ヤギの植物図鑑2
ヤギの植物図鑑2
今、草がどんどん出ている時期に
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
新しく草が生えてくるこの時期にしか確認できないのでどんどんやります。
ヤギに実際に与えてみて、食べるか、食べないかチェックする植物図鑑第二弾。
第一弾はこちら
第一弾でも書きましたが、これは将来的に迎える、馬の餌にも繋がって生きます。
早速、レッツゴー
ウシハコベ ○
ハコベの類は見分けるのが困難なものが多いですが(花柱の本数とかで判別するらしい)、おしなべて家畜、家禽の餌として親しまれてきたものであることに変わりはありません。
ウシハコベと名前がついているのはウシに与えていたからではなく、普通のハコベに比べて大きいかららしい。
大きければ「ウシ」、小さければ「ヒメ」、毒だったら「キツネ」、偽物っぽかったら「イヌ」・・・日本の植物のネーミングにはパターンがありますね。
ヘビイチゴ ✖️
草や木と言ってもどの部位を与えるかによって変わってくる場合があります。
例えば、枇杷などは葉は与えてよくても大きな種が入っていて消化不良になるためその実は与えてはいけません。
ヘビイチゴは食用にならないため、毒があると誤解されがちですが、無毒です。
とはいえ、ヤギは食べませんでした。
キュウリグサ ○
近くに紫の小さな花を咲かせていたので調べてみたらキュウリグサと。
別名タビラコというそうですが、前出のオニタビラコとは全くの別種。
与えてみたらそこそこ食べます。ただ、そこまでたくさん生えていないです。
揉むとキュウリの匂いがするとのことでしたが、うーん。
青臭いのはみんな同じ?
アカジソ ✖️
梅干しの着色などに使われるアカジソ。これは野生種というより多分誰かが植えたものでしょう。でも、ヤギは食べませんでした。
アメリカニワトコ ◎
ニワトコの仲間もいろいろありますが、全部、ヤギの大好物です。
やはり、草よりも低木、木の方が好む傾向があります。
ニワトコはその木の皮もむしって食べちゃうくらい好きですね。
ニワトコと聞くとハリーポッターを思い浮かべてしまうのは私だけ?
ニワトコの杖
ウド ◎
ウド、タラノメは山菜で親しまれていますね。共にウコギ科の植物の新芽なので芽だけで並べられると見分けが難しくなるかもしれません。でも、タラノメはピョーンと長く伸びた先に付き、ウドは地面から生えてくるのでそこで間違えることはないと思います。
ヤギは大好物で、通り道にあるウドは丸裸にされています。
オヤブジラミ △
これもよく見かける雑草の一つ。オヤブジラミは「雄薮虱」
これに生る小さな実が、いわゆる、「ひっつき虫」です。
だからシラミと名がついているんですね!
そういえばヴォルガが秋にここを通りかかったときに酷い目に遭ったのを思い出しました。
こいつが原因だったのかー!
ちなみにヤギはオスの方しか食べず、メスは嫌いだったみたいです。
「雄ヤブジラミ」だからでしょうか。
ミズヒキ ◎
「蓼(タデ)食う虫も好き好き」のタデの仲間、ミズヒキ。
タデみたいに苦くて辛い草だって食べる虫はいるんだよーってことですよね。
辛味成分を「タデオナール」と言うそうです。
以外にもヤギはこれ好んで食べていました。
苦くないのかなぁ。
ヤブカラシ ◎
そのしつこい植生もさることながら、花の季節にはスズメバチやアシナガバチを呼び寄せる嫌な草、ヤブガラシ。藪枯らしってこれ自体がヤブじゃないのか?と思っちゃいますが。
ヤギに食べてもらって減らしたいところです。
まだまだまだ!調べ切れていない草がたくさんあります。
そもそも、ヤギが好きだと言われている「木」がまだほとんど登場していないですよね。