生き物調査
谷津田の生物調査
生き物調査の目を持つ
こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
普段管理をしている谷津田で、生き物調査に行きました。
雲ひとつない快晴
足跡
谷津田の田んぼは水源が湧き水なので、冬でも水を抜かず、残っています。
(稲刈りのタイミングで水を抜いて乾かして機械を入れるのが普通)
水が残っているのでいろんな生き物にとって重要な生息地になっています。
泥があるので、足跡が残るんです。
この小さな可愛い足跡はイタチ。
指(爪)がはっきりしているこれはアライグマ。
これはシギ(鳥)の足跡。
上流の畑には猫やウサギの足跡も。
足跡で生き物を見分けられるようになりたい。
田んぼの質
隣同士の田んぼであっても、、、
こちらは泥が深くぬかるんでいて、植生が少ない。
一方こちらは地盤がしっかりしていて、田んぼに植物が生えてる。
全然違うんですね!見られる植物もそれぞれ違う。
↑タネツケバナ(一応食べられることができる野草)
↑タガラシ(有毒)
森の植生
谷津田の脇の森に行くと
これはおそらくアカゲキクラゲ。
こちらはクリタケ?かなと思ったのですが、時期が合わない。
エノキタケではないでしょうか。
ヤブニッケイ、、(だったはず)
ユズリハかな?赤い柄が特徴的
名前忘れた!
この樹なんの木
木ってなかなか見分けるのが難しいですよね!
特徴的な花とか実がつけばまだしも。
「この樹はなんの木でしょう?」
ってクイズみたいに出題されたりしましたがー
枝先がフワーッと細ーくなってるのが特徴的。。
ケヤキのような。
正解は・・・アカメガシワでしたー!
って言われても、その名前、初めて聞きました(汗)
全然、「あー!それかぁー!」って感じにならないんですね。
ヌルデ、だったかな?ヌルデで変換すると白膠木って出て来る。。
ハンノキ?
センダン?
ケヤキ、シラカシ、アカマツ、ムクノキ、ヌルデ、ハンノキ、センダン、、、
全然わからん!もっともっと勉強しなければ!!
小さい生き物たち
午後は田んぼにタモを入れて小さい生き物たちを調査。
トキのエサになる生き物たちがいるかどうかを調べます。
泥を小川で落として有機物だけをバットに開けます。
パッと見、何もいないように見えますが、
ザリガニ、ゲンゴロウ、メダカ、タニシ、ミズムシ、ガガンボの幼虫、アカムシ、ヤゴ
などが見られます。多くの生き物たちが春を待っているんですね。
ヤゴのお尻の突起の有無でシオヤトンボかシオカラトンボかを見分けます。
顕微鏡を使えばミジンコやゾウリムシ、アメーバなんかもたくさん見られることでしょう。
ガサガサを入れる場所によって見られる生き物が全く違うのも新鮮でした。
いきものは奥が深すぎる!