若き聖者と

ムツさん, 書評, 犬猫, 生きもの

若き聖者と

ペット火葬、犬猫保護をされている方と

今後自分が進んでいく方向と重なる部分も多かったので
最前線で走っている方に貴重な時間を頂いて話をしてきました。

・ペット火葬業の現状と闇
・良い火葬業者、良いブリーダー、良い保護施設とは
・何をやるか、誰がやるかの差
・海外の保護犬事情、日本との国民性の差
・殺処分ゼロ=不幸な犬猫がゼロ、ではない

様々な意見を交換し合い、非常に勉強になりました。
私の夢の部分にも共感を頂けて嬉しかったです。

いくつか内容をご紹介します。

信頼できるペット火葬業者

いいショップ、いいブリーダーという表現がありますが、
業界内の人はともかく、一般の方がそれを判断する基準が少なく、
なかなか難しいと思います。ペット火葬業界もピンキリあるそうで。

こちらの一般社団法人全国ペット霊園協会の認定証が
あるところは、応対から葬儀の仕方まで
細かくしっかり守れていないともらえないものなので、
一つの目安になると思います、とのこと。
お金さえ払えばもらえるような認定証もありますのでね。
ここは違うそうです。

これが無いところがダメ!というわけではありません。
一つの目安にはなる、ということです。

保護施設飼育崩壊について

ここ数ヶ月、コロナウィルスの影響で多くの会社が経済的に苦しくなっている中、いくつか保護施設の飼育崩壊事件がニュースになりました。

犬や猫預かるボランティア管理の住宅で数十匹が死ぬ 京都 八幡

コロナウィルスの影響による不況が、、、と思われがちですが、
実際は、外出自粛が望まれるようになって、ペットを新しく迎える人たちが増えているそうです。

コロナの影響で、むしろ、ペット業界全体の実績は伸びている、ということですね。

経済的な理由ではないとするとなぜこのような飼育崩壊事件が起きるのか。

これは対話の中で出てきた憶測でしかありませんが、
そもそもこういう事件を起こす人は、日常生活自体がずさんであって、
言うならば「ゴミ屋敷」を作ってしまう人の犬猫飼育バーション。
たとえ経済的に貧窮していなくても、環境は悪いままだっただろうという結論に至りました。

 

ルーツを明確にしてはどうか

ペットショップが自社の繁殖引退犬や販売が難しくなった犬を
「保護犬」として手数料をもらって
「譲渡」しているのはどうなのか、という話もしました。

果たしてそれは保護活動と言えるのか。
販売不可や繁殖犬を安く引き取っての「転売」ではないのか。
「テイのいい在庫処分セール」ではないのか。
解釈が非常に難しいところです。

一頭の不幸な犬猫を救う、という意味では
同じことをしてるはずなのに、ペットショップがそれをやると
どうしても納得できない部分、感情が出てきます。

それで全てが解決するわけではありませんが、
いろんな保護犬がいる中で、
ルーツを明らかにしてくのはいいことかもしれません。
保護犬猫たちにはいくつかルーツが別れます。
このいくつかは保護犬と呼ばれ、いくつかは里親と呼ばれています。

○元野良犬、野良猫を保護した

○保健所からの引き出し

○一般人から飼育不可の子を引き取った

○ブリーダーなど施設崩壊

○繁殖引退犬

○病気、欠点で販売不可とされた子犬子猫

○ペットショップのいわゆる売れ残り

「保護犬」とか「里親犬」の明確な定義がないので、
人によっては「それって保護犬って言わなくない?!」
と思うような子もいるかと思います。

いずれにしても!どんなルーツでも、どんな呼ばれかたでも、
不幸な犬猫は無くしたい。という気持ちは同じ。

殺処分、保護犬猫問題においてはやはり、
蛇口を締め、供給を絞るのが解決の第一歩になるでしょう。
それをどうやっていけば良いのか。

 

アップデートを止めない

古い本を本棚から引っ張り出してまた読み直しています。
ムツゴロウの素顔

そこ書かれている内容に驚きました。
タイトルは「若き聖者と」
一流と言われる大学の動物学科に籍を置く若者とムツさんが
お金と広告について対談している内容になっています。

内容をかいつまんで引用してしまうと誤解が起きる可能性があるので、
本当は全文読んでもらいたいのですが。

企業から研究費支援の話が来ても、広告に使われるくらいなら断る、
と言う若者に対してのムツさんの言葉。

自分が生産する最もいいものを売って生活する、どこが恥ずかしいのか。
清貧に甘んじるのが貴いと思うのはやめなさい。
商売が卑しいと感じがちだがこれはよくない。

自分がやっている仕事や研究に対してのプライドや
崇高な意識、気持ちはすごく大事なことだけれども、
それによってお金を稼ぐことを悪にしてはいけない、と説いています。

自分のやりたいことを続けていくためには(Sustainability)
お金を稼ぐことを考えていかなければならない。

昭和51年の本です。40年以上前です。
昔読んだ時にはそんなに深く考えていませんでしたけど、
今になって読み直すと、
「おぉ!ムツさんはそんな昔にこんなことを言っていたのか!」
と新たな発見があります。

ムツさん、改めてすごいな。

と言うことでもう一冊、人生上達のためのオススメを上げます。

ムツゴロウの人生上達の術

はじめに書かれている言葉からして刺さる。
「頬が紅潮するような人生を」
先日心がザワザワする!記事を書いたばかり。
まさにそういうことでしょうか。

アウトドアや旅行、釣り、食など
ムツさん流の上達術がいっぱい!
今でも通用する話ばかり!

時代、世代を超えて、何度も読み直しても
面白いと思うのがムツさんの本のすごいところですね。

ムツさん, 書評, 犬猫, 生きもの

Posted by kyotako

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