土を科学する

植物

土を科学する

痩せた畑

動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
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動物王国をふかぼり
2021年抱負

お借りした「農地」

足が1センチくらい沈むような土。ふっかふか。
それでど素人なのに
「いい土なんじゃない?」
なんて知ったかぶり発言をしたのがむちゃくちゃ恥ずかしい。
(写真では分かりづらいかもしれませんが)この時期でも雑草が少ないのです。


植えた野菜が全然育ってない。

比較として同じ時期の近くの畑

この時期は刈っても刈っても雑草が繁茂繁茂。バンバン生えてくるというのに。

この畑はダメだな。土が痩せてるわ
そう、思ってたんです。

でもね、ふと思ったんですよ、
「なんで?」って。

土、ふかふかで柔らかいし、水捌けも悪いわけじゃない。
でも作物は育たない。雑草もあまり生えない。

なんでだろう?何がいけない、何が足りないのか。

窒素、リン、など目に見えない栄養成分、微生物叢、pH・・・どこかに理由があるはず。

これはむしろ再生し甲斐がある、勉強し甲斐がある土じゃないか!
そう、思うようになりました。

土を科学する

土を勉強する。土って一体なんだろうか。
身近すぎて考えたこともありませんでした。

農地の土。一見、何が悪いのか、これだけではよくわからない。

「良い土」とか「痩せた土」とかいう前に、土ってなんでしょう?
砂とか土とかあまりにも当たり前身近にありすぎてちゃんと考えたこともなかった。

とりあえずググってってみる。

土壌(どじょう)とは、地球上の陸地の表面を覆っている鉱物、有機物、気体、液体、生物の混合物である。一般には土(つち)とも呼ばれる。陸地および水面2メートル以下の堆積物を指す。
地球の土壌は土壌圏を構成し、以下の4つの重要な機能を持って生命を支えている。

植物の生育媒体。
水を蓄え、供給し、浄化する。
地球の大気の組成を変える。
(植物以外を含む)生物の住みかとなる。
これら全ての機能は、土壌を変化させる働きを持っている。(wikipediaより

うわ!!って思いました。私。
土とか砂とか同じようなもんだと思っていましたけど、
砂は無機物。土には有機物・生命が含まれているものなんです。
つまり、(今のところ)この私たちが住む地球にしか存在しないものなんですね。
しかも!陸地および水面2メートル以下という。

地球規模で考えれば、超極薄の膜のようなものです。

でもその超極薄の膜、土こそが、生命があふれるこの地球を支えていると言っても過言ではない。

土、すげぇ。

宇宙にはダイヤモンドでできた星があったりして、子供の頃は
うわ!めっちゃお金持ちになれるやん!最高やん!
なんて思ってたりしましたが、ダイヤモンドでできた惑星:蟹座55番星e

なにをなにを。
宇宙で考えれば、有機物・生命が含まれる我らが地球の土の方がよほど貴重で激レアだったんですね!

そう考えると、土が愛おしくなりませんか。

 

この、借りた畑の土壌改良は後にして、もう少しだけ土について掘り下げていきましょう。
(土だけに)

土壌層位

やっぱりネット情報に頼っちゃうのですが、深度によって土は変わってきます。

O層:organic matter
一般的に草原では形成されず森林地域で発生し、通常「林床」と呼ばれている。
ふむふむ。落ち葉とかが重なってる感じかな。

P層:peats
腐葉土とか泥炭の層。O層がちょっと分解された状態のことらしい。

A層:biomantle バイオマントルってかっこいい響きね。
この層位は腐植有機物を含み、生物学的活性が発生する層として知られている。この層では、ミミズ真菌節足動物、植物の根などが多く存在する。

どうやらこのA層あたりを私たちはいわゆる、土と認識しているような気がします。
そしてこのさらに下層のE層やB層くらいまでが、だいたい植物の根が広がるところになる。

勉強になります。土、面白いかも。

先の畑ですが、葉が黄色くなるのは窒素不足ではないか、とのことでした。

馬糞や鶏糞などのたい肥を入れていくことで土壌改良ができるかも。

おまけ。

ヤギ小屋建設地に生えるミョウガ。
私たちが食べているのは花が咲く前の蕾だったんですね!

植物

Posted by kyotako

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