いま、何をやっているのか。活動報告

ムツゴロウさん, 国づくり

国造り計画

いきものの楽園をつくる過程

先日、私が作っていきたい場所について夢を語りました
夢を語るだけでは何も進みません。

いまどういう動きをしているかについて整理し、報告します。

I’ll tell you what I was doing.This article is an activity report.
本文是活动报告。
이 기사는 활동 보고서입니다.
บทความนี้เป็นรายงานกิจกรรม
Artikel ini adalah laporan aktivitas.

いわゆる、メイキング、というやつです。

メインコンテンツを売る時代の終わりと、これから by キンコン西野

このブログ記事の中で西野さんは
「メインコンテンツが無料で、メイキングが有料」
という世界を推していますが、これは当然ながら、
コンテンツの質が圧倒的に良いのが大前提。そしてある程度の実績は必須

何の実績もないヤツが
「これからはメイキングが売れる時代なんすよ!だからメイキング買ってください」
って言ったところで誰も買わない。

言葉尻だけを見て本質を見ないと過ちをおかしますね・・・。

動物王国みたいな場所を本気で作ろうとしているヤツなどそうそう居ないと思うので
うまくいこうが、いくまいが、話のネタにでもしていただけたら幸いです。

場所探しとヒト

動物のことをやるのに重要なのは、場所です。

第一種動物取扱業の規則(環境省)

動物飼養施設許可も当然ですが、
アクセスが良い方がいいし、価格も大事だし、贅沢をいえばキリがない。

何より大事なのが地域住民の理解です。

お金持ちがポーンとお金出して、ここを動物の場所にするからね!

とやったところで、到底うまくはいきません。
(そんな大金もないですけども)

その辺の苦労は北海道でムツさんが始めた動物王国もそうでしたでしょうし、

東京進出の時も、何度も地域住民説明会を開き、
地元から現地スタッフの雇用をしたりして、なんとか、理解を得られました。

10 東京ムツゴロウ動物王国開設に伴う対エキノコックス症動物検疫

先日より、奈良県吉野郡野迫川村に足を運んでおりますが、
ここには一緒に事業を進める方のご実家があります。


先日村長さんとお会いできたこともツテがあってこそですし、
今回の視察では集落に住まわれる方たちと
実際会ってお話しすることができました。

過疎化、少子高齢化が進む中で、
全国に空き家、空き地があるのはみなさんご承知の通り。
実際に村に行って聞いてみると、あそこも空き家、ここも空き家、
オセロのように空き家だらけなのに、
その情報はネットには全く載ってきません。

吉野郡野迫川村の中古物件

「見ず知らずのよそ者には売りたくない」
というのが正直なところでしょう。

地元の協力者がいるというのは本当に強みです。

アクセスからすれば関東近郊や長野、岐阜あたりもいいのですが、

価格がとても手が届かないことが一つ。
地元住民との接点(と理解)がないことが一つ。

この辺りがネックとなっています。
野迫川村物件の相場はリフォーム代を合わせても
〜200万円くらいです。
このくらいならクラウドファンディングを立てても
十分見込めるレベルではないかと思います。

一方、関東近郊では・・・
SHELLYさんが告白「実は今、千葉郊外への移住を考えています」

リモートワークで会社に行かなくてもいいことに気が付いた
本当のお金持ちたちが郊外に移住し価格が高騰中。

こうなってくると、もはや、「田舎」ではなく、
振り切って「秘境」くらいからのスタートの方が逆にいいのではと思いました。

このスペース、以前は畑だったところ。
草はボーボーですが害獣よけのために柵でしっかり囲われてまるでドッグランか馬場のよう。
隣も空き家でここが借りれたら・・・

資金

次に、資金です。
動物の事業をするのには大変な資金が必要になります。
これをどう生み出すか、しっかりしてないと事業は進みません。

ところで、
各地に「地域起こし協力隊」というシステムが存在するのをご存知でしょうか。

地域おこし協力隊(ちいきおこしきょうりょくたい)とは、人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、地域での生活や地域社会貢献に意欲のある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度である。(wikipediaより)

