ヤギの定期検診
獣医さん登場
フィラリア予防
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
先日、獣医さんにヤギを見に来てもらいました。
と言っても、病気じゃないですよ?
犬を飼っている方ならおなじみの毎月のこと。
そう、フィラリアの予防です。
フィラリアは蚊が媒介する寄生虫(線虫)です。
昔の犬猫の寿命が短かったのはこのフィラリアの予防をしなかったからとも言われています。ヤギがフィラリアに感染すると腰麻痺(ようまひ)と言って
運動障害が出て腰が立たなくなってしまうのです。怖いです。本当に。
実はヤギさんたちの放牧場は放置竹林を整備した後の森の中にあります。
ビオトープ(人工池)にいる蚊の幼虫、ボウフラはメダカなどの餌になってくれるのである程度抑えられるのですが、
こういう竹の切り株に雨水が溜まったところはボウフラの格好の住処。
サラダ油を垂らして窒息させたり、節に穴を開けて水がたまらないようにしたり。
いろんな対策をするものの、いずれにせよ蚊が大発生するんです。
ここでビオトープを悪者にしてはいけません。
先に言ったようにビオトープには蚊の幼虫を捕食するメダカなどがいるし、
ヤゴの住処にもなっています。
トンボは蚊を食べてくれる益虫です。
前置きが長くなりましたが、ヤギも犬同様、蚊の飛ぶ時期には毎月駆虫・予防を行う必要があります。
前職でお世話になった獣医さんにお願いして、来てもらいました。
結局、ヤギ用の薬というのはあまり作られてないようなんです。
鶏や牛豚は家畜として多く流通しているので薬もそれなりですが、
こと、ヤギとなると、、、
なのでヤギだけど使う飲み薬は犬用。
お肉の味で食べやすくなってしまっています。汗
ヤギにとっては不味いことこの上ないでしょうね。
体重測定
古いアナログな体重計を使ったので、ざっくりです。
すると、ざっくり過ぎてオスメス両方20kgになりました。
え?こんな見た目大きさ違うのに?
場所を変えて測ったけどやっぱりだいたい20kg
聴診もちゃんとしてもらって。
ついでに爪切りもやりました。(頑張った)
お皿にブロック状の薬を出して、水に溶きながらガシガシ砕く。
粉薬なら水に溶いて注射器で口に流し込めるのですが全然溶けません。
溶けないから注射器では無理です。
ペットボトルで流し込みました。
えぇ、かなり嫌がりましたよ。爪切りもですけど。嫌がるけど君たちのためなんだよ!
次回からは注射で済ませてもらおうと思います。
フィラリアも含めて嫌がられる線虫。
線虫(センチュウ)対策。土壌消毒は効かない⁉
「みんなが知らない、線虫と野菜との土の中での闘い」
がんの匂いを高精度に嗅ぎ分ける“線虫”
面白いですねー!
そうそう、蚊もそうですが、合わせてノミ、ダニの予防も必要です。
どうやら和ハッカやコーヒー粕が効くらしいですがそれはまた後日。
ダニはレジンに閉じ込めてアクセサリーにしてやろうと思っています。