農業副産物の活用
せっかくだから生かしたい
農家さんの活動の中で生まれるもの
こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
竹の利用
竹炭
竹林整備で出た竹は炭にしています。
こういう無煙炭化器を使って作ります。
正直なんでこんなに高額なのか謎です。
この中でガンガン燃やして、最後水をかけて冷やします。
竹炭というとこういうイメージだったのですが
実際出来上がるのはこんな感じです
シャリシャリと音がする感じ。細かくて柔らかい。
これを多孔質竹炭(ポーラス竹炭)と呼ぶそうです。
なんだ、細かく砕けちゃってるじゃん。と思いがちですが、
細かい分、表面積が爆増していて、使い方によっては竹の形をしているものよりも効果が期待できることも多くあるようです。
多孔質に微生物が住むことで土壌改良、浄水になりますし、下駄箱や部屋に置けば
消臭・調湿効果もあります。家畜に与えれば腸内環境改善、糞尿臭予防にも。
60g✖️12袋で2,000円くらい。細かく袋詰めする作業が大変かも。。
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価格:4,000円 |
こちらは豪快に40リットルで4,000円。結構なお値段しますね。。
納屋や古民家の湿気が多いところに敷き詰めるというのもアリですね!
竹チップ
燃やさず、そのまま粉砕した竹チップも利用法があるようです。
1kg1,700円
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30リットル2,750円
うん、高いか安いかよくわからない。。
数ヶ月寝かせて完熟発酵させると値段も相応に上がるということでしょうか。
お米にまつわるもの
無農薬で田んぼをやっています。今年は私も積極的に米作りに関わっていきます。
お米(というか稲)はほとんど捨てるところがないですよね。
農家さんとしては使えるものは全て使うのが当たり前だったんでしょう。
一つ一つを丁寧に商品として打ち出していけばそれぞれ非常に価値のあるものになっていくのだと思いました。
もみ殻
当然といえば当然ですが、振りかけられる農薬は一番外側に多く残るのが常。
もみ殻に農薬がかかっていたとしても、脱穀、精米していく過程で残留農薬が取り除かれ、検出されなければヒトが食べる分にはOKですよね。
だからこそ、農薬のかかってないもみ殻は貴重です。
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これからニワトリやヤギを飼うにあたり、もみ殻は動物の床材にもいいんですよね。
(ただ、発酵は遅くなるらしい。でもそんなことは気にしない。)
発酵しにくい、分解されにくいという特性も使い方によってはアリなのかも。
ニワトリを譲り受けるところももみ殻を撒いていました。
米ぬか
私がまさにそうですが、コンポストやぬか漬け、ぬか床など発酵に興味がありすぎて無農薬の米ぬかってとても魅力的ですよね。
近所の無人精米所のぬかは農薬などどんなお米のぬかなのかわからないし。
米(玄米)に残留する農薬の調理による減少について
玄米の残留農薬で考えれば、やはり、外側の米ぬかがもっとも多くなります。
ゆえに無農薬の米ぬかの需要は高いと思います。
この市場はまだまだ発展途上で価格がめちゃくちゃですね。
美容健康食品で売り出せば非常に高額ですし、土壌改良剤として出すと安いし。
いずれにしても売り出し方、打ち出し方で変わってくるということ。
収穫が追いつかず畑に余っていた大根を残らずぬか漬けやたくあんにして置けばよかった。。
稲わら
先日、自分たちでもわら焼きもやりましたが、わらも様々な利用価値がありますよね!
収穫した稲を縛るための藁縄「リッツォ」を作ったり。
これも状態によって値段もまちまちですね!
藁焼きに使うなら細く乾燥してよく燃え、香ばしいのが好ましいし、
縄を綯うならしっかりした繊維の丈夫なものが良いと思います。
用途によって良し悪しが分かれるかもしれません。
緑のが混じると畳のような感じですね。値段も高い。
わらももみ殻同様、家畜と相性がいいですよね!
多分農家一軒にそれぞれ家畜が飼育されていたのだと思います。
農業の副産物には必ずと言っていいほど家畜が絡んできますね。
これが循環するということだと思います。