野迫川村にもこのシステムがあり、
野迫川村「地域おこし協力隊(特産品生産販売)」隊員募集要項
特産品であるしいたけの生産販売をやるという内容です。

もし、この地域おこし協力隊に通れば、
しいたけの事業を資金源として楽園の運営ができると考えていました。
また、住む場所や移動手段など、移住して起業するための様々な援助も
含まれておりました。
が!
見事に落選・・・
動物王国建国に意識が寄りすぎて、
しいたけ栽培を甘く見ていると思われたか、
事業の資金源としか思われてないのがよくなかったのか。

しいたけ栽培に強い魅力や志望があったかと言われれば嘘になるし、、、
いずれにしても、互いの想いがすれ違った結果です。

さて、どうする(←いまここ)

地域おこし協力隊をアテにしていなかったと言えば嘘になります。
自治体の支援や協力はもちろんのこと、
地域の理解が得られる最大のポイントにもなったはずなので。。。

一方でずっと住み続けなければならないという縛り、
しいたけ栽培を行わなければならないという縛りは無くなります。

じゃあ野迫川村にこだわる意味もないですよね。
とは言え。

物件やヒトのことも含め、
せっかくここまで築いてきたものもあります。
いずれどこかに拠点は必要ですし。

資金源候補

動物・・・?

私が目指すのはいきものとの共生、動物が軸なのですが、
いきなり動物を入れてしまうと資金難になった時に
動物が不幸になるのでそれだけは避けなければならない

馬、牛、ヤギ、豚などと付き合う方法、農場体験、
乳製品販売、リアルタイムのライブ配信などが
できれば収入に繋がります。将来的にできたらいいですけど。

世界遺産

野迫川村を横切る「熊野参詣道小辺路」は
真言密教の総本山・「霊場」高野山と「神域」熊野本宮を結ぶ世界遺産の一つ。


全国よりこの小辺路を歩いて参詣する人たちが訪れる場所です。

(ただ、犬連れで泊まれる場所が近くにはない!)

植物

私がもう一つ好きなものとして植物があります。
村の長老たちは昔から畑や田んぼで農作物を育てる名手がゴロゴロ。
観葉植物やレア植物なら収穫時期を問わず、モノによっては単価も高い。

農作物や観葉植物を育てて通販するのも。
将来的に動物たちが導入されれば、
その堆肥を循環させることができるかもしれません。

兵庫の農家さんと。

野迫川村を訪れて圧倒的存在感を放つのは苔。

苔の育成とテラリウムワークショップ開催は
資金源となりうる重要なコンテンツの一つになりうるかもしれません。

テラリウムをやられている方達にアドバイスと協力を頂きながら
形にしていけたらと思っています。

体験ツアー

大自然に包まれた野迫川村には、
温泉、ホタル、星空、キノコ、古民家、、、
普段の生活にはない、様々な「体験」を得ることができます。

今の状況からすると、大規模な集客施設はもう難しいのかな、と。
5〜10人程度の小規模体験ツアーを頻発するのが良いのかも。

ウェブコンテンツによる収入

そもそも、動物王国に仲間入りできたのも
私のネットの知識を買われてのことでした。

ほぼ毎日更新のこのブログを含め、
ウェブコンテンツを使ってコツコツと発信を続けているのは
私の数少ない、できることの一つでもあるのかなと思っています。

昨日の投稿もそうですが、
「こんなことやりたいんです!」
と叫ぶとどこからかの協力やアイデア、
意見コメントもいただけるので、それが前進に繋がります。

微々たるものですがこのブログもアドセンス収入があるので
シェアしていただけるととてもとても、助かります

今後見込めるものとして
YouTubeやライブ配信による収入、
月額制クラウドファンディング、
ができたらいいなと思っています。

ただ、クラウドファンディングはお金と信用の「前借り」。
リターンがしっかりないと成り立ちません。
先に挙げた苔やツアーがリターンとして形になれば・・・

まだまだ、可能性を模索しているところです。

全てを書き切ることはできませんが
だいたい、この程度だな、というのはわかって頂けたかと思います。

未熟で稚拙な部分も多々多々あるかと思います。
これまで20年以上、「雇われ」の身だったので。
いきなり自力で立って歩けてたら苦労はありません。
会社を辞めて1年=まだヨチヨチ歩きの赤ん坊同然。

ファン作り、仲間作り

今の私のメインの活動です。
手を抜かず、一人一人に会って、
自分の目指すもの、やりたいことをしっかり話し、ファンを作ること。

自分と自分の夢の「営業」です。

ムツゴロウさん, 国づくり

Posted by kyotako

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