犬学のススメ
勉強が好きなんだな
犬のこと
ムツさんと会って話をして、また勉強したくなってきました。
もともと勉強が好きなんだと思います。
最近はなんでも「ググれば」答えがすぐ出てきてしまう。
たどり着いたことへの感動がないと
学びの楽しさは見つけられない
実際に手を動かして、目で見て、
感動することが大事なんだ。
ってムツさんが言ってた。
シェアラボ使ってムツさんが講義してくれたら
絶対面白いと思う。
ヒトと「共生」の契約を結んだ唯一無二の親友
もっとも身近でありながら、もっとも謎が多い
犬(友達)のこと、もっと知っていこう。
多分、もっと好きになると思う。
犬の遺跡
犬、もしくは犬に近いイヌ科動物の骨が出土した
遺跡を地図にしています。
論文を調べ倒してやっているので骨が折れます。
犬の起源には諸説あり、東アジア(モンゴルのあたり)説や
多箇所同時発祥説などありますが、こと、遺跡に関しては
中東の出土が多い。気候や風土などによる保存も関わってくるのかな?
ラブラドールレトリーバーとグレートピレニーズ
先日、ムツさんと会った時のクイズで
ラブラドールとピレニーズの話題になった。
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC_5130-scaled-e1581293068141.jpg)
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC_2738 サムソン-scaled-e1581291458195.jpg)
人の近くで仕事をする犬種。
一方、ピレニーズは「護羊犬」代表。
家畜をオオカミなどから守るためなら、
飼い主から離れて一人になっても
独自で判断して任務を遂行する犬種。
両者のバランスがいい。
(ムツさんからの正解はまだもらえてない)
しかし、答えの理由はそれだけではない。
多分、これだけだと50点。
バスク人
ラブ、ピレニーズ、この2犬種の成り立ちに「バスク人」は欠かせない。
ニューファンドランド・ラブラドール州にあるレッド・ベイ国定史跡は
16世紀バスク人が行っていた捕鯨基地の世界遺産だ。
参考資料:レッド・ベイ国定史跡(wikipedia)
行ってみたいー!!
クジラやタラ漁を行うにあたって、ニューファンとラブ、
大小の犬が役割を変えて活躍していたという話は有名。
彼らが水が大好きなのもそんな歴史があってこそだ。
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC_6107-scaled-e1581293681419.jpg)
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/02/-e1581293718304.jpg)
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC_4578レトリー部-scaled-e1581295217257.jpg)
遠くアジアで発生したとされる、
マスチフの血が、ユーラシア大陸を横断し、
大西洋を渡って北の果ての荒涼とした大地にたどり着いたのだ。
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC_4294チベコ吠え-e1581294060309.jpg)
そんな彼らを、こんな地の果てまではるばる連れてきたのが
バスク人である。
バスク人はもともとどこから来たのかは不明とされている。
ただ、現存するバスク自治州はスペインとフランスの国境。
バスク地方そう、ピレネー山脈ですよね。
ピレニーズの生まれ故郷です。
連れてきてないはずがない!
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC_0680-e1581294781374.jpg)
![](https://dogcatplant.com/wp-content/uploads/2020/02/DSC_0692-scaled-e1581294838654.jpg)
山で羊をオオカミまもっていたピレニーズと
海や湖沼で水鳥猟で活躍したラブラドール。
一見何の接点もないようなこの2犬種は
バスク人を介して密接な関わりを
持つことがわかっていただけだでしょうか。
人類の歴史と犬。
勉強するとますます面白くなる。
マスチフがどうやってユーラシア大陸を横断してきたか
もまた気になるところですよね!壮大なドラマがあるはず!