養鶏&鶏糞
養鶏場に行ってみた
奈良養鶏場
近所の養鶏場に行ってきました
こんな老舗が意外と近いところにありました。
こちらで扱われている卵は「もみじ」という鶏の種類。
初めて聞きました。(=完全に勉強不足です)
純国産鶏って名古屋コーチンとか岡崎おうはんくらいかと思ったら
(以前書いたニワトリの記事参照)
国産鶏についての認識、勉強不足でした。
国産鶏種の需要と供給に応える「たつの」「はりま」(農林水産省ホームページ)
日本で唯一の純国産鶏「さくら」「もみじ」
いっぱいいるんですね!こういう鶏を飼いたい!
こちらの農場ではアローカナも飼育されていて
その特徴的な青い卵も販売されていました。
けいふんとは
ニワトリを迎えたい理由の一つが、「けいふん」です。
便宜上、何の手も加えていないニワトリのフンを「鶏糞」とし、
発酵して肥料になったものを「けいふん」と表記します。
家畜のフンを肥料として利用することはよくあることですが、
他のたい肥と何が違うのでしょう?
鶏糞とは?その種類や成分、上手な使い方を解説!気になる牛糞との違いとは?
馬、牛と違い、ニワトリは鳥類です。(当たり前)
牧草を中心に食べる馬牛と違い、ミミズや石、土、草、、、
ニワトリは様々なものを食べ、未消化率70%で排出されます。
さらに鳥はフンと尿を一緒に出すのでアンモニアも含まれ、
他の動物のフンに比べるとミネラル他栄養が豊富なんです!
鶏糞、優秀。
鶏糞を菌の力を使って発酵させたものが「(発酵)けいふん」ですね。
ここで活躍する菌、放線菌もまたとても面白いやつなのですが
それはまた別の機会に。
集めた鶏糞に既にあるけいふん肥料を混ぜると
含まれている放線菌が活躍して発酵が進みます。
ヨーグルトを作るのと同じ感じですね!
やっぱりみんな同じなんだなぁ〜と思いました。
発酵すると90度近くなるそうです。これはハウスの暖房にも一役買いそう!
実際発酵熱を利用した施設もあるそうです。
実用レベルに到達するのはまだまだ先か。
ふかぼりの余地あり。
採卵鶏(レイヤー)と鶏糞のジレンマ
良いけいふんを作るためには純度の高い鶏糞が必要になります。
平飼いにすると、下に敷かれているおがくずやもみがら、土が混じると
発酵が遅れてしまいます。
狭いケージの網の上で、卵をとる用に育てられているニワトリ(レイヤーと言う)を
見たことがある人も多いかと思います。
あぁいう風に育てると効率よく純度の高い鶏糞を集めることができるらしんです。
うーん。
私が飼うなら絶対平飼いだな。たとえ発酵が遅れて時間がかかったとしても、、
ここでも、
効率が優先され、経済上で有利になるようにバイアスが働いているんですよね。
抗っていくのは難しいことです。
先日、筋トレイベントで減量中のトレーナーさんとお会いしましたが
玉子焼きをやたら食べていました。
生き物を丸ごと頂く完全食ですもんね!