自然に囲まれて田植えイベント

2021年6月9日国づくり

田植え！

皆さんのご協力のおかげです！

動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負

連日、田植えの日々が続いています。
先日はボランティアを募集して行いました！

霞ヶ浦には主流な流入河川がなくて、流域にある１０００以上の谷からの湧き水でできています。

霞ヶ浦の現状と課題（国交省HPより）

その１０００以上の谷が荒廃しているのを一つ一つ再生していってます。
今回田植えをするのもその中の一つ。

それぞれの谷津田にはいろんな歴史や物語があります。

金毘羅さん

今回の谷津田の最上流には「金毘羅さん」が祀られていました。
金毘羅さんといえば、四国は香川県が有名ですよね！
昔、歩いて金毘羅さんまで行って、御神体の石をここに持ち帰ったとか。

なんで金毘羅さんなの？？
実は金毘羅さんは船や水運の神様なんです。
昔の霞ヶ浦はこんな感じ

だからこの辺も実は水運で栄えた場所だったんですって。

というわけで、田植え前に金毘羅さんに五穀豊穣を祈ってお参りに。

あ、ちなみにこの素敵な衣装は昔、田植えをする時に女性が着たという早乙女衣装っていうんですって。
せっかくなのでボランティアで参加頂いた方に着てもらいました。皆さん、お似合いです。

めいちゃんも参拝に同行。

あれ？ハイジとペーターですか？

金毘羅さんに到着＆お参り。

いざ！田植えスタート！

一番手前の人の足元を見てください。膝上まで泥がきています。

相当泥深いんですよー

ご参加いただいた、よりこさんのSNSには
「地球と繋がってますか？アーシングしてますか？？」
というタイトルが。確かに、地球と繋がってますよね、これ！
いい表現だなーと思いました。

田んぼにはアメンボ、ザリガニ、タニシ、カエル（オタマジャクシ）、メダカ、ドジョウ、、、いきもののオンパレード。

時折水面がぱちゃんと弾けて泥煙が舞うのはドジョウの産卵。

ランチタイム

待ちに待ったランチタイム！

田んぼで取れた無農薬米と無農薬野菜のスープ

めいちゃんもランチ。

投げ苗

午後はみんなで投げ苗に挑戦
あまりに泥深い田んぼは苗を投げて植えていたとか。

高く上げて苗を立たせるのがコツ。もちろんコントロールも必要。

あの辺、っていう目印（カメラマン）がいると投げやすいね。

この後、苗が飛んできて泥水の集中砲火を浴びることになります。

キジが鳴いていました。

踏み耕

恒例となりつつある、イベント最後の踏み耕。
雑草がはびこる場所を踏んで耕作するというシンプルなやり方。

でもこの泥の中、足踏みをするだけでも相当体力がいるんです。

下半身の強化に最適。でも田植えを終えて疲れた体にはキツイ。

ビフォーアフターでどうぞ。

今回ボランティアでご参会いただいた皆様、ありがとうございました！

これから夏は除草、秋には稲刈りのイベントも続きます。
ご興味がありましたら是非またご参加くださいませー！