新しい教育のカタチ
これからの教育を考える
義務教育学校
こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
先日、古民家近くの学校に案内していただきました。
ここは「義務教育学校」つまり、小中一貫校なんですね。
もちろん、公立校です。
少子化もありますが、教育のカタチも変わってきているということですね。
初めは本当に驚きましたよ。
9年1組ってすごくないですか?中学校三年生ってことですよね。
階段の踊り場には、SDGsの掲示が。もうここまで来ているんですね。
小中一貫にすることでカリキュラムも効率できるし、交流や行事も変わって来るそう。
本当はその地域で育った、学校の卒業生が先生になるのが一番いいんですよね。
歴史や文化などにも触れて教えることができるし、何より愛校心がありますから。
しかし、ご存知のように、学校の先生は5年前後で転勤になるのが普通です。
1人の先生にその意識があったとしても、学校や校長、PTAや教育委員会の方針の方が
圧倒的に大きいでしょうから、自由にできることも少ないですし、
ようやく地元に馴染んで来たと思った頃にはまた、転勤になってしまいます。
地域に根ざした教育なんてできないですよね。
だから!学校とは別の地元の協力が欠かせないんです。
オンラインで海外と
この日はインドネシアの学校とzoomで繋いで交流授業が行われていました。
○✖️クイズだったり、絵を当てたり描いたり。。
英語を使って海外の子達とコミュニケーションです。
すごい時代になりましたね。
クライマックスはクラス全員でダンスを披露して終了。
画面の向こうのインドネシアの小学生も一緒になって踊ります。
曲はBTSの『Dynamite』やNiziUの『Make you happy』(縄跳びダンス)です。
これなら確かに、インドネシアの子達も知っています。
国際化なんてもう当たり前の世の中になってきているんですね。
小学校に来てカルチャーショックを受けるとは思いませんでした。
ムツさんの塾
学校が受験ゲームをクリアするテクニックを教えるだけの施設になったのは最近の話ではない。ムツさんの著作で学生の頃に塾のアルバイトをしていた話が載っています。
生物を教えていたのに、生徒たちは「覚えられない!」と愚痴る。
ムツさんは
そこに感動と体験がないから、
「覚えなければならないもの」
になってしまっている
ことに気づく。実体験が重なればそんなことをしなくても勝手に頭に入ると。
授業で解剖や実験を多く取り込んでいった結果、生徒は生き生きとしはじめるが、
上層部や保護者からの理解が得られず、クビになってしまう。
生きる
こちらも私のお気に入りの一冊。アメーバの飼い方、カエルの産卵が書かれている。
ミミズやザリガニ、カエルの解剖、アメーバの飼育・・・
ムツさんのやろうとしていた塾。私自身もやってみたかったことだ。
大切だよね!いいよね!とむかーしから言われているのに、なかなか実現されていないし、
相変わらず受験にパスするための授業・教育が席巻しているのはなんなんでしょう。
骨の学校
自然をフィールドにしていると、野生動物の亡骸に出会うこともあります。
このまま放置しておくのももったいないから、骨格標本を作りたいなと思いました。
釜で煮るとか、土に埋めるとか、やり方は色々聞いたことはありますが
実際にやったことは一度もありません。
そこで、今回買った本がこちら。オススメ度★★★★☆
埼玉の高校の先生が書かれた本です。
具体的な解剖や標本の作り方というよりも、標本作りのエピソードが中心に書かれています。
非常に面白い。
学校の生徒たち、卒業生たちも部活動のような形で骨格標本作りをしていて羨ましいなぁと。私もこういう高校に通いたかった。海でクジラの骨を拾う話も面白い。全国に骨を拾いに行ってるんですね。骨の世界が広がります。生徒や近隣住民も協力的で交通事故で亡くなったタヌキがいるとすぐ連絡が来るとのこと。うん、そういうの、いい。いい環境ですよね。
大きな動物はどうやって煮るんだ?と思ったのですが、ドラム缶を使えばいいそうです。
そういえば、納屋でドラム缶、見たなぁ。竃もあるし、、やれる環境は揃っている。
納屋一階は真っ暗だから実験や観察の光のコントロールもできますし。
骨格標本作りの魅力が満載で、意欲はより高まったのですが、
具体的な方法についての記述はあまりなかったので、★4つに留めました。
勉強します!
納屋生活に向けて
研究室?実験室?部活?塾?
なんかそんな雰囲気にしていきそうな納屋ですが、そこで生活していくために少しずつ慣れていくようにしています。
先日、ヴォルガを連れて納屋に泊まりました。これまで一度も外泊経験がないヘタレなヴォルガ。このままにしておいてもいい方向には進まないので、数をこなして慣れてもらうしかない。
日中は仲間と炭火焼、藁焼きを楽しみました。
人見知りも少し解消。
藁焼きのチーズ、カツオは大変美味!これはハマる。
夜は納屋に貼ったテントで就寝。
ヴォルガは不安でなかなか寝付けなかった様子。
蓮は早々に寝袋に入り込んで寝ちゃうし。笑
犬がいるとテントの中の暖かさが違いますね!!