風知路を作る
風知路(ふうしろ)を作る
風が知る路
こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
先日公開されたムツさんの動画
図らずも、今やっていること、これからやろうとしていることと
ムツさんが言っていることがリンクすることが多くて。嬉しい。
今後はムツさんが言うことをとことん実行・実践してやろう!と思う次第です。
ザリガニやミミズの解剖とかもやっていきたい。研究所って響きが好き
竹林整備もその一つ。
竹は軽くて丈夫で加工がしやすいため昔は様々なことに利用されていました。
が、軽くて丈夫なだけでなく、腐りやすいという竹の弱点をカバーした、アルミやプラスチックが使われるようになるとヒトは竹を使わなくなりました。
放置竹林は他の植生を駆逐し、いきた森がどんどん失われていきます。
これを整備することで森が再生していきます。
竹を切ると地面に日が差し、陰に隠れていた植物が育つようになり、風が知る路が生まれます。落ち葉が土を作り、鳥や獣が通る道ができれば種が運ばれてくることもあるでしょう。
ただ、竹を切ればいいという事ではなく。竹をなくせばいいという事でもなく。
適度に人が手を加えて整備する事で森を再生することに繋がっているということです。
竹林整備
スタートはこんな感じです
枯れて倒れた竹が将棋倒しのようになっています。
見えているのは真竹。孟宗竹よりは細いけど、枝が多くてかさばるのが難点。
枯れて倒れると周りの竹や植物も巻き添えにしてしまいます。
枝が跳ねて目や顔に刺さるし切っても枝が絡まり、いつまでも引きずり出せない。切った後も場所を取る。
細かく切断して少しずつ取り除いていくより方法がありません。。。タチが悪い。
ぐっちゃぐちゃだったのが、少しずつ・・・
道らしくなってきましたでしょ??
倒れた竹の下から・・・
シュロの若木が顔を出していました。よしよし。
ちょっと見えづらいですが、写真中央に鳥が写っているのが見えますか?
ウグイスでしょうか。
竹にある天然のお酒
以前見かけたこんな投稿
竹伐りの季節。ノコを入れたら大量の水が吹き出し、甘い芳香が立ち込めた。稈の中にたまった糖液がアルコール発酵したらしい。しかも、冷え込みのおかげでシャーベット状。舐めてみた。甘いお酒だ。伐倒したこの稈は重たくて、あちこちの節にお酒が入っていた。天然の酒樽だ。 pic.twitter.com/zHUbZJddVK
— sawagani550 (@sawagani550cc) January 10, 2021
竹からお酒なんてそんな・・・!こんだけ竹を切ってても出会ったことないわ!と、思っていたら!
ふんわり漂う日本酒の香り・・・
ここからだ!
残念ながら液体は見られませんでしたが、香りは間違いなく甘い日本酒のそれです。
ちょっと古いカビが出ているようなこういう竹にできるんですねー。
下流の谷津田に湧き水が現れていました。
以前はこの辺りにため池があったそうですが、今は水が枯れています。
竹は水をたくさん吸うので、竹林を整備すると湧き水が戻るそうです。
この竹林整備、めちゃくちゃ体力を使います。
ご覧のような悪路を乗り越え、不安定な足場の中で竹をゴリゴリ切って、
それをうんしょと引きずり出しては路を作っていくので。。。
ただこれ、今の時期だからいいのであって、夏になったら地獄だなと。
今のうちから少しずつ体力作りをしておかないと!と思いながらやってます。
筋トレ!体力作り!上等!