地球号
2022年3月 沖縄でみてきた生き物たち
いきものはみんな繋がってる
2022年3月沖縄に行ってきました。
たくさんのいきものたちと出会い、この素敵な地球を後世まで長く残していきたいと強く感じました。
こういう体験が、自然を、環境を大切にしようという心を育てるのだと思います。
末吉公園(本島)
まずは那覇にある末吉公園に。
こんな都会の真ん中にジャングルのような手つかずの自然、まるで植物園のような公園があるなんて素敵ですよね!植物好きにはたまりません。
キジムナーが住むと言われるガジュマル。
迫力が違います。
それに絡みつくモンステラのような葉をした植物
もうジャングルそのものですね
昼行性の蛍を発見
沖縄旅で最も目にした鳥がカラスとこのイソヒヨドリ。
声もとても綺麗だし、見た目も鮮やか。
なんか踊ってたみたい
青とオレンジのコントラストが鮮やかですね。
阿嘉島
慶良間といえば、ケラマジカ。慶良間諸島に住む亜種ですが、阿嘉島ではまるで野良猫のように、普通にその辺にいるから驚きです。
阿嘉島はのんびりした空気が最高。ゆっくり癒されにきたいところ。
ハート型のお尻は個体差があってキュート。
沖縄といえば、石垣。
自然の形を生かしてここまでピッタリした石垣を作り上げる昔の人は本当にすごい。
阿嘉島の港にある、「シロ」の銅像。
阿嘉島と座間味島は映画、マリリンに逢いたいの舞台となった場所です。
慶留間島
阿嘉島の隣、慶留間島は橋で繋がっていて車で渡れる島です。
途中、誰もいないビーチで足を浸す。
「浄化」て言ってました。沐浴に近いイメージですね。
心も体も清められるような美しい海。
潮水もベタつかずサラッとした感じ。なんででしょう?同じ海なのに。
プランクトンとかが少ないからでしょうか。
沖縄は御嶽(うたき)など独特の文化、宗教観があるのがまた魅力の一つですね!
堤防を車で走っていたら海から何やらもたげる首らしきものが見えて・・・
なんと!ウミガメを見ることができました!
もう竜宮城ですよ!
この透明度だからこそ、ですよね。
ゆーーーーーったり。超!癒し系です。
この時はむしろ私たちに興味を示して寄ってきた感じがしました。
ウミガメー!好きー!
座間味島
3月の慶良間諸島オススメは何と言ってもホエールウォッチング。
今回の旅の主目的の一つ。
通常、ザトウクジラは餌となるプランクトンが豊富な冷たい海に棲んでいますが、子育ての時期だけこの沖縄の暖かい海に来るのです。母クジラはほぼ、飲まず食わずで子育てをするそうです。
ホエールウォッチング・・・というかクジラを生で見ること自体、初めてのことでした。
この大海原でどこから鼻(背中)を出すかわからない状況で、瞬時にクジラを発見し、露出とピントを合わせるのは本当に至難の技です。写真は難しい!
写真撮るよりも、生で見る方が絶対オススメ!
母子クジラ
クジラの鼻の穴は2個(イルカは1個)
背中と潮吹き(ブロー)が見られて、よかったーこれで見れたわ。と思っていたら!
突然なんかのスイッチが入ったかのように子クジラがジャンプ!
遊んでいるようでした。テンションが上がって「わーい!」って言ってる感じ。
すると、なんとそれに続いて母クジラまで!迫力が全然違う!
目が見えますね!かわいい!
大迫力のジャンプ。こんな目の前でやってくれるとは。
天気も最高で、こんな近くでブリーチングが見られるなんてとてもラッキーでした。
ホエールウォッチングはクジラにとってストレスはないのかな?と正直思っていたのですが、この穏やかで温暖な海で、ほとんど移動せず、のんびり泳いで、こうしてたまに遊んでいる様子が見られることからして、ほとんどストレスは感じていないと思います。安心しました。
本島(やんばるの森)
本島北部のやんばるの森も探索してきました。
シロガシラ
セッカ
鬱蒼と生い茂るジャングル。ヘゴの木がジャングル感満載です。
この中央の木によくアカショウビンが止まっているらしいです。
憧れの鳥、アカショウビン。この時も鳴き声だけがジャングルに響いていました。
ヤンバルクイナは姿を見ることはできず、声だけ聞くことができました。
でも、それでいいと思いました。元気なら、それでいい。
この自然がいつまでも残っていてほしいと願うばかり。
このやんばるの森にめちゃくちゃ素敵なブックカフェがありました。
とっても素敵な空間になっています。やんばるにいかれた際はぜひお立ち寄りください。
渡嘉敷島
渡嘉敷で印象深かったのは蝶。
有名な阿波連ビーチに続く道の途中に防風砂林があり、その林の中をフワフワと飛んでいました。
ビーチに開いていた穴にいるのは白いカニ。
琉球犬にも会えました
今回の旅では陸・空・海、虫から魚、野鳥まで本当にたくさんの生き物と出会うことができました。豊かな自然に囲まれて最高の旅になりました。
今回で会えなかった生き物たちも、またいつか、ここにきて、会いに来る理由ができたと思います。