朝の散歩にて
毎朝ライブ配信
あさんぽ
晴れた日、余裕があると毎朝お散歩中継を行なっています。
ある日の朝の散歩で、軽トラに乗った農家さんが通りかかりました。
窓を開けて話しかけてきたのでライブを中止せざるを得ず。
「犬の散歩、するのはいいんだけど、
うんち、ちゃんと拾ってくれよね。頼むよ」
私が拾わなかったとかそういうのではなく、
かといってクレームでもなく、本当に心からの「お願い」でした。
草刈りをするときに草刈り機の歯が当たると、
うんちが周辺に飛び散るのだそう。
ヒエェェ😱😱😱😱😱😱
それはまさに大惨事。阿鼻叫喚。
「顔に当たったりすることもしょっちゅうあるんだよ。本当に勘弁して欲しいんだ」
ヒエェェ😱😱😱😱😱😱
確かに、自分の飼い犬の分はちゃんと拾うのは当然として、
散歩しているとよく「落し物」が放置されているのを見かけるのも事実。
マナーは守りましょう!
と、ここまでは当たり前のことなのですが。。。
いつから動物の糞尿は「汚染」扱いになったのか
昔は畑に人糞を撒いていたそうですよね。
今そんなことしたら大変なことになりそうですが。
つい100年前は当たり前に行われていました。
こと、雑食性の動物のフンは栄養価、バランスに優れているのだと思います。
ニワトリなんかは総排泄で、おしっことうんちを同時に出します。
つまりアンモニア=窒素系の栄養素も一緒に入っているということ。
上下水道が発達したことはいいことですが、
いきものの循環を考えた時には、そこで分断されてしまっている感は否めません。
あ、間違っても、その辺にフンを撒き散らしたり
放置するのが正しいとは言ってませんからね!
ただ、循環を切らないようにするためにはどうしたらいいのかを
考えていきたいということです。
だって、野生動物の糞尿は拾いませんでしょ?
キツネや野鳥や鹿やイノシシに、ここでうんちしちゃダメ!
って言いませんよね。
何でもかんでも管理下に置きたがるのがヒトの習性。
ただ、肥料になるからいいでしょ!
と思うのは出す方の勝手な思い込みであって、
ちゃんと肥料になるためには虫や微生物の分解が必須。
いわゆる、「肥溜め」ってやつですね。
田舎でたまに見るこれ。コンポスト。
破損していたり、産廃に紛れていたり、
古民家の裏に捨て置いてあったり。。。
まともに稼働しているのを見たことがないのですが。
現代の生ごみ処理機はこんな感じ。
今は人がいるところで動物を飼ったり、たい肥製造をやると、
臭いや水質・土壌汚染問題が発生する時代になってしまいました。
いや、自分を含めたいきものたちが出すものでしょ?
それによって自分たちも支えられてますよね?
命だったり、糞尿だったり、生きる上で重要な部分なのに。
ヨゴレな部分、都合が悪い部分だけを排除した世の中。
決して健全とは言い難いと思いました。
私が目指すのはそういうところに向き合うところです。
賛同いただける方はぜひオンラインサロンもご検討ください。