養蜂箱置いたよ!

生きもの

ニホンミツバチを捕獲したい

分蜂マップ

動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負

地域によって若干ズレがありますが、そろそろニホンミツバチの分蜂の時期です。
(分蜂:既存の蜂の群れから新しい群れが分かれて独立すること)
この時期に、いわゆる「待ち箱」を用意して、独立した群れを飼育するようにします。

最近では分蜂マップなるアプリまで登場して日本全国の分蜂状況がわかります。
便利な世の中になりました。
ちなみにこの記事を書いている今現在、
九州地方では70件以上の分蜂報告、四国で5件、東海地方で4件、関東3件
となっております。関東のピーク、もうすぐ、来ます!

ただ、飼いならされたセイヨウミツバチと違い、ニホンミツバチは野生動物そのもの。
そもそも飼うのが難しい。でも、何事も挑戦です。やってみないとわからない。
ネットやYouTube、本で情報収集しながらやってみます。

私の場合、この地区の長のような方がりんご園を経営されていて毎年養蜂をやられています。
その方に確認、許可をいただいて初めています。
場所によっては昔から養蜂をやってた人たち同士の「ナワバリ」などがあったりしてトラブルになることもあるらしいのでご近所や自治体に確認するのがベストです。

この集落では、昨年、暑さとダニ、アリにやられて全て居なくなってしまったそうです。

待ち箱を作る

この分蜂の季節に、ニホンミツバチに入ってもらう、巣箱、いわゆる待ち箱を置くんですね。
私の受けた印象では、「質より量」
プロの方でも確実に呼ぶことは困難らしいので、とにかく数を置いてチャンスを増やす。

納屋にあるもので箱になりそうなものを揃えました。


一番手前は本当の巣箱です。
4段を1個置くより、2段を2箱置く方が可能性が上がるので、もともとあったやつを分けました。

奥の2つは、おそらく古い「せいろ」だと思われます。巣箱っぽくないですか?
これを採用しました。

一番左は、背板が腐って廃棄された食器戸棚の引き出しです。
引き出しを互い違いに重ねて巣箱っぽくしてみました。

こんなんで本当に来るのかって?
知りません。やってみないとわかりません。

スノコを作る

調べた結果、どうやら巣箱の中にスノコを引いて、ニホンミツバチの蜜蝋を塗ると、
あ、ここはもともと蜂が住んでいたところなのね!ってことで居つき安くなるんだとか。

こんな感じ。薄い合板で作ってみました。

ところが、です。
大工さんからマッタがかかりました。
この白い材、切るとすごい埃っぽくて必ずむせ返るのだそう。
合板の接着剤か何かが原因かもしれません。蜂にもよくないのではないか?と。

むむむ。

アレを使おう。

アレ、、って雨戸?!
さすが、大工さんの考えることは違う。

ジャジャーン。

あと、納屋整理で見つけたスノコ。おそらく蒸し器とセットだった?
これもちょうど良いサイズ。利用しない手はありません。

これにミツロウを塗っていきます。
ミツロウもニホンミツバチのものでないと、意味がありません。

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ドライヤーで板を温めながら、塗っていきます。
どれくらい塗ったらいいか?わかりません。適当です。

本当はこれに、誘引するフェロモン系のものを用意するのがいいのですが。
キンリョウヘンという蘭の仲間がニホンミツバチを誘うフェロモンを出すそうです。

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しかし、これをちょうど分蜂の時期に花を咲かせるのがまた困難で。
このフェロモンを分析して作られたのが、ルアー、いわゆる疑似餌ですね。
待ち箱ルアー

た、、、高い、、、汗
さすがにこれを10個近くも買って用意するのは厳しい。
あとは天に運を任せよう。

1.古民家裏1

もともと置いてあった場所の一つ。先人が作ったものなので、しっかりしてます。

2.古民家裏2

こちらももともと置いてあった場所。1と近いのですが、まぁよしとします。

3.古民家前の畑

古民家の前に広がる畑。その一角にご覧のように低木があって茂みになっているところがあります。

この場所、隣に木もあって野鳥(スズメとか)がよく集まっているんですが、、、
ダメかなぁ?

4.第二古民家

私が住む古民家(納屋)から数百メートル離れたところにもう一軒古民家がありまして。

その納屋の軒下に一つ置いてみました。

5.大工さんの畑

古民家から少し離れたところにお世話になっている大工さんがやってる畑があるのです。

6.谷津田竹林整備跡

果たしてこんなところに、、汗
とは思いますが、同じ場所に何個も置くより場所を変えたほうがいいとのことで、
古民家と谷を挟んで向かい側、竹林整備跡の森の手前に設置してみました。


地面に近くすると、アリと暑さでやられるらしく、高ければ高いほどいいそう。
蜂にとっては地上4メートル5メートルでも関係ないですが、それだと管理が難しい。

7.8 みんなで借りてる畑

みんなで共同で(個人的に)借りている畑に二つ、置かせてもらうことにしました。
写真はありません。

9.もう一つの谷津田

これも写真はありませんが、数キロ離れたもう一つの谷津田の森に一つ設置しました。

合計9個。素人なら、入る確率は1割程度とのこと。1個入るか、入らないか。さてさて。

生きもの

Posted by kyotako

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