食べるものと出すもの2
食べるものと出すもの
草食動物の糞について
前回の記事では収まらなかったので後編です。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
牛ふん、馬ふんはたい肥にされますけど、ヤギの糞はたい肥にされません。
犬や猫の糞もたい肥にしませんよね。なぜでしょう?
犬猫の糞は雑食(肉食)だからかな?とも思いましたが、
雑食であるニワトリの鶏ふんもありますし、昔は人間の糞尿も肥料として使っていたわけです。
犬猫のフンを処理する方法
犬猫の糞は実は、「硬い」ので分解が遅いようです。
だからペットのフンをたい肥にするシステムがいまいち発展、普及しないのかと思います。
かなり前、家庭用のペットの糞を堆肥化する機械がありました。
それ以降、画期的な商品は見ていません。
生分解するうんち袋とかがあればコンポストに入れられるのに・・・と思いましたが。
生分解するうんち袋を調べると、みんなこんな色をした袋が出てきます。
おそらくパッケージが違うだけで中身は同じなのでは?
これはあくまでも推測ですが、通常のコンポストに犬猫のフンを入れるのはあんまり良くないのかもしれません。
分解が極端に遅いのではね。
これらの商品がいまいち普及・発展しないのはそれが原因だと思います。
センチコガネ
思い起こせば、あきる野に動物王国があった頃、
夜にされていた犬の糞を開園前に巡回して拾うのですが、夏場は糞にコガネムシが集って処理してくれていたのを思い出しました。
いわゆる、フンコロガシ、スカラベの類ですね。
これが金属光沢が非常に美しい甲虫で愛好家、収集家も多いとのこと。
ただ!それを飼育するためには安定したエサ(糞)の供給が難しいと。
センチコガネを養殖すれば犬猫の糞の処理がうまくいく?かな。
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微生物を育てる
先日伺った牧場では飼育する烏骨鶏のエサにその土地の土壌菌を混ぜていました。
↑竹林整備の時に出てきた土壌菌の塊。白いカビ、キノコ、菌糸、です。
微生物をうまく利用してエサや糞の処理をするのがベストですよね。
幸い、この千葉や茨城などの温暖な地方はカビ、発酵など微生物には良い条件が揃っています。地の利はある。
ヤギや馬に使うエサは、チモシーなの?
もう当たり前のように流通している牧草、チモシー。
価格:4,290円 |
他にもアルファルファやクローバーなどもあるようですが、全部外来種ですよね。
そもそも牛や馬などの家畜は仏教と共に伝来したと言われており、
当然その時代にはそういった外来種の牧草はなかったはずなんです。
外来の牧草が入ってくる前の日本では家畜に何を与えていたのだろう???
データが少ないんですよ。
ようやく見つけた文献によると、食べる用ではなく、使役用での家畜だったために与えるご飯はそこまでこだわらなくても良かったのだろう、ということらしいです。
むむむ。結局その辺の雑草を中心にあげていたことしかわかりませんでした。
どなたか情報があれば教えてください。
竹が捨てるほどあるので備蓄するほど逼迫はしないと思いますが、雑草サイレージは面白そうです。