信じぬけ。か。
信じぬけ。か。
思い出すあきる野での展開
こんにちは!きょうたです。
動物王国のような場所を作りたいと日々活動しています。
動物王国をふかぼり
この映画を見た時、あきる野の動物王国を思い出しました。
東京ムツゴロウ動物王国
北海道から動物たちを引き連れ、2004年7月にオープンしたものの、
わずか3年という短い期間で閉園となってしまいました。
私の中で「動物王国」は唯一無二の場所。
こんな素晴らしいものはないと信じて疑いませんでした。
私が掴んでいる動物王国の魅力がいつか、きっと、全国に、世界に認められる日が来ると。
お給料が動物たちのご飯代に消えても、企画会議が深夜にまで及んでも、
動物たちの世話も含めて1年間、365日、ほとんど休みがなくても、毎日充実して、辛いと思うこともなく。
「一生動物王国します!(※)」
と思っていました。
経営難と知っていても、居場所がなくなるなんて信じられませんでした。
でも現実は違いました。
もちろん、応援してくださった人たちもたくさんいましたが、「経営難」という事実。
宣伝が足りなかったのか、シンプルに中身がよくなかったのか、経営が下手くそだったのか、あるいはそれら全てが少しずつ重なってのことだったのか。
いずれにせよ、世間からは
「必要ないですよ」
という一つの答えが出された結果でした。
当時の記事より
世話係の野村恭太さんは「王国の良さは映像だけでは伝えられないところもたくさんあった。犬50匹に囲まれて『オーッ』と思う感触や勢い、匂い、吠える声や雰囲気は生でないと伝わらない。そういう啓蒙(けいもう)活動の目的はある程度果たせたと思う」と話す。
一方、「犬を触ったらトイレで手を洗っている人たちもたくさんいる。やはり、受け付けない方々もいたのかなあと思う」と、王国の狙いと客の期待感との温度差を実感することもあった。(ムツゴロウ王国…寂しく帰行 テコ入れも限界)
映画えんとつ町のプペル
2020年12月25日から公開された映画「えんとつ町のプペル」
これは煙に覆われ、空を見上げることを忘れたえんとつ町で星を信じた少年ルビッチと「ゴミ人間」プペルの物語です。
信じぬけ。
煙に覆われ、見上げることを忘れたえんとつ町の誰も知らない大きな秘密。“星”を信じた少年とゴミ人間の物語。「映画 えんとつ町のプペル」
なんでこの町に星がないのか、町のみんなが星の存在を否定するのか。
星を見ようとすると取り締まられるのか、などなどそのあたりの秘密も映画を見ていただければわかります。
アンチはみんなにもいるだろ?
感動した、泣けた、号泣した、という評価がある一方で、
「こんなの宗教だろ」
「胡散臭い」
「西野って好きじゃない」
という意見も一定数あります。
これだけSNSが普及した今、どこに行っても、誰に対してもアンチは居るものですよね。
だからこそ、みんなそういう経験あっただろうな、と思うのです。
「動物王国?犬と猫と馬しかいなくて何が動物王国だよ」
「ただ動物がいるだけで全然面白くなかった」
「ムツゴロウさんに会いに来たのに居ないなんて騙されたわ」
そう言われた時の自分の姿が、映画に出てくるルビッチやプペルと重なる感じがしたんですよね。
そしてこの叩かれてるルビッチやプペルはある意味西野さん本人も表しているのだろうし、他の、挑戦しようとして、叩かれている多くの人を表しているんですよね。
「出る杭は打たれる」文化はもうやめにしようよ。
既に大きく動いている
(すごく当たり前のことで恥ずかしくなりますが、)
この映画の感想は見る人やタイミングによって変わります。
本もそうですよね。
何回か読み直すと全然受け止め方や感じ方が変わります。
単純に泣けたか泣けなかったかでの話ではないと思います。
泣く、泣かない基準が出来ちゃったのは鬼滅の影響でしょうか。
いずれにせよ、
私の中で驚いたのは、この作品が、
既に多くの人の心と体を動かしているということです。
渋谷ではスマホでのスタンプラリーが行われていて
TOKYUPLAZAがどこもプペルだらけになっていましたし、
スタンプラリー制覇でトイレットペーパーがもらえる(ありがたい)
カフェのメニューまでオリジナルの限定メニューが登場していて
六本木ヒルズのあの独特の建造物メトロハットの内外がプペルの広告で埋まってるし
なんじゃこりゃ?って思いますよね。。。
六本木ヒルズアリーナでは巨大なパネルと共に光る絵本展が開催され(12月26日で終了)
密を避けながらも多くの人が行列を作ってそれを見に来ていました。
プペルのラッピングがされたバスに、さらにプロジェクションマッピングがされてたし
例えばこれで観客動員数が○人とか興行収入が○円で、成功ですor失敗です。
とか言われても、よくわからないですよね。なんか色々前代未聞で。
新型コロナウィルスが猛威を振るう中、この映画が公開され、
そのタイミングで私も新たに「道」を見つけて「挑戦」し、進もうとしています。
2021年はどんなことになるか、まだわかりませんが。
信じぬけ。