自分の身は自分で守る
牧草から農薬の話
スギナ
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
馬の牧草を集めた時に、スギナが厄介だという記事を書きました。
牛久市にある牧場の風景
丈夫な雑草=生命の始まり→厄介→恐ろしい除草剤
ツクシの親、スギナ。
スギナは胞子でも増えるし、地下茎でも増えるし、とにかく繁殖力、生命力が強い。
広島で原爆が落とされた跡地に最初に生えた植物とも言われているそうです。
そういう意味では自然の再生力のすごさに感服する限りです。
「命の始まりとなる植物」と言えるでしょう。
しかし・・・
その丈夫さのあまり、駆除する方法として、あの悪魔の薬が勧められていました。。。
悪名高いグリホサポートです。
これ、本当に最悪です。
グリホサポートを取り込みたくない!(コープ自然派のホームページより)
だって原爆の落とされた後に生えてきたスギナをも駆除するんですよ?
単純に比較はできませんが、その毒性は原爆をも上回るとも取れます。
各国で次々規制が強化されているのに日本だけ緩和されているという。
また、さらに追い討ちをかけるのは、どの食材にこれが使われているか、わからないこと。
外食やコンビニの食品に、これが使われている可能性は大いに、ある。
知らないうちに、この農薬にお世話になっているかもしれないという事実。
それは直接私たちが口にする食材だけではありません。家畜飼料や綿などの衣類他、身の回りの何にそれが使われているかすべて把握するのはとても難しいです。
一体、どういう心持ちでこの除草剤を使っているのか、使用している農家さんの本音を伺いたい。そしてこの農薬で育つ農作物をご自身でも食べているのかどうか。
国が許可してるんだから何が悪い?と思っているのか。
毒性を知っていても、生活を支えるものとして使わざるを得ないのか。
あるいは全くそういうことを考えていない、思考停止なのか。
法改正よりも文化形成を
犬猫の殺処分問題、虐待の問題でも同じことが言えると思いますが、法律があるからやらない、というやり方では上手く行きません。
法律があるから殺人をしないわけじゃないですよね。
法は最低限のラインであって法律でモラルや文化を縛るやり方は上手くいかないと思います。
相手を思いやる気持ち。
万物に神が宿り、自然を崇拝する文化。
昔の日本に備わっていた大切な、素敵な文化はどこに行ってしまったのだろう。
他の生き物や共生を犠牲にしても経済や効率を優先してしまう文化とモラルを
覆すべく、活動を続けていこうと思います。
当然、馬やヤギたちに食べさせるためには除草剤などもってのほかです。
身を守るのは自分
牛久のNPO法人にじいろが運営するにじカフェでは、
無農薬で育てられた野菜の直売もしつつ、
そのオーガニックの食材で作られたランチを格安で食べられます。
お弁当としてテイクアウトもできます。これで600円(税込)!
こういう風にして、小さなところかもしれませんが
まず、自分の身近なところで信用のおけるところの食材を頂くように心がけるしか
身を守る方法はないのかもしれません。。