ニホンミツバチの採蜜に使う道具
ニホンミツバチの養蜂
4月に千葉から茨城へ
2023年4月、ご近所の養蜂家からニホンミツバチ一群を箱ごと頂いて千葉から茨城に運んだのでした。その時の様子はこちらの記事をどうぞ。
それからはや、3ヶ月・・・
毎週1回は様子見とメンテナンスで巣箱に通う日々。
その様子はインスタグラムのライブでお届けしています。
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★メンテナンスで行うこと
・蜂の様子を観察
数は十分か、花粉を運び込んでいるか、病気になっていないか、など
・巣箱の底を開けて中を観察する
巣は大きくなっているか、蜂の数は多いか
・底板と中の清掃
汚れているとそれを狙って蜂以外の生き物が寄ってきてしまう
ダニ、スムシ対策スプレー
・周辺環境の観察
7月梅雨。
本格的な暑さを迎える直前の頃、巣が大きくなりすぎると、暑さでミツロウが柔らかくなり、巣が落ちることがあるそう。「巣落ち」と言うそうです。巣落ちに女王バチが巻き込まれて死んだしたら、全滅します。
なので、本格的な暑さを迎える前のこの時期に、採蜜して巣を軽くすることにしました。
重箱式ニホンミツバチの採蜜
重箱式ニホンミツバチの巣箱からの採蜜は、
この重なっている箱の最上段を横からズバッと切って取る作業になります。
最上部にハチミツの貯蔵部、下の方に幼虫やサナギの飼育スペースになります。
巣が十分成長していたら、最上段はハチミツだけになるんですね。
必要な道具を揃える
便利な世の中になったもので、いまは採蜜する方法や動画がネットに上がっています。
ミツバチの先生に聞いたり、動画を見たりしながら必要と思われるものをネットで揃えました。
・防護服
まずは防護服。そんなに高いものじゃなくていいみたい。
手袋の方は針を通さない分厚いものが良いらしい。
・救急
こちらは多少高くてもしっかりしたものを用意したほうがいいです。
・カットツール
養蜂用のヘラ(ハイブツール)とか色々有りましたけど、実際、カッターが一番役に立ちました。
・ワイヤー
最上段の箱を切り離す用のもの。箱と箱の隙間に挟み込んでワイヤーで切る。
私は0.3mmのを使いました。
・箱と底上げするもの
切り取った最上段の巣箱をどうする?って話で、一旦、箱にしまってから蜜をゆっくり絞らないと。
ということで、巣箱がすっぽり入るサイズの箱と底上げ用のカゴを用意。
箱の中にカゴをひっくり返して置いて、その上に巣箱を置く。
それでもってちゃんと蓋が閉まるようなサイズ。(探すの苦労しました)
ハチミツに触れる金属はステンレスがいいそうです。
・ブロワー
ハチたちは巣にびっしりついています。切って箱に入れてもそこにたくさんのハチが付いていたら作業になりません。
ハチたちをどかすツールとしてブロワーが必要になります。電源もないのでバッテリー式のものを。
・ミント
ハチをどかす道具としてミントのスプレーが優秀でした。
ブロワーもいいですが、ピンポイントでそこ、どいてーって時にスプレーでピッとやるとどいてくれます。
売ってるやつより自分でミント育てて作ったほうが安心ですね。
・糖度計
ハチミツの糖度を測るのに必要。必ずハチミツ用のを選ばないとダメ。
・網
ハチミツを濾す、網。農業用の玉ねぎとかを入れる網がちょうどいい。
道具編は以上です。次回、いよいよ採蜜編です!