可逆変化と不可逆変化
不可逆変化
もう、戻れないのか
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
世の中には可逆変化と不可逆変化の2種類があります。
物理とか化学の用語なんですけど、これって身近にもあるよなーと思って。
(写真は本文とあんまり関係ありません)
例えばこのコロナの世界。
ワクチンが効いているのか、かかる人はすでにかかってしまった後だからか、新規感染者数は減っているようです。
で、コロナのなかった時代に果たして戻れるのか?
・・・ちょっと難しそうですね。
花粉症
人間にも、あります。
例えば、アレルギー。
秋冬の今はすっかり忘れてしまっていますが、春になると思い出す。
一度花粉症を発症すると、ほぼ、治らないですよね。
よくコップの水に例えられたりしますが、ある一定のラインを超えると、もう戻れない。
花粉症、とまでは行かずとも、「ちょっと鼻ムズムズするなぁ」程度で収まっている予備軍はいますよね。いつ、不可逆変化の一線を超えてしまうのか。
心の病
「現代のサラリーマンのうち○人に1人は鬱です」
なんて言われるような世の中になってしまいました。
そんな心の病も、一度発症してしまうと簡単には戻れなくなってしまう。
いつもお世話になっている大工さんの知り合いが鬱になって10年も経つとおっしゃってました。「PTSD」とか「トラウマ」なんかもそうですよね。
「一度発症してしまうとなかなか抜け出せなくなるから。気をつけなよ」
「その一線を越える前に、自分を守る行動を取りましょう」
その一線がはっきり見えていたら、どんなにいいことか。
そうなれば病に悩み苦しむ人は減るでしょう。
見えないライン
なんかそう考えると、ヒトの体や心の中にも見えないラインが色々あるだなって。
「この線を超えたらもう、戻れませんよ?」っていうデッドライン。
わかりやすいところでいうと、タンパク質の熱変性。
タンパク質は60度以上になると変性してしまって元の赤身肉に戻ることはない。
人間の体なんてタンパク質でできているようなもんですから、体の中、心の中で強い刺激が加わるとこういうステーキが焼けるような現象が起きて、
「もう、元には戻せません」
ってことになるんじゃないかなぁと。
全然ちがったらごめんなさい。あくまでも私の仮説・妄想です。
人間関係もそうかもしれませんね。ヤギたちはそういうことないんでしょうか?
ヤギ関係に悩むヤギ。聞いた事ないな。