虫が苦手な人
怖くなる、嫌いになる理由を考えた
虫が苦手な人
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
ただいま、馬を導入するクラウドファンディングに挑戦中です。
残り10日を切りました!!
いや早いー!今一度、シェア拡散、応援、お願いいたします!m(_ _)m
どんないきものもそれぞれに役割と魅力があって、害虫とか益虫なんていう言葉は
ヒトからみて害なのかどうか、という誠に自己中心的なけしからん分け方であると思います。
しかし、それでも、頭ではわかっていても、嫌なものは嫌。
苦手なものは苦手。
そういう気持ちもわからなくもありません。
なんでそんな生理的に無理!ってことになっちゃうことがあるのかを考えたんです。
そこでたどり着いた一つの結論は、
「異常事態」に対する反応だと気づいたのです。
大きさ
わかりやすいところでいうと、一つは「大きさ」
その人が想像していたものよりもはるかに大きいサイズのものをみると
それは異常事態ですよね、ちょっとパニックになりますよね。
それが、
「うわ!でっか!こわ!気持ち悪!」
で、嫌いになって行くんでしょう。
ただのバッタでも、サイズによってはぎょっとしますよね。
先日、カブトムシを見に行ったところで発見したナメクジは人間の指くらいの大きさがあって、2度見しましたからね、私が生きてきた中でも最大級のナメクジでした。
また、家の中を徘徊するアシダカグモはゴキブリなどを食べてくれる益虫とされますが、
手のひらサイズのクモはさすがに「異常だ」と危険信号を出してしまう。
登場シーン
もう一つは、「登場の仕方」です。
お化け屋敷なんかはわかりやすいですが、いきなり登場するとびっくりしますよね。
心の準備がないときにワッ!と来ると、誰でもびっくりするものです。
最近多いセミも、時々地面に落ちていて、突然、
「ジジジジジジ!!!」
って声が出ると驚く人もいますよね。それが嫌って人もいるでしょう。
先日、ナンテンを見ていたら虫がいることに気がつきました。
最初は葉っぱか何かかと思ったら。アオバハゴロモという昆虫だそう。
綺麗に等間隔でとまっているから葉っぱと間違えた。
そこに居てはいけない
最後は居る場所です。
そこに居るはずのないものが居たら、「異常事態」ですよね。
家の中で虫を見たらびっくりするのもそれが理由です。
先ほど挙げたアシダカグモ、通称「軍曹」は
その「大きさ」「登場の仕方」「出没場所」3つの異常事態が重なります。
そりゃー益虫と言われても受け入れ難くなるのも無理はありません。。
外にいたり、田んぼや畑にいたら虫に遭遇するのは当たり前。
心の準備もできています。
それが、
「家の中には虫なんているはずがない」
というマインドでいるところに虫が出ると、
「はい、異常事態です」
ってなるわけです。
昔の日本家屋は隙間も多く、気密性も低かったので家の中に虫がいるなんて
そうそう珍しいことでもなかったんだと思います。
イメージでいうなら壁ではなく膜。
今の家はそんなことないですよね。
だから虫が嫌いな人が増えるんだろうなと思いました。
対策としては、
異常事態じゃないよ、普通のことだよ、って認識できればいいんですよね。
大きさも、見慣れればいいわけです。
この程度の大きさのものもそりゃいるよね。うん。
登場シーンと登場場所についても、
「これからお化け出まーす」「行きますよー」
なんて言ってくるお化け屋敷は怖くないですよね。
いつでも来るよね、って心構えでいれば大丈夫。
家の中にだっていろんな生き物がいるよ。って心持ちに。
うん、難しいね。
最近出た記事。東大でも研究されているんですね。
でも確かに虫嫌いが環境問題に対する意識の低さを作り出していますね。
最近はビオトープの上を飛ぶトンボの飛行能力に舌を巻いております。
オオシオカラトンボはメスが産卵している間、オスが周りを飛んでいます。
産卵中のメスを護っているのかな?と思いきやそれだけでもないみたい。。。
自分の子をちゃんと産めよ!って見張ってる意味もあるそうで。
一方、隣では真っ赤なショウジョウトンボが空中戦を繰り広げています。
もうね、超高性能の戦闘機同士が激しい空中戦をやっているかのようですよ。
急旋回、ホバリング、そりゃあ見事なもんです。
虫ってすごいですね。。