農泊のすすめ

国づくり, 生きもの

農泊について

旅館業法と住宅宿泊事業法(民泊新法)

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毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
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農業、林業、漁業に従事する人の民泊を「農泊」といいます。
農業体験や農家の暮らしを体験するための宿泊です。

農泊をスタートするためにどうすればいいのか、色々調べてみました。

農家民宿にしますか?農家民泊にしますか?

「民宿」にすると、いわゆる普通のホテル、旅館になるので「旅館業法」
「民泊」にすると、普通の人の家に泊めることになるので「住宅宿泊事業法」になります。

結論から言ってしまうと民宿(旅館業法)はハードルが高いです。
旅館にするためには換気や照明、非常口の案内などもありますし、
そもそも食事を提供するために、飲食業の許可も必要になります。

前回記事「カフェやりますか?」でいかにそれが難しいかはお分りいただけると思います。

2018年に住宅宿泊事業法というのができて、かなり規制緩和されたようですね。

例えば
これまで民泊では、ただの個人宅に人を泊めているだけなので、宿泊料をとってはいけなかったんです。
それは、別の食事代やら何やらを水増しして、宿泊料としては取ってないよーってごまかしもNGで、
布団とか寝るものを提供した時点でダメなんです。

この住宅宿泊事業法、いわゆる民泊新法では、
届出をすることで民泊OK!宿泊料も取ってOK!
一緒に作るとかワークショップ形式なら飲食もOK!
になった、ということですね。
(いや、急にゆるゆるになったな、という印象は否めませんが)

以下、参考サイトをババっと載せます。

民泊の教科書

農泊とは?をわかりすく解説。農家民泊と農家民宿の違いなど、民泊新法制定後のまとめ

住宅宿泊事業法 FAQ集

Q12 平成28年4月から規制緩和が行われ、「民泊サービス」の営業がしやすくなったと聞きましたが、どのような緩和が行われたのでしょうか。旅館業法上の許可を受けずにできるということでしょうか。
民泊新法でどう変わる?農泊のホントの定義【これからの農泊 第1回】

民宿(旅館業法)民泊(住宅宿泊事業法)

民宿(旅館業法) 民泊(住宅宿泊事業法)
ハードル 高い(旅館) 低い(民家)
許可 許可を得ないとダメ 届出だけでOK
提供日数制限 なし 年間180日

他にも色々あるけどこんな感じ。

宿泊もさることながら、飲食に関しても、
「こちら側が提供する」というスタンスはNGだけれども、
体験の一環として一緒に作る、とか、ワークショップのような形式であればOKなんです。
レストランはNGだけどみんなで焼肉、鍋、BBQはOK!みたいな感じです。

年間180日以内の営業で収めるとのことですが、
年間通して二日に一日程度ですよね。
民泊(副業やイベント的なもの)としては十分ではないでしょうか。

国づくり, 生きもの

Posted by kyotako

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