暑さに注意!!

犬猫

犬猫と暑さについて

某バラエティ番組で

某バラエティ番組で
「バーニーズマウンテンドッグが暑さに強い」と紹介され、
SNSで話題になっているようです。

実際番組も見ていないのでなんとも言えませんが、
何を基準に強いとか弱いと言っているのかも大事ですね。

バーニーズマウンテンドッグはその存在感やルックス、
温厚な性格などが評判で、日本でも人気のある超大型犬です。

原産国がスイスと言うだけあって、雪国、寒い地方のイメージ。

「果たしてイヌは暑さに強いのか、弱いのか」
Is the dog strong in the heat?
狗的热量强吗?
개가 더위에 강합니까?
สุนัขแข็งแรงในความร้อนหรือไม่
Apakah anjing itu kuat di panas?

 

まとめ

私たち哺乳類は恒温動物です。
ヒトや馬は汗をかくことで、イヌやネコは毛で覆い、断熱層をもつことで、
暑さ、寒さなど様々な環境の変化から身を守る術を持っています。

とはいえ!ここ数年の暑さは異常。
強い、弱いの議論の前に、
ヒトもペットも、しっかりと熱中症対策をとりましょう!

Let’s take proper measures against heat stroke!
让我们采取适当措施预防中暑!
열사병에 대한 적절한 조치를 취합시다!
มาใช้มาตรการที่เหมาะสมกับโรคลมแดดกันเถอะ!
Mari kita ambil tindakan yang tepat terhadap serangan panas!

プラ舟がおすすめです。

汗腺の話

ヒトの場合

胎児から成人になるまで、汗腺の数自体は変りません。がしかし、
生まれてから数年の環境が、機能する汗腺(能動汗腺)の数を決めるそうです。

ロシア人:180万個 日本人:240万個 フィリピン人:280万個
(参考サイト:汗のはなし

ただ現代では屋内の整った環境で出産・育児されていることを考えると
そこまで影響するのか疑問です。

3歳になるまでは、適度に汗をかくようにさせた方が、
将来的に汗腺豊富で暑さに強い子になるらしいです。

でもどうなんでしょうねぇ、、、
たくさん汗をかける(健康な)体が本当に欲しいかどうか。
エアコンあるし、必要ないでしょ!って言われちゃうかも。

犬猫の汗腺数については情報が少なかったです。
冬生まれ、夏生まれで汗腺の数が変わるという話も聞きますが
エビデンスとなる論文や研究は見つけられませんでした。(どなたか教えて)

汗腺の数ではないですが、毛の本数を数えたツワモノがいました。

犬には毛が何本生えているか

話は変わりますが、外国のかたで真冬でも半袖短パンの人を見かけるアレは何でしょうね?

 

ネコの場合

もともと砂漠とか暑いところに住んでいた
「リビアヤマネコを祖先とするからネコは犬に比べて暑さに強い」
と言われています。

ヒトや馬と違って汗をかかないネコも、実は足裏に汗腺が少しある
体を舐めってグルーミングしたときの気化熱もあって、犬よりも暑さに強い。

イヌの場合

イヌは足裏にすら、汗腺をほとんど持たないので、
ハァハァして口から水分を飛ばす(パンティング)で体温を下げるしかありません
(猫も本当に暑くなるとパンティングしますが、あまり見ません)

口の部分(マズル)が長い犬種は熱交換効率が高く、
「鼻ぺちゃ」と言われるマズルが短い犬種
短吻種は効率が悪いので暑さに弱い

これもよく聞く話ですが、、、
ほんの数センチの差でそこまで変わるものですか??

タヌキ顔の柴とキツネ顔の柴でも変わっちゃう?

体重当たりの表面積が大きい、
小型犬は放熱効率が良い(ベルクマンの法則)というのもあります。

マズルが長いけど大型犬のアイリッシュウルフハウンドと、
マズルは短いけど小型犬のチベタンスパニエル。

どっちがどう暑さに強いかは、、、、、わかりません!

犬猫

Posted by kyotako

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