いきものと向き合う一日

国づくり, 生きもの

春、いきものとの出会い

アカガエルの卵塊

こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負

三寒四温とはよく言ったもので、すんごく寒い日もあれば、
上着を脱ぎ捨てたくなるようなポカポカ陽気の日もあります。
春は確実に近づいて来ていますね。
もれなく、厄介な、花粉も飛んで来ていますけど。。。

古民家の庭の河津桜が咲きました。

まず、アカガエルの卵塊、その後です。
管理するビオトープ、水田の各地で卵塊が見つかっています。

これは古民家裏の谷津田です。
手前に卵塊が20個ほど見られるのがわかりますでしょうか?

もう少し引いた写真が下の写真です。赤い帽子のあたりに卵塊が見られました。

ここには3枚の田んぼがあるのですが、一番下流(左奥)の田んぼに「だけ」卵塊があるんですね。他2枚にはありませんでした。

【アカガエルの卵塊・仮説と考察】

・他の田んぼは水面広さと水深がカエルにとっては足りなかったと思われます。
・親のカエルは産卵前後、森の土の中で冬眠していると言われています。
奥の森からやって来た?左奥の葦の茂みにいたのを見た人がいるらしい。
ルートは葦の林を通過してのこと?
・卵は手前に集中してありました。
逆に森に近い向こう側にはほとんどなかった。
・わざわざ森から一番遠いところに来て産んだ理由は??
・むしろ手前の方の森にいる?

おそらく、水温と水深の関係でしょうね。
水温でヒヤッと体が冷やされて、水深と合わせて水の中にいることによる酸素不足(窒息)が産卵のトリガーとなっていると考えます。

ミミズ

ロケストを作ってみようということで庭に転がっている大谷石を動かしていたらミミズを発見

いるんですねー!嬉しくなっちゃいます。
行動を観察しようと思って見ていましたが、死んでるのか?と思うほど動きが鈍く。
寒さに弱いのでしょうか???え?ミミズってどうなの?
身近なのに全然知らないミミズ。いつかもっとフカボリしてみないといけない。


ムツゴロウの656、clubhouseのロビー活動もあって地味に登録者数が増えています。
ありがとうございます。

フクロウの声

この日、竹林作業をしていたら、「ホーホー」と声が聞こえました。

そう!夜の森の王者、フクロウです!意識して声を聞いたのは初めてです!
感動しました。
姿をみることはできませんでしたが、作業中、なんども鳴くので録音を試みるのですが。
鳴くタイミングが気まぐれすぎてなかなか・・・汗
あ!鳴いた!と思った時には遅い。。。

どうやったら鳴き声を録音できますかねぇ・・・

【なぜフクロウは鳴くのか】
ナワバリ意識?
聞いた話ではフクロウは一つの森にワンペアだけ。
相当厳しいナワバリがあるみたいです。
「つまり、ここは俺の森だぞー他のフクロウ来るんじゃないぞ」
というテリトリーコールとしての鳴きもあると思います。

ゴロスケホーホー?
フクロウの鳴き声を表す時に、「ゴロスケホーホー」と表現されることがあります。
私が聞いた時は「『ゴロスケ』なんて言ってねーし!話盛ったな?!」
なんて思ったのですが、鳴くシーンによって鳴き声を使い分けている可能性が高いですね。
ナワバリの外に向けたテリトリーアピールと、異性に向けたラブコールと、あるのかもしれません。

フクロウ語、習得しなければ。

他の谷津田では姿もみられたとか。
フクロウが現れると他の野鳥がワタワタと慌てて飛び立つらしいです。
やはり生態系の頂点。かっこいい。

たぬき

先日、狐の骨格標本を取りたいという話から、
「ロードキル(交通事故)の動物を見つけたら教えて!」
と仲間に伝えていたら、その日が急にやって来ました。

これも暖かくなって来たからでしょうか。生き物たちが動き出しているんですね。

連絡を受けた場所に向かう時から心拍数は上昇し、
何か、悪いことをしているような、そんな緊張感。
そして命を終えた亡骸との対峙。
胸が締め付けられるような、なんとも言われぬ気持ちでした。

体重3.5kg、体長約65cmの雌。
歯の様子からこの冬を越したばかりの亜成獣でした。
腸にフンは入っていましたが、胃は空っぽ。

非常に綺麗な状態でした。

もっとちゃんと知識と技術をつけていきたいと思いました。

命と対峙した貴重な時間、貴重な体験でした。
このたぬきのこと、一生忘れません。

国づくり, 生きもの

Posted by kyotako

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