失敗するんじゃね?と思われても仕方ありません。
失敗を糧に成功に繋げていこうと常に考えています。

聞きなれない言葉だから「怪しい!」ってなるんであって、
例えば、日本でも当たり前にある「株式会社」や「投資」も同じ感じですよね。

何人かがお金を出し合ってプロジェクトをすすめてリターンをもらう

そこに他人が、
「ヒトの金を集めて自分のやりたいことをやるなんて!!!」
と声を上げる人はいないでしょう。

映画やライブ、舞台の前売りチケットもそうですよね。
予めチケットを売って、そのお金を制作資金にします。

あるいは、自分たちで先になんとか製作資金を作り出して、
作品を出すことでその資金を回収するという形かもしれません。

なんだよ、自分で出す金があるならクラファンでお金集めなくてもいいじゃん!
ってことじゃあないんです。

「クラウドファンディング」って呼ばれていないだけで、ずーっと昔からよく使われていた手法です。

これがあると便利なところもあります。

例えば新商品の開発なんかで言えば

予め何個売れるかわかっていれば作りすぎて在庫を抱えることもないですよね。

機能面もさることながら、応援してくれる人、ファンを明確化する、ファンを作るという意味合いが強いと思います。

ポイントは"GIVE"

クラウドファンディングは信用の換金装置

ライブにしろ新商品にしろ、
結局はプロジェクトを立ち上げる側が出すリターンがお金を払うだけの価値があるか、どれだけ信用できるものか、という、信用をお金に変える装置ってことですね。

支援した人にどれだけ、
「あーここに支援してよかったな」
と思ってもらえるか、と言っても良いですよね。

詰まる所、どこまで行っても、世の中は「GIVE」でまわっているってことです。

いかに相手に「GIVE」できているか。
もはやそれは自然の摂理といってもいいと思います。

庭の雑草から生物多様性を見る

ちなみに、私はこれまでも多くのクラウドファンディングに支援してきました。

それを回収しようとかそういう話ではありません。
支援した人は私にも支援してよね!ってことでもないんです。

私がAに支援する。Aが私に支援し返す。

これだと世界は回らないんです。
AはBを支援し、BはCを支援し・・・ぐるーっと回って返って来てもらわないと、

私とAだけの世界で終わってしまう。
極端にいうと一番効果が薄かった回り方になっちゃうんです。

できるだけ遠回りして帰ってくるのがいい。

マス(大衆)からコア(核)へ

少し前はTwitterやInstaglamなどのフォロワー数が多い人が「インフルエンサー」なんて呼び方をされて広告塔にされていましたが、あっという間に時代は変わり、いまはもう量より質に変わってきましたね。

特に新型コロナが流行してから、大衆、いっぱい集めるってことがより不利なイメージになってきました。

これからはマスではなく、小さくて質の高いコアファン層を持つことが強みになってくるんだなと実感しました。

リターンは物品・お金だけのものか

リターンに何かしらの金品をつけることを考える人が非常に多い。

しかしです。
そんなにそのオリジナルのTシャツ欲しかったですか?
缶バッヂ付けたかったですか?
名前刻みたかったですか?

卑しいかな、それでも何かもらえた方がいいと思ってしまう貧乏性。
でも、せっかく支援したつもりが、あんまりもらって嬉しくないモノを作る費用に回されて、肝心の支援が先方にわたる分が少なくなるのって、お互いに損じゃないですか。

私は、頂いた支援をしっかり使わせてもらって農耕馬文化の定着と向上の物語をお伝えしていくことが最大の恩返しではないかと思っています。

国づくり

Posted by kyotako

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