犬の育て方を考える
犬の育て方、しつけ方
動物王国で学んだこと
こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
私が動物王国にいたとき、犬の育て方やしつけ方を教えてもらった記憶はほとんどありません。
また、動物王国として「出張しつけサービス」を行った時期がありましたが、ムツさんはそれに対してあまりいい顔をしてくれなかったと記憶しています。当時の王国の財政難やお客様からの強い要望もあって始めたサービスでもあったのですが、今ならムツさんの気持ちがよくわかります。
「教えてあげる」「こうするべき」というスタンスが苦手なんですね。
知識のマウントというんでしょうか。
知れば知るほど自分の無知がわかってくる。
一緒に勉強して行く。自分も問いを持ち続ける。謙虚な気持ち。驕るなかれ。
王国では、そういう思想を常にもらっていたように思いました。
今回は最近流行りのClubHouseでも多く話題に上がる犬のしつけ方、育て方について考えることをまとめてみました。
写真は文と全く関係ありません。小谷流の里に遊びに行った時のものです。
「臆病な子はドッグランに連れて行くべきではない」
とおっしゃる方もいらっしゃいました。
そうかもしれないし、そうでないかもしれない。
動物王国ではスタッフそれぞれに育て方、しつけ方が全部違いました。
当初は少し戸惑うこともありました。
当時の私はまだ、「正解」があると思い込んでいたんです。
結論から言うと犬の育て方、しつけ方に「正解」はありません。
ある意味、それを王国で学んだとも言えます。
原因は今の日本における学校教育、受験にパスするためだけの授業が根底にあると思います。
トレーナー、獣医師、なんちゃら師(資格)・・・
誰かが自分の悩み事に対する正解を知っているんじゃないか?
ネットでググったらどこかに正解が落っこちているんじゃないか?
A先生とB先生で全く違うことを言ってる・・・どっちが正解なんだ?
全部正解でもあるし、どこにも正解はないとも言えます。
愛犬と一緒に生活する中で、いうことを聞かない、思い通りにいかない。
困った。どうしよう。悩む。でも、愛してる。
夜中に抱きしめて、どうして気持ちが伝わらないんだと涙が出てくる。
敢えていうなら、一連のこういうことこそが自分と違う命と生きる醍醐味であり、問いであり、人生、犬生そのものであるとも言えると思います。
解決するかも知れないし、解決しないかも知れない。
思えば、動物王国のスタッフは、トレーナーとかそういう資格を持ったりこだわったりする人が少なかったように思います。いい意味で素人。でも真剣に向き合ってる。
資格とか知識、テクニックでいきものと生きるわけじゃないですもんね。
自分が一つの命として他の命と向き合うこと。
これを教えてもらった気がします。
ムツゴロウ動物王国そのものが思想であり、文化だったんだと思います。
ドッグラン
この日、小谷流の里にヴォルガの幼馴染、むぎくんも来てくれました。
むぎくんの飼い主さんは先代クリンからの知り合い。
マルも覚えていて喜んでいました。
ヴォルガはむぎくんと会うときだけ、ひっくり返るんです。
なんででしょうね。
マルにも蓮にもやらないのにむぎくんと遊ぶときだけひっくり返ります。
足が短くて背が低いから合わせようとしてる??
二人でひっくり返ろうとしている謎な展開を冷めた目で見る蓮。
ヴォルガがだんだん茶色くなってくる。。。
水に入って濡れた後、土の上でゴロゴロ・・・
まぁ、こう、なりますよね。。。涙
満面の笑顔でまっくろ〜!こっちもやれやれと笑顔になります。
むぎくんも少し足を浸すことができました。
むぎくん、この日がドッグランデビューだったそうで。
大きなラブラドールとも仲良く遊べていて初めてだとは思えませんでした。