夢の話

ムツゴロウさん, 国づくり

いつからだったか

動物王国との出会い

動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負

私が動物王国、ムツさんと出会ったのはいつだっただろう。

まだ中学生くらいだったと思うんです。最初に読んだ本はこれ。

衝撃を受けましたよね。お茶の間で見た「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」で見る、動物好きの変なおじさんではなかった。そこからの私の半生は動物中心に生きるようになって来たんだ。

私の不器用人生の始まりです。
いきものと暮らすと決めた、「業」というんですかね、宿命というか。
それは決してまっすぐで楽な道のりではありませんでした。

前職では、単身で犬と猫を飼いながら勤務していました。

単身なので通常なら独身寮に住むはずが、犬猫がいるのでそれもかなわず。
自身でペット可物件を探し回って勤めて数年は家賃を自腹で払っていました。
独身寮なら月1万円で済むところが、月6、7万の出費です。
借りる際の敷金・礼金ももちろん自腹。

さらにさらに、「会社から実力を認められて」といえば聞こえはいいですが、
10年で7回の転勤は平均で3年に1回と言われる回数の倍の頻度。
もう、稼いでも稼いでも引越し貧乏ですよ。

いきものにはお金がかかると言われますが、餌代とか直接的なものよりも時間的な拘束だったり移動が難しかったりそっちの方の負担の方が大きいってことですね。

転勤の手当として単身世帯の最低限の引越し費用は会社から支給されますが、犬猫を連れてとなると荷物の量も往復の回数も1回では済まない。足が出る分は当然自己負担です。
家族ともなればまた会社からの手当もあったでしょうけども、

犬猫は扶養家族なのに扶養家族としては認められない

思えば、東京ムツゴロウ動物王国時代も生活レベルはかなり低かったですね・・・。
(一生懸命働くんだけどなかなかお金が稼げない、貧乏性はこの頃からか!)

そんなこんなで、「いきものたちと暮らす」「動物優先」を選択して生きてくると、特に経済面においては他よりもかなり不利な状況になるものなんです。いつの間にか自己負担・自己犠牲の領分が大きくなって行ってしまうんです。そう言う癖がついてしまっているともいえます。動物と一緒に貧乏神も背負い込んでる感じ。自分でそれを選んでしまっているんですけど。それがいまでも続いています。

そうだとしても、もう少し器用に、要領よく、生きれたらいいのになぁと思う次第。

 

「いきもの相手だから」

この言葉の重さですよね。

この地球に誕生した時点で、自分もいきものの一つですし、私だけが特別じゃなく、すべての人も他のいきものと関わって生きていく以外の選択肢はないはずなんです。意識してないだけでみんな「いきもの相手」なんですよ。

そのシンプルかつ、当然ともいえることが、人間社会を通してみるととてもとても難しいものになってしまっているこの矛盾。

『動物王国動物王国言うてるけど、お前のそれはなんなんだ?理想郷だかなんだかわからんけど、ふわふわしていてよくわからん』

私は夢(桃源郷・理想郷・竜宮城)に魅せられてたのか。
まだ覚めぬ夢を見続けているだけなのか。。

 

いや、理想郷は実在した!

新しく目指す形はこれだ。動物王国2.0だ。

夢は進化する。

ムツゴロウさん, 国づくり

Posted by kyotako

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