酵母菌(KOB)二期生途中経過報告

2020年5月6日生きもの

酵母菌（KOB）オーディション二期生

一期生全員クビという悲劇から１週間

どうも！酵母界の秋元康こときょうたです。
一期生のおかげで密かにKOBのファンになった方も
少なくないのではないでしょうか？（自意識過剰）

前回の記事でKOB一期生は残念ながら全員クビになりました。

 

だが！これで終わるKOBオーディションではありません。
気候が暖かくなってくる、これからが本番なのでございます！

 

あの、見るも無残なKOB一期生デビューからの膨らまないパンという

 

結果を受けた翌日から
第二期生オーディションを開始していました！

おぉ〜！！ざわざわ・・・

 

二期生はスタートから違う！

今回はセッティングしたあと、3日間冷蔵庫で寝かせました。
酵母は寒さに強いらしく、冷蔵することで他の寒さに弱い菌を弱らせることで
より酵母を効率的に増やすことができるそうです。
もはや一期生とはスタートの時点で違うということです。

ダテに酵母界の秋元康を名乗っておりません。
しかも！今回はバナナなどの浮気はせず、りんごで２本作っています！
２本立てです！

低温調理器登場！

一期生の時は日向に置いたり、ホットカーペットの上に置いたりと、
アナログな手法オンリーでしたが今回はなんと、低温調理器が登場！

酵母に最適な温度を長時間提供できます。
育てるのに環境を整えるのは大切なことですね！

あったかくして（37℃）効率的に酵母を集め、育てます。
温室育ちのエリートにするのです。

翌日には早くも気泡が。順調です。

液体からはみ出た部分に、招かれざる菌（カビ）が発生。

もちろん、即、退場願いました。
同じ、菌を育成しているのでこういうことは当然起こりうることです。
悪い菌が増える前に取り除けば大丈夫。だから毎日チェックが必要なんですね。

腐ったリンゴは隣を腐らす(The rotten apple injures its neighbor)

既に一軍・二軍

１本目は非常に順調なのに対し、
２本目は翌日もカビを発見、削除しました。。。

同じ条件で作っているのにこうも差が出るものなんですね。。。

お気づきでしょう。この時点でもう差ができてしまっているのです。

１本目は、KOBのチーム『K』いわば１軍です

２本目は、KOBのチーム『O』言うなれば、２軍です。

（チームBは？というツッコミは止めてください）

5月5日ついに動きが！

そして5月5日のこどもの日に、ついに動きがありました！

いよいよデビューか！

と思われましたがプロデューサーきょうたから意外な言葉が。。。

「今回はストレートではなく、中種法でデビューさせる！」

中種法・・・？

ストレート法と中種法

酵母を使ってパンを作る際に、大きく２通りあります。
【ストレート法とは】
全部の材料を一気に混ぜて発酵から焼き上げまでを行う方法で
一期生がデビューした時はこの方法を使いました。

【中種法とは】
使う小麦粉、酵母、水の一部を使って
「中種」を作り発酵させたのちに
残りの材料を加えて作る方法

お分かりでしょうか。
中種であらかじめ発酵させておく段階を踏むので

一気に混ぜてしまって、膨らまないー！どうしよう・・・

という盛大なデビューミスを防げるということです。

考えましたねー。
何故一期生の時にこの手法を取らなかったのか。
（知らなかったから）

中種を作る！

さて、そこで、これから中種を作るのですが、
普通ならこれまで順調に来ているチーム『K』を使うかと思われます。

ただ、敏腕プロデューサーは考えました。

中種法も初めてとる手法。もし、失敗してしまったら・・・？

そう、ここで中種法に使用されるのはなんと！チーム『O』の方！
もし、これでうまくいけば、

チーム『K』を出し抜いて、
パンデビューする大逆転のチャンス！