クマと里山とヒト

国づくり, 生きもの

里山のいきものと共生する

立て続けにクマのニュース

こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作りたいと日々活動しています。
動物王国をふかぼり

幸いといっては失礼かもしれませんが、
私の移住予定先にはクマの出没情報は流石にありません。
シカやイノシシはたまに聞きますが。

里山で暮らす際、いつも問題となるのが、
いわゆる「害獣」と呼ばれる野生動物との共生、共存です。

最近SNSでクマに関する気になるニュースが立て続けに出てきたので
まとめてご紹介。

速報 300キロ超のクマ、捕獲…北海道・積丹町で魚を食い荒らしていたクマか

残念ながらこのクマは射殺されてしまいました。
現地に住む人たちにとっては文字通り死活問題ですから
そんな悠長なことは言ってられません。
ヒグマとツキノワグマはまた違うかもしれませんが、
NHKの番組で紹介されていたようですね。
クマは森の食べ物が少なくなった結果、耕作放棄地や庭先にある
柿や栗の実を食べにきているようです。
確かに、田舎に行くと収穫されないまま、
鈴なりになっている柿の木を頻繁に見かけます。
さらにさらに、クマは食べ物が少ないから食べにきているだけで
実はどんぐりの方が好きだという・・・
学生時代、イノシシの生態調査に参加した時も
どんぐり(シイやナラ)の木の樹冠と実のなりかたを調べ
その不作・豊作がイノシシの増減と関係しているという話を聞いていました。
どんぐりってすごいんですね。
そこで思いつくのは全国的に被害があったナラ枯れですね。
やっぱり、全部、繋がっているんですね。
クマの対策として森に柿やどんぐりを運ぶ働きが勧められているようです。

【経過報告】奥山にエサが皆無の年に、
クマの捕殺を抑え、人身事故を防止するため
緊急対策としてのカキやどんぐり運びについて

NHKおはよう日本にとりあげていただき、本当にたくさんの方から反響をいただ…

日本熊森協会 Japan Bear & Forest Societyさんの投稿 2020年11月26日木曜日

捕獲も射殺もしないですむならそれに越したことはないですよね!
これぞ共存、共生への道に繋がることかとも思います。

昔の日本の政策で、建材に使えるとして
杉やヒノキなどの針葉樹を山に植えすぎたんですね。

植えたはいいけど結局外国から安くていい建材が輸入されて
結果、植えっぱなしで放置。。。
それが山の生態系を壊し、乱し、今がある。

針葉樹は少し減ってもらって、広葉樹を増やさないと。

YouTubeでこんな動画を見つけました。

里山で、山と、自然と、共に暮らすってこういうことですね。
なんかいいなと思いました。

 

最後にお気に入りのサイト
どんぐり図鑑

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Posted by kyotako

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