農家民泊
農家民泊研修
古民家ギャラリーにて
こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
古民家活用のヒントとして、古民家ギャラリー見学に行きました。
外見は山深い森に囲まれた古民家そのもの。
しかし、中は綺麗に片付けられて、見事にギャラリーになっていました。
この日は山内若菜さんの個展「奏でるひと」が開催されていました。
和紙に水彩で描く手法を取っており、その激しいタッチで和紙が歪んだり破れたりすることで、絵が立体的に浮かび上がるようになっていました。だから絵全体の形が綺麗な長方形になっていないんです。その込められた魂と迫力に圧倒されます。
テーマは、福島の原発事故によって被曝地帯に置き去りにされた牧場の牛、馬、それと牧場の人の苦悩と無念を描いたもの。
放射能被曝の影響か 福島・飯館村「細川牧場」で相次ぐ馬の怪死(1)
射能被曝の影響か 福島・飯館村「細川牧場」で相次ぐ馬の怪死(2)
茨城県でも未だに放射能汚染が残る場所があるし、とても人ごとではありません。
半減期が40年とも言われているのですから。
10年経った今でも、良くて3/4、下手すればそれ以上に放射能が残っている。
でもなぜか、山内さんの絵には暗い中にも明るい未来や希望を目指す光が見え隠れする気がしました。だから「この絵だったら家に飾っても良いかも」と思える絵がたくさんありました。
このかぐやにあるトイレはバイオトイレ。参考になりました。
この後、同時開催の丸木美術館も見に行きました。
特別展示 山内若菜展 牧場
こちらには丸木夫妻が書かれた原爆の図が常設展示されています。
まさに地獄絵図。その場に長くいられないほどの恐怖感やトラウマを植えつけてくるような絵が展示されていました。
かぐやのオーナーも環境問題、原発のことに意識を高く持っていらっしゃって、たくさんのお話を聞くことができました。
農家民宿 楽屋
今回の研修宿泊地はこちら。
農家民宿 楽屋
農泊とは通常の旅館やホテルと違って様々な規制が緩くなる傾向があります。
農林水産省「農泊とは」「農家民宿関係の規制緩和」
敷地面積、宿泊可能人数によって洗面所やトイレの数などが決められているんですね!
若いカップルが運営する、自給自足に近いローコスト生活。
心豊かな生活が送られているんだなぁということがよくわかります。
農家さんだけあって生活の中に多くの工夫が見られ、スタッフとの趣味趣向が一致する部分が多くあり、意気投合しました。
酵母の育成
ドライハーブ、にんにく、唐辛子
庭にいる鶏が産んだ卵
麦、へちまなどどれも畑で自力で育てたものばかり。
ローズマリーの増やし方を聞きました。(難しいですよね!)
ご飯はみんなで作ります。この日は鍋。
ケールが癖がなくて有能な野菜と知る。
翌朝の朝食。発酵玄米がもちもちして美味しい。
写真にはないが、手作りのマヨネーズが絶品。
翌朝はヤギ、鶏のお世話を見せてもらう
近所のお蕎麦屋さんからもらう魚粉の出汁ガラ。
これを与えるようになってから鶏の産卵数が増えたそうだ。
やはりタンパク質が大事になってくるのかも。
こちらは手作りのフードドライヤー
夏であれば数時間でドライトマトが出来上がると。
こういったものを作るワークショップも開いているらしい。
これは作ってみたい。
網戸を重ねただけのフードドライヤー
こちらはナンやピザ、パンを焼くタンドール。
植木鉢を重ねて断熱材を埋める。
これは先日研修で見てきたロケットストーブではありませんか!
植木鉢の鉢底にある水抜き穴がちょうどいい煙道になります。
これはぜひ作って見なければならない。
おまけ
昭和レトロが売りの温泉。平日にも関わらずお客さんがいっぱいきていました。