チーズから乳酸菌の話!
チーズケーキ食べたい!
バスク風チーズケーキ、バスチー
ライブ配信でチーズケーキの話題に。
ローソンで売ってるバスク風チーズケーキが食べたい。
バスク風って何?バスク人大好きな私としては気になる。
バスク人がなぜ好きかは→こちらの記事
「バスク風」チーズケーキとは
長時間高温で焼いて表面が真っ黒になるまで焦がして
カラメルの風味、香ばしさが楽しめるチーズケーキのこと
なるほど。材料も作り方もシンプル。
これは作った方がいいな。
海外で人気のチーズケーキ
アメリカやカナダでは
ライブ配信で海外の方とお話ししていたら
「Uncle Tetsu のチーズケーキが絶品でウマスぎる!」
「Uncle Testuのcheesecakeに比べたらNYのチーズケーキはKickだわ!」
とのこと。
「テツ?誰それ?知らんがな?」と言ったら
「なんで日本人のお前が知らんのじゃ!Hakataの人だぞ」
とツッコミが。
へー!九州や関西の方では有名らしい。知りませんでした。
チーズケーキを作る
クリームチーズって何
チーズにも色々ありますよね。
いわゆるこういうチーズとクリームチーズって何が違うの?
ヨーグルトも乳酸発酵だけど、チーズと何が違うの?
チーズケーキを作りながら、色々勉強してみました。
混ぜて焼くだけ。
チーズは嫌いだけど、チーズケーキとピザは好き!
という人がすごく多いということがわかりました(きょうた調べ)
火を通すか通さないか、の違いが大きいのでしょうか。
チーズとヨーグルトの違い
牛乳を乳酸菌発酵させるところは同じ
ズバリ、チーズとヨーグルトの違いは
酵素が入っているか、いないか、の違い
です!また出てきましたね。酵素。
酵素とは「様々な化学変化を引き起こすタンパク質」のこと。
ヨーグルトは乳酸菌だけで発酵しているもの。
チーズは乳酸菌と酵素を入れて発酵させたものです。
乳酸発酵したヨーグルト内では
ガゼインというタンパク質(マイナスイオン)と
乳酸発酵して増加したカルシウムイオン(プラス)がくっ付いて
「ミセル」という状態で浮遊している。
これが光を乱反射して白く見えているんですね!
ここに!レンネットと言われる酵素を入れると、
結合を切り離してガゼインミセルが沈殿して固まります!
これが、チーズってことです!!
ヨーグルト+レンネット(酵素)→沈殿固形=チーズ
うわー始めて知った。
チーズはその後、水分を抜いたり、
熟成を経てカビの力を借りたりしながら作られていきます。
カビ系のチーズは乳酸菌で発酵させたのちに
カビ菌で熟成させているんですね。
菌から菌へバトンタッチです。
偶然の産物とはいえすごいことです。
参考サイト
牛乳κカゼインの糖鎖構造
wikipedia
レンネットも気になりますよね?これは後日書きます!
普通のチーズとクリームチーズの違い
チーズも種類がいっぱい。何が違うの?
ヨーグルトとチーズの違いはわかりました。
では、チーズと一言でいってもいろんなチーズがありますよね。
驚くべきことに、チーズの歴史は紀元前にも遡るほど歴史があり、
今は世界中に1000種類以上のチーズがあると言われているにもかかわらず、
原材料は
乳、凝乳剤、スターター(乳酸菌・カビ・酵母)、塩の4種類のみ。
なんてこった。。
このスターターの違い、その後の熟成具合などによって
いろんなチーズが生まれているそうです。
酵母で作られるチーズっていうのもあるそうです。
レンネットを使わないチーズもあるし、
牛乳に酢を入れただけの乳酸菌すら入れないチーズもあるとのこと。
もはやここまでくるとチーズというのは概念ですね!