海とアートと環境問題
中村征夫さんにお会いしてきました!
水中写真の第一人者である中村征夫さんのトークイベントに行ってきました!
サンゴの産卵の話、撮影秘話、、1時間があっという間でした。
大学の教授も同席されて非常に興味深い内容でした。
(開催場所が東大でした)
サンゴが産卵するタイミングはまだ未知の部分が多いそうです。
以前、ムツさんが馬の出産でもうすぐ生まれる!と思ってスタッフを集めたら見事に空振りをした話を思い出しました。中村さんはサンゴで同様の体験をしたそうです。いきものたちは我々の知らない感覚で天候を読み、出産、産卵のタイミングを調整する能力が備わっているんですね!面白すぎる。
実際にお会いできて、少しお話もさせていただけて、本当にいいイベントでした。
その中村さんが魅せられたのが、沖縄、慶良間のサンゴ礁の景色だったんだそうです。
これまで世界中の海を潜り、撮影してきた中村さんが、最も印象に残っているのが、最初に潜った沖縄の海だというんです。そして、今もなお、慶良間に来て潜っているんです。この写真絵本に使われている写真も、慶良間の海です。
そして裏表紙に描かれたイラストを手がけたのが、先日、ライブペインティングのイベントにも行かせていただいた、pokke104さん。
今回のイベント会場にも絵を展示されていました。やはり、慶良間の海に潜ってから、その美しさ、色彩がその後に出された作品に大きく影響しているとおっしゃってました。
多くの著名なアーティストを魅了する慶良間の海。
憧れがますます強くなりますね。
海に潜った時の印象が、「森と同じだ」と。
自然に対してとても感性が豊かな方で、それが絵に表れ、本当に美しい世界を描かれてます沖縄の希少な動物たちが本当に生き生きと描かれていて今にも動き出しそう。こんな美しい世界が地球にはあるんだなと再認識させてもらえます。
自分の語彙力のなさが恥ずかしい。でも、すごいんです!本当に。
こうやってアートを通して、自然や環境の美しさ、守っていこうという気持ちを啓蒙し、表現していくのは本当に素晴らしいなと思います。心が震えました。
それにしても、どうして南の国は、動物、植物、陸上、海の中、、、極彩色豊かなカラフルな世界に満ちているのでしょうか。不思議ですね。
最近、海、それからアートに触れる機会が急に増えました。
いろんなタイミングが重なって、かねてより願ってたダイビングライセンスも来春(3月)に取得する予定となり、全然季節じゃないんですけど、今からワクワクしています。