馬のしつけ、犬のしつけ

ムツさん, 国づくり, 犬猫, 生きもの

馬のしつけ、犬のしつけ

多くの動物と接すること

ムツさんに教えられてきたこと、それは「専門家になるな」と。

例えるなら
日本にこだわりすぎて他の国を知らない。
海外の文化に触れて、初めて「日本」という国が見えてくることも多い。

物事の「半分」しか見えていないのと同じだ。
犬も、猫も、馬も、、、多くの動物をみるからこそ、
その動物の特性が見えてくる部分もある。

これまで、多くの犬のトレーナーと会ってきましたが、
猫に関してはほとんど無知だったり、
扱いすら素人以下だったりすることが多い。

犬や猫はヒトよりも小さい場合が多いので、
ある程度強引なやり方、力技が通用するかもしれませんが、
牛や馬などヒトよりも大きい動物を相手にすると、力技は通用しません。

前回に引き続き、こぱちゃんに馬のしつけ方を聞くことで
犬との共通点、相違点を深掘りしていきます。

馬のしつけ、犬のしつけのトークインタビュー、どうぞ!

解説

馬のしつけ方

犬同様、100頭いれば100通りの育て方があると思っていい。
犬にも言えることですが、
犬種、馬種によって向く、向かないがある。
しつけ方、考え方も変わってくる
ということ。

「犬種によってしつけ方は違います!」
これをちゃんと言っている(理解している)
トレーナーさんがどれくらいいるだろうか。

みなさんがお世話になっているトレーナーさん、
全ての犬種を同じようにトレーニングしようとしていないでしょうか。

プードルにはプードルの、
チワワにはチワワの、
柴犬には柴犬の、
特性や接し方、しつけ方があると考える方が普通です。

馬も同じなんですね。

離乳のタイミング

犬猫では2020年6月1日から動物愛護法改正法が施行され、
生後56日齢未満の子犬子猫の取引が禁止されました。
いわゆる「8週齢規制」ですね。

馬はどうなんでしょう?
法的なものはなさそうですが、慣例として
「だいたいこのくらいに離すべきだ」
というのはありそうですね。

こぱちゃんが買った馬の子は
「2歳くらいまで群れにいた」
ということだったので、長く群れの中に放置されていたがために
「ヒト慣れ(社会化)のタイミングを逸してしまった」
ということかと思います。

離乳と社会化のタイミングは早すぎても遅すぎてもよくないということ。

これは脳の発達と社会性の問題。

馬と犬の違い

これまでは馬と犬の共通点が目立ちましたが、
敢えて違う部分を挙げると。

犬は愛情たっぷり、愛玩犬として育てるのも一つですが、
馬はやはり調教して、最低限乗れるようにはしないと。

乗馬経験がある方ならわかると思いますが、
優しい気持ち、可愛がるだけ、甘やかすだけ、では
馬をコントロールできません。
支配するというと乱暴に聞こえますが、
気持ちを上に乗せるというか、馬をリードする気持ち。
そういう心構えが必要になります。
ある種の緊張感も必要になってきます。

「馴らす」ことは必要だけど「慣らす」のはよくない。
非常に微妙なニュアンスですね。

しつけとは

しつけはテクニックの積み重ねではありません。
これは犬も、馬も、同じですね。

「手綱を右に引けば右に曲がります」
「両手綱を引いて『どう』といえば止まります」

というのは「犬にオスワリをさせる方法」を学んでいるような感じ。

それだけでは馬の扱い方、犬の扱い方を身につけた、とは言えない。

入り口はそこで十分だと思いますが、
本質は、生き物と心が通じ合った瞬間は、もっとその先にあるよ!
ということですね。

本質を得る為には普段のお世話から馬装、馴致を経験する必要があります。

まだまだ技術習得ばかりが先行してしまっていて、
そういうことを経験できる牧場、乗馬クラブは少ないと思います。

こぱちゃんの活動を今後も応援していきたいと思っています。

次回は「ホルターブレーキング実践編!」

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Posted by kyotako

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