動物王国をふかぼり

ムツゴロウさん, 生きもの

理想郷建国へ

はじめに

今回の記事は、今、私が何をやろうとしているかを
勝手に熱く語っている記事になります。

昨年会社を辞め、ブログをスタートして約1年間、
ほぼ毎日記事を上げ続けてきたのも、この夢を叶えるためです。

ただの素人の拙い文章を綴るだけの雑記に
1年もお付き合い頂き、本当にありがとうございます。

今回の記事、今までになく暑苦しい長文になりますが、
どうか、お付き合いいただければ、幸いです。

I want to make a place to think about symbiosis with living things.
It’s the animal kingdom!

我想找一个地方思考与生物共生。这是动物界!
생물과의 공생을 생각할 수있는 공간을 만들고 싶습니다.동물의 왕국입니다!
ฉันต้องการสร้างสถานที่สำหรับคิดเกี่ยวกับการอยู่ร่วมกันกับสิ่งมีชีวิต
มันคืออาณาจักรสัตว์!
Saya ingin membuat tempat untuk berpikir tentang simbiosis dengan makhluk hidup.Itu kerajaan hewan!

 

動物王国とは

動物王国と聞いて、
みなさんはどんな姿、どんな場所を思い浮かべるだろうか。

今は某テレビ番組にも「動物王国」は出てくるし、

神戸那須にも「動物王国」という場所は存在する。

神戸どうぶつ王国

もう、動物王国のオンパレードだ。

でも、失礼を承知で言わせていただくと、私の中ではどれも、違う。

私の中の動物王国はただ一つ。

ムツゴロウ動物王国

ムツゴロウ動物王国オフィシャルサイト

ここでもう一度ムツゴロウ動物王国を簡単におさらい。

ムツゴロウ動物王国は作家のムツゴロウこと畑正憲(1935年4月17日 – )が
1972年に北海道にある無人島、ケンボッキ島から
対岸の浜中町にうつり住み建国した、いきものの王国である。

1980年12月29日〜2001年3月18日まで、フジテレビで放送された番組、
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」
最高視聴率はなんと30%を超えていたという。
その一部はDVDとして残されていますが、

私(たち)が知ってるのはこんな優しい綺麗事だけの内容ではなかった。

怪我をした野生のアザラシやキツネ、タヌキ、野鳥の保護。
野生に還った子もいる一方、努力の甲斐なく命を落とす子もいました。

世代交代を含めた厳しい犬の群れ社会の話。
リビングには大型犬が闊歩し、テーブルの上を猫たちが堂々と歩く。

それまで動物は外で飼うものと思い込んでいた多くの人たちを驚かせました。

立つのがやっとの子供が犬ぞりの乗り手になり、
まだ首も座らない子供の顔を大型犬がベロンと舐めって笑いが起きる。
感動する出産シーン。
愛する動物が亡くなり、スタッフが号泣するところまで・・・

全てを写してお茶の間を釘付けにしてきた伝説の番組。

「楽しくって笑う」「感動して涙する」
現存する動物番組のテンプレートですが、
いきものと共に生きる現実はそんな生易しいものではなく、
不慮の事故、理不尽で納得いかない自然の厳しさを感じるシーンもたくさんありました。

これまでの作られたモノとは一線を画する。
まさにドキュメンタリー。生きていること自体がドラマ。

いきものとの共生とは
他の命と共に生きるとは

を常に投げかけていました。

畑正憲

私と同世代かそれより上の世代なら、
ムツゴロウさんと聞いて知らない人はいないと思います。

最近では女ムツゴロウと呼ばれる方や、

次期ムツゴロウと呼び声が高いとされる方もいらっしゃるようですが、

やっぱり、やっぱり、違うんです。

もちろん、上のお二方のご活躍も素晴らしいですし、
尊敬していますが、ムツゴロウ、、、には遠く及ばない。

幼い頃、誰もが憧れた

そんな番組を見て育った世代の人たちの多くが、
「いつか動物王国で働きたい」
と子供ながらに憧れました。

今でも、
「小さい時は憧れて動物王国行きたいと思ってました!」
という方に会います。それだけ、インパクトが強かったんでしょう。

私も、そんな大勢の子供の中の一人でした。

想う人はたくさんいたけど、実現できたのはほんの一握り。
(その経験がその人にとって良かったか、悪かったかは別として)

私が、ムツゴロウ動物王国の仲間として働けたのは、

粘り強い想いと、運。

それだけです。

もう一度、確認です

動物王国と聞いて、
みなさんはどんな姿、どんな場所を思い浮かべるだろうか。

もうみなさんお分かりだと思いますが、
動物王国は、動物園ではな、んですよね。

基本的に、いるのは、ヒトと共に生きてきた家畜たち。

動物園との違い

もちろん、家畜ではない動物もたくさんいました。
シロテテナガザルのナナ、フクロウのチャバ、キタキツネ、アザラシ。
動物園との違いは、
その隣には必ず、ヒトの姿があったんです
象やキリン、ライオンやクマとだって、
自由にヒトと触れ合って一緒に生活できたらそりゃあ素晴らしいけども。
みんなにできるか?と言われるとそういうわけでもない。

それはムツさんとか、ごく一部の特殊な人たちができればいいことで。

今は、環境省が定める動物愛護法があって、
いろんな動物をおいそれとヒトが触れられる所に置いて飼育してはいけない
ことになっているんですね。
もちろん、法律で定めるのにも理由があって、
ヒトに慣れにくかったり、怪我や病気のリスクが高いから、です。
一般の人はまず手始めに、身近な動物との共生から
他のいきものと一緒に生きる、暮らすとはどういうことか、を学ぶべきだと考えます。

だから!身近な動物(家畜)にこだわるんです。

その先に仲良くしたい動物として象やライオンがいても、それはいいと思うんです。
でもまず、家畜から付き合い方を学びましょう?

夢ができた

小さい頃はムツゴロウ動物王国で働くことが夢でした。
幸い、その夢は叶い、仲間入りをすることができました。

でも、今は。。。

昔、私が憧れた動物王国の姿は見られなくなりました。

ムツさんこそご健在でご活躍もされていますが。

私は、
動物園でもなく、ふれあいファームでもなく、動物保護施設でもない、
いきものとの共生を考える場所として、
『動物王国を作りたい』と考えています。

もちろん、ムツさんは言うまでもなく、
先に挙げさせていただいた、篠原かをりさんやパンク町田氏にも
全てにおいて及ばないのも承知。

ただ、多くの人が
「いつか動物王国で働きたい」
と思っていたのと同じように、

「動物王国みたいな場所があって欲しい」
「そういう場所があれば行ってみたい、働きたい」
と思っている人が多くいると思うのです。

果たして、これは、
私が勝手にやりたいと思っている自己満足なのか。
多くの方が求めている場になるのか。

気持ちは、世に問う表現者、アーティストと同じかもしれません。
「私は、これがいいと思うんだけど!!みんなはどう思う?!」
そういうところだと思います。

ご精読ありがとうございました。

ムツゴロウさん, 生きもの

Posted by kyotako

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