人生に役立つ授業

国づくり, 書評

灰色の時代

第一志望は、ゆずれない駿台予備校

本当に昔の昔の昔の話。
獣医を目指して灰色になりながら
勉強していた時代がありました。

獣医にはなれなかったけれど
動物王国の仲間入りの夢は叶った。

2004年北海道の動物王国にて

それはさておき。
予備校の中でも難関を目指すコースでは
人気講師が名講義を行う。

「○○の英語はすごい!」とか
「■■の現代文は超人気ですぐ席が埋まる」とか
予備校生の中でも話題になる。

その中でひときわ異彩をはなっていたのが西岡康夫講師その人である。

うわ!数学!ダメダメ!苦手苦手!
自分の人生に数学なんて必要ないし!

と思った方、もうちょっと待ってほしい
西岡の数学(敢えての呼び捨て)は違うんです!

そもそも何で予備校の授業?

突然どうした?

そもそもなぜ今になって予備校の授業?
そもそもなぜ今、数学の授業?

決して受験シーズンに乗ったからではありません。

西岡の「問題を解く授業」は数学だけにとどまらないのです
(怪しい教材販売セールスみたいになってきた汗)

ここからが本題!!

天才は生まれた時から天才じゃなかったはず

同じ人間、同じ脳みそ

前回の記事で天才ってすごいよね!と言う内容を書きました。

発想が本当にすごいんです。
様々な議題、問題に対して、
いろんなアイデア、解決方法を出してきます。
重要なのは

多くの人が納得している

ということです。

答えを聴いた他の大勢の人たちの反応が
「え?そんな突拍子もない答え?意味ワカンないわ」
にはならないで、
「あー、確かに!」
ということばかりだ、ということなのです。
(全てそうだというわけではありませんが)

理解されなければ賛同者は集まらないですよね。
天動説を唱えたガリレオは処刑されましたし。

みんなの頭の中にも
同じような感性や考え方はあらかじめ備わっていて、
「こうなんじゃない?」と言われて、
「あー!確かに」と気づく。
そういう風になっているんじゃないかな?と思ったのです。

なんでそんなの思いつくの?お前天才じゃね?
(なんでそんなことを思いつかなかったんだろう自分はバカだなぁ)

同じような体験を昔々のそのまた昔にしていたんですよね。。。
ホワホワホワホワ(思い出すときの音)

偶然、たまたま、思いついたやつが勝ち?

問題解決は運ゲーなのか?

これは試験問題を解くときにも似ていて、

「あ!前に同じような問題を解いたことがあるぞ?」とか
「あ!こんな風にしたら問題が解けるかも?」と

運よく思いついた人が点数を取れる、運ゲーなんじゃないの?

という状況と似ているな、と思ったのです。

西岡講師は言いました。

過去に似たような問題を解いたことがある!
という方法で問題を解いていくと、破綻する。


2枚の中から1枚選ぶのは容易だけど
100枚の中から1枚を選ぶのは大変だ。
過去の似たような問題という=「カード」
が増えれば増えるほど不利になる。
勉強すればするほど不利になってしまう。

何より、同じ問題は二度と出ないと思った方がいい。

グサグサ刺さってきませんか。
確かに、確かに。。

西岡先生はこう言ってました

「1つの問題を解くための10の方法でなく10の問題を解く1つの方法を教えたい」

便利な世の中になりまして。
そんな西岡先生の授業をYouTubeで見ることができるんですね。

西岡の授業にいろんなヒントが隠されていると
今になって思い出してきました。

以下、備忘録。

これらを掘り下げていけば
自分も様々な「問題」に対する「答え」を
見出せるようになるかもしれない。

また数学勉強し直そうかな。。
機会があればこれらも噛み砕いて出していこうと思います。
なんせ、西岡の表現は、くどい!クセが強い!

西岡の「判断枠組」

「定性」と「定量」:認識的アプローチ

抽象的なものはわかりにくい。(定性)
具体的な数値を入れてみればいい(定量)

「分析」と「総合」:解析的アプローチ

デカルトは言った。「困難は分割せよ」と。
分けて個別で解決させてから合わせればいい。

「帰納」と「演繹」:還元的アプローチ

これはビジネスシーンでもっとも使われる。
リクナビのサイトをリンクとして残しておく。

国づくり, 書評

Posted by kyotako

1つ星 (1 投票, 平均: 1.00 / 1)
読み込み中...