ヤギの植物図鑑3
ヤギの植物図鑑3
今、草がどんどん出ている時期に
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
新しく草が生えてくるこの時期にしか確認できないのでどんどんやります。
ヤギに実際に与えてみて、食べるか、食べないかチェックする植物図鑑第二弾。
カサスゲ ○
田んぼ予定地の湿地帯に群生していたカサスゲ。
素人的にはイネ科のような印象ですが、正しくはカヤツリグサ科スゲ属の植物。
この類の繊維質な草はヤギの大好物。たくさん取れるので干し草にしています。
ガマ ○
刈ったカサスゲにたまに混じる極太の葉。ソーセージのような穂をつけるガマです。
カサスゲ同様、こういうタイプの葉は好みます。ボリュームもあるし、ありがたい。
サンショウ ✖️
この香りをかぐとうな重しか思い出せないサンショウ。
竹林整備後に実生がどんどん生えてきています。
が、やっぱりヤギにはこの香りが強すぎるのか、食べませんでした。
チャノキ ◎
新茶の季節は過ぎましたが、その若い葉を摘んで煎ればほうじ茶に。
チャノキは古い家の生垣にも使われる身近な植物だと初めて知りました。
タネはツバキのような硬いタネ。油が絞れそう。
このタイプのツヤツヤした葉っぱはヤギ、大好きです。
ツバキ ◎
チャノキ同様、ツバキもまたヤギの好物です。
そりゃそうですよね。同じツバキ科ツバキ属ですから。
ここには生えていませんが、おそらくサザンカも好物なんでしょう。
季節には花も食すそうです。面白い。
でも似たような葉っぱのツゲ はどこを見ても「ヤギに毒」と書かれています。
一見毒などありそうに見えませんが、何がヤギにとって毒なのか知りたいところ。
ヒサカキ ◎
ヒサカキは神事で使われる榊(サカキ)が入手しづらい時に代用として使われたらしい。
時期になると枝にびっしり白い小さな壺のような花を咲かせて、なんか虫みたいで気持ち悪い。でもヤギはその花ごとむしゃむしゃ食べていました。
ヒメコウゾ ◎
ヒメコウゾとは?見た感じ、桑の木にそっくりな植物。
紙の原料としても知られるコウゾは桑の木の仲間なんですねー
ミツバ ○
山菜でも人気のミツバ。山に入るとでっかいサイズのミツバが生えています。
いい香り。強い香りでもヤギは好きみたいですね。
ムクノキ ○
竹林整備跡地に生えてきたのを調べたらムクノキでした。
木の葉は総じて好みます。
ムラサキシキブ ○
季節になると綺麗な紫の実をつけるので知られるムラサキシキブも実がないとわかりづらい。これもヤギさんが好む葉です。でもあんまり生えてないからあげない。
ヨモギ △
もぐさや草餅に使われるヨモギはヤギはあんまり好きじゃないみたい。
メスは全く口にしませんでした。
柿 ◎
柿の葉は寿司にしか使われないかと思っていたら、なんと若い葉は煮物に入れても美味しいんだとか。確かに若葉は柔らかくて美味しそう。
いまのシーズンだけかもしれませんが、ヤギは好物です。
栗 ◎
古民家の裏には栗林が広がっていて秋には埋もれるほどの落ち葉とイガに一面覆われます。
来たばかりの頃は栗の落ち葉も食べていたくらい、ヤギの好物。
秋から冬にかけての保存食になりそうです。
まだまだ植物、いっぱいありますね!