ヤギの植物図鑑1
ヤギの植物図鑑1
食べる、食べないを実際に判定
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動物王国をふかぼり
2021年抱負
身近な野草についてヤギを通じて知っていこうと思いまして、野草一つ一つをヤギに試食させてその結果をみるという試みをしてみます。ヤギの植物図鑑ですね。
これは将来的に馬にも繋がってくると思います。
オニタビラコ ◎
オニタビラコ。キク科の越年草。昔からヤギやニワトリの餌として使われていたものらしい。
茎がポキっと折れて摘みやすい。争って食べます。◎
シラホシムグラ ✖️
ヤエムグラ属の外来種。実際、摘んでみるとわかることですが細かいトゲが密集して生えていて、素手で触るとシビシビした感覚があります。これを嫌がってか、一口食べただけで口をもごもごさせて食べなくなりました。毒性はないようですが食べません。
フウロソウ △
アメリカフウロ、ヒメフウロ、ゲンノショウコなどがある仲間。
(詳細までは同定できず)
ゲンノショウコは「現の証拠」。胃腸薬になる薬草。
ヤギにも効果があるかは不明です、が食べても良い草だと思います。
しかし、この時はオスは積極的に食べたものの、メスはご覧の通り。
評価は△に留めました。
クサギ ○
クサギ(臭木)
臭くてヤギもあまり食べないと紹介されていましたが、うちのヤギはご覧の通り。
しかし、一般的な意見?情報も加味して◎ではなく、○にしておきました。
ヒメジョオン ◎
この時期に花を咲かせるヒメジョオン。花も丸ごと好んで食べます。
キクの仲間かと思ったらムカシヨモギ属。どちらかというとヨモギの仲間。
確かに葉っぱを見るとヨモギに似てる。
ヒメオドリコソウ △
名前が素敵なヒメオドリコソウ。紫の花がよく目立ちます。
でも、、、ご覧の通り、鼻を突き合わせて写真映えはしましたが、食べません。
あまり好まないみたい。
カキドオシ ○
シソ科つる性の多年草。全国で普通にみられるカキドオシ。
ヒトでは食用や薬用に使われることもあるらしいですが、
ヤギたちには大好物というところまではいかない。そこまで美味しくはない様子。
オオスズメノカタビラ ○
「ザ・雑草」ともいうべき、いわゆる、「草」といったらこれ。
イネ科の普通にツンツンした葉の草。今の時期だけ穂が出てる。
多分、昔の日本での牧草と言ったらこれだったんじゃないかと思います。
特によく食べるわけじゃなく、普通。
カラスノエンドウ ◎
時期になると濃いピンクの花を咲かせるカラスノエンドウ。
植物に詳しくない人でもこれはマメ科の植物だとわかりやすいと思います。
ヤギも好んで食べます。
マメ科の植物は栄養価が高く、ある意味で重宝します。
牧草でいうところのアルファルファ、ルーサンと同じような扱いになると思います。
セイヨウタンポポ ◎
言わずと知れたたんぽぽですね。厳密には西洋たんぽぽ、カントウタンポポとありますが、ヤギにとっては同じこと。キク科の植物は好む傾向がありますね!
まだその辺に生えてる草の半分も網羅できていません。
第二弾に続きます!