時代を切り開く者たち

国づくり, 書評, 犬猫

生き物の真理

ダーウィンの進化論

最も強い者が生き残るのではなく、

最も賢い者が生き延びるのでもない。

唯一生き残るのは、変化できる者である。

進化論で有名なダーウィンの名言として残されている言葉ですが
実際は、そんな言葉を言った記録はないようです。

ガラパゴス諸島

真偽のほどはさておき、言ってることは核心をついています。

変わらないために変わり続けるんだ


久しぶりに友達に会うと、
「昔から変わらないなー」
と言われることがよくあります。
でも、実際、細胞レベルでは毎日毎日入れ替わっていて
数ヶ月くらいで全部の細胞が入れ替わるようになっています。
前にその人にあった細胞はとうの昔に新陳代謝され、
「今ここにいる私」を形成している細胞は

まったくの「初めまして」なのです。

劣化して壊れる前に、
みずから壊して取り除き、
次々と新しいものに取り替えている。

生き物はすごいことをやりますよね。
動的平衡をご紹介した時の記事参照。

時代の変化を嘆く暇があったら変わろう


ちょっと前までは、AE○Nなどの超大型商業施設が優勢で
付近の個人商店は集客を奪われ、次々と潰れていった時代が確かにあった。

でも、世は栄枯盛衰
その時代も終焉を迎える時がきている。

人口減少、少子高齢化。
ファミリー向けの巨大施設は一つの建物にはなっているものの
端から端までは一つの町くらいの大きさはある。
それを「一箇所に」集まっている、と言えるだろうか。

そこを歩き回って買い物をする体力と効率。
果たして「効率がいい」のだろうか。
もっとも効率がいいのは「ネット」だ。

個が活躍する時代、個性を出していいよ!っていう時代。
このみが細分化されてきているこのご時世に
「みんなが共通して必要なもの」を集めきれるだろうか。

タイタニックのようだ


パニックで泣き叫ぶもの。
それに気づいて冷静に脱出口を探し動き出しているもの。
ただただ絶望し呆然とするもの。
諦めて歌いだすもの。
今の世はタイタニックか。

どの選択肢も間違いとは言えない。
うちの両親なんかの世代では
諦めている人たちも多いのかもしれない。
それもまた一つ。
というか、シャッター街の原因はそこが大きい気がします。
手を伸ばせば希望はあるけど、そこに手を出さない人たち。
気持ちはわかる。

道を切り開くには膨大な勇気と体力が要る。

脱出を図る「主人公」たち

先の商業施設に戻ろう。
もう、便利さや効率、価格で集客できる時代は終わった。
では何に対して人は集まるのだろうか。

私はやっぱり「人」と「ストーリー」じゃないかなーと思っています。

潮見skippers’


むちゃくちゃ美味しいハンバーガーのお店。
というだけなら他にもあるかもしれない。
けどこの店主はその愛想が溢れる笑顔からは
想像もつかないほどの戦略家だ。
(ということが最近わかった)
サブスクリプション、価格設定などなど
様々なチャレンジを続けて日々アップデートを実行している。
こういうお店こそ「生き残っていく」のだろうと思う。

ぼくらのて


今年の10月にできたばかりの施設。
ドッグラン、ドッグカフェを運営しながら保護活動も始められるとのこと。
素人が集まって手作りでやっているのが逆に「いい」。
YouTubeなど様々なツールを使ってその施設が出来上がるまでの
過程=「物語」をうまく出している。
クラウドファンディングを使って「みんなで作ろう」という姿勢がファンを作る。
これからの活動、活躍に注目したい。

長沼精肉店


老舗の昔ながらのお肉屋さん、という感じ。コロッケ、メンチカツなどお惣菜もいっぱいあって
やっぱりどれも美味い。

先の潮見skippers’でのイベントや、今日明日で行われる
えんとつ町のプペルVRin川越

のランチボックスを作るなど、ただの昔のお肉屋さんに止まらない。

そうなると、千葉から出かけたついでに
寄ってみようかな?と思うのが人情。

やはりこれからは「ヒト」検索。

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Posted by kyotako

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