ついにカメラでとらえた!森の賢者!

生きもの, 野鳥

猛禽類づくしの1日

雨上がりの翌日

動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負

昨日は1日雨が続いて、納屋の住居を掃除している間はヤギも放牧に出すのですが
流石に雨は嫌いらしく、簡易小屋の中で雨宿り。

あけた翌日はすっかり晴れて、見事な青空が広がっていました。

放置竹林を整備して開けた谷と森が素晴らしい景色を作り出しています。
野鳥たちの声が響いてとても気持ちのいい朝。

暗い間は鳥たちの声は聞こえません。もちろん。
太陽が出て来て森に日が差し始めると鳥たちが目覚めるんですね。

今の時期、早起きなのはウグイスとコジュケイ。
それを皮切りにいろんな鳥たちが徐々に鳴き始めます。

 

逆光でわかりにくい、、カワラヒワかな?

こちらは庭先に来たアオジ。

お昼ご飯を食べていたら

この日の午前中はヤギの健診と駆虫に獣医さんが来てくれた日でもありました。
そんな日のお昼。

みんなで古民家の前で昼食を食べていたら、

ピックイー!

という声。見上げると何やら猛禽類らしき姿。

「あ、あれはサシバだ」
「お?ノスリもいるぞ」
「向こうに飛んでるのはオオタカかな?」

え!え!え!ちょ、ちょっと待って!!

慌ててカメラを持ち出して夢中でシャッターを切りました。

一度にそんなに出てこないでー!

遠くで、しかも飛んでる姿を撮るのは本当に難しい。

幸いこの日は雲ひとつない晴天だったのでファインダーからでも見つけやすい状況でしたが、
それでもピントはいまいちです。超望遠にして動きを追いながら撮りますからブレて当然、、、

夢中で撮影したので、どれがどれだかいまいち自信がありません。
間違っていたらごめんなさい。多分3種類とも撮ったはず。
しかも、私以外の人たちは肉眼でしか見れていないので遠目でわからなかったところもあるかと思います。もう少し私が勉強すればいいんですよね。

サシバ

首の縦に一本入る線が特徴的ですね!
3月から4月上旬に東南アジアから渡来して日本で繁殖する猛禽類。
ちょうど日本に渡って来たところだったんですね。
絶滅危惧種・サシバはどんな鳥?
こちらのサイトでは「代表的な里やまの指標種」としても紹介されています。
私たちの活動が評価されているということですね。

ノスリ?

ちょっとこれは怪しいです。オオタカかもしれません。
でも3種類撮ったつもりなので私の中ではもうノスリです。
飛んでる姿がめちゃくちゃかっこいいですね。

オオタカ

オオタカの割にはあんまり大きくないな、、と思いましたが
実は大きさではなくて、青鷹がなまってオオタカなんですね。
オオタカ

昼食中に3種類も一気に猛禽類が見られるなんて驚きと幸せ。
日が差して空気が温められ、ちょうどいい上昇気流が生まれたからではないか、とのこと。
なーるーほーどーそうやって自然を読み解くのか。

その日の夕方。例のごとく納屋に泊まる私。
すると、久しぶりにフクロウの鳴き声が聞こえたのです。
「ホー・・・・・ゴロスケホッホー・・・」

これは割と近いな。
放置竹林を整備した、谷の向こう側から声が聞こえて来ました。
ダメ元で車を走らせ、谷向こうの道に行きました。すると、、、
ふわっと飛び立つ鳥の影。あの大きさは、もしかすると。

慌ててカメラを向けてズーム

このくらいの光量です。夕暮れ、太陽が沈んでからわずかに残る明るさ。
中央に鳥らしき姿が見られますよね。

ついにその姿をとらえることに成功しました。
森の賢者、フクロウです。鳥肌が立つくらい感動しました。

この冬にずっと放置竹林を整備してきたのを評価されている気がしてとても嬉しかったです。

放置された竹林は密集して竹が生え、枯れた竹は折り重なるようにして地面を覆い、

他の植物が全くはえない死んだ森になってしまいます。
タケノコすら、ろくにはえてこなくなるんです。

私たちの竹林整備をフクロウたちが評価してくれたんだよ。
代表がそう、教えてくれました。

生きもの, 野鳥

Posted by kyotako

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