筋肉をふかぼり

犬猫, 生きもの

筋トレブーム

なまった体を鍛えよう

最近コロナで引きこもることが多くなり、
オンラインでの交流が増えて来ました。

体を動かさなくなった、動かす機会が減ったのは皆同じようで、
様々な形で体を動かす「企画」に遭遇するようになりました。

日頃から運動不足の私にとっては非常にありがたいことです。

オンラインストレッチ、オンラインヨガ

いきなり!筋トレ

そんな中、いつも目の前にいるのがこいつ

「いててて!アタタタ!」
硬くなった体にムチをうつ私を
冷ややかな目で見ている。

私「おいっ!いつもゴロゴロしやがって!そんなんじゃ体が硬くなって動かなくなるぞっ!」

猫「んなわけねーだろ」

蓮「ゆきちパイセン怖いっす!汗」
目を絶対合わせないようにしています。めちゃびびってます。

横目でチラッと見るだけ

猫や犬は体がなまって硬くなることはないの?

筋肉の種類

横紋筋と平滑筋

平滑筋というのは内臓とか血管にある筋肉で、自分の意思では動かせない不随意筋。

平滑筋は内臓とか血管など自分の意思では動かせない不随意筋

横紋筋心筋骨格筋に分かれ、心筋は心臓の筋肉(不随意筋)。
今回取り上げる、自分の意思で動かしたり筋トレで鍛える「筋肉」は
横紋筋の中の骨格筋と呼ばれるものです。

筋繊維の種類

筋肉の種類はわかりました。これからさらに筋繊維の種類が分かれて来ます。

速筋とか遅筋とか、聞いたことがある人も多いかと思います。

Type1(遅筋)
マラソンランナーや赤身の魚に多い筋肉で
持続的でゆっくりな収縮をして酸素を消費する。SO筋

Type2a(速筋)
持久要素のある、速い収縮をする筋肉。酸素を消費する。FO筋
Type1と2xの中間というイメージ。

Type2x(速筋)
スプリンターや白身魚に多い筋肉で
速い収縮をしてグリコーゲンを消費する。FG筋

まぁこの辺りを基本として、私たち人間と他の動物とで
どう筋肉が違っているのが、深掘りです。

ポイントは体の大きさ

体のサイズと筋繊維の関係

この説明が一番、なるほど!と思ったのですが。

ネズミと象の筋繊維の数は10倍くらい

えちょっと待って。
いわゆるドブネズミで体重約200g。
一方、一般的なアジアゾウは約3トン。
その差は実に15,000倍もあります。
体重差15,000倍に対して、筋繊維の数は10倍しかありません。
体の大きさに対して、筋繊維の数はほとんど変わらないと言っていいんですね。

筋繊維の数は遺伝的に決まっている

また、筋繊維の数は鍛えても増えたりしません。
速筋・遅筋の比率も遺伝的に決まっているようです!
えー。知らなかった。

私は全然そういう世界にいませんでしたが、
ジムで鍛えている人の中には、太くなった腕をみて
「筋繊維めっちゃ増えた!」
と言っている人がいるらしいですが、実際は
筋繊維が太くなっただけで数が増えるわけではないそうです。

速筋→遅筋は可能ですが、遅筋→速筋は難しいとのこと。

つまりスプリンターになるには素質が重要で
スプリンターからマラソンランナーへの転進は比較的容易、ということ。

体が大きくなればなるほど

体の長さが2倍になると、
輪切りにした時の面積は「4倍」、体積(体重)は「8倍」になります。

つまり、体重は8倍になるけど、
それを支える筋繊維の太さは4倍にしかできない。
体を支えるのがとっても大変になってくる、というのがわかります。

体を支え、持続するだけでもかなりの筋肉が必要になるんですね!!
この時に必要になるのは、当然、速筋よりも遅筋です。

そのため、大型の動物は遅筋の割合が多い傾向にあります。

アニメや漫画の世界のように、体が大きくて俊敏というのは無理ってことですね。

大柄で俊敏な動物もいますが、

一瞬のスピードを作り出すための速筋を備えたために
スタミナはほぼ、ゼロになってしまいました。

どうやらこの筋繊維の組成が、大きくかかわってきているように思います。

非常に参考になったサイト
動画もあります!めちゃくちゃ興味深いのでぜひみてみてください!

哺乳動物の骨格筋細胞特性から見たヒト

これによると人の筋肉組成はチーターとライオンの間にあるようです。

筋繊維組成

Type1(遅筋),Type2a(速筋),Type2x(速筋)の組成を調べてみました。

参考サイト:こねこの部屋

チーター28:27:45
ネコ  21:22:57
犬   32:48:20
ヒト  ???

残念ながら具体的な人の組成データは得られませんでした。
倫理上、全身の筋肉組成を調べることは難しいようです。
ざっくりですが、速筋3割、遅筋7割らしいです。

先のリンクで紹介した動画の中で解説されていますが、
ヒトは体の大きさの割に速筋・遅筋のバランスが変わっているんですね。
全身的に遅い繊維がいっぱい。

運動能力を知恵でカバーしてきた結果なのでしょう。

また、2足歩行になっているというのも、
それを支える骨格や筋肉の使い方が他の動物と違う大きなポイントなんですね。

まとめ

体の大きさと筋肉の組成

猫はヒトに比べて体のサイズが小さく、かつ、速筋の割合が多いため、
筋トレなんぞをしなくても、体が硬くなったりなまったりすることはなく、
むしろ、スタミナはあまりない方なので運動はしなくても良い。

ということのようです。

犬はまたちょっと違う組成ですよね。
犬ぞりや猟犬の仕事を考えると速筋では仕事になりません。
組成だけを考えるとヒトに近いように思います。

でも彼らは4足歩行で体もヒトより小さいものが多い。

運動量はサイズや骨格も考えて適正量を考えないといけないですね。

犬猫, 生きもの

Posted by kyotako

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