ウワサのオンラインサロンに実際に入ってみました。

国づくり

オンラインサロンとは

入ろうか迷っている人に読んでもらいたい。実際の体験、体感。

月額会員制のWEB上で展開されるクローズドなコミュニティの総称。作家、実業家、ブロガーなど専門的な知識を持っていたり、ある分野で優れたスキルや経験を持つ個人、または複数のメンバーが主宰者となり運営している(wikipediaより)
2019年8月、会社を辞めてから新しく始めてみよう!と思っていたものの一つが
「オンラインサロン」。ネット上でのコミュニティの場ですよね。
オンラインサロンの現状はどうなっているのか、も
見ておこうと思って、 2019年7月に オンラインサロンに加入してみました。
Twitterでも「サロン入ってみようか迷う~」というつぶやきを見るので
「実際に入ってみた」潜入レポート!ですね。

西野亮廣エンタメ研究所

今回私が入ったのは「西野亮廣エンタメ研究所」です。
お笑いコンビ「キングコング」の人ですね。
相方の梶原さんは今はYoutuber「カジサック」としてご活躍中。
先日登録者数が100万人を超えてニュースになっていました。

ここで重要なことは、
 私は別にキングコングのファンでも西野さんのファンでもない ということだ。

ファンの人にころ怒られそうだ

実際、彼らがテレビで活躍していた時の「はねるのトびら」という番組、
存在は知っていても見た記憶が一度もない。芸人がぞろぞろ出てきて
お尻が出たりしてゲヒャゲヒャ笑う番組?だったような記憶。
=あんまり好きじゃない。※ちがってたらとってもごめんなさい

潜入してみるなら、いま、売れてるサロンに入らないと意味がありませんよね。
運営がうまくいかず、ヒーヒー言ってるところを見ても仕方ない。

人気のサロンの一つはホリエモンこと堀江貴文さんがサロンオーナーの
「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」だったのですが、
月額10800円はキツイ。

じゃあ次は?ってなった時に

有料オンラインサロンランキング(2019年上半期)

ご自身のブログでも書かれていますが、今や、2万人を超えて日本一になっている
西野亮廣エンタメ研究所になります。月額1000円。お財布にも優しい。

入会手続きはわりと簡単

サロンの手続きを調べて見たら毎月1日更新とのことでした。
一日たりとも損したくなかったドケチな私は7月1日に申し込みをし、
Facebookの非公開グループに参加申し込みを行います。
すると翌日(になる前かな?)にはあっさり承認を頂けました。

サロンに入ると何ができる?

Facebookでのメンバー限定記事が読める

全てのサロンがそうなっているわけではないと思いますが、
この西野亮廣エンタメ研究所では、毎日、欠かさず、西野さんが記事を書いています。
個人的には、これが 最大にして最強のポイント だと思います。

「え?記事が読めるだけ?」

と思った人はちょっと甘い。

堀江貴文さんが多動力 (NewsPicks Book) (幻冬舎文庫)
で言っているように、毎日大量に情報発信をしている人は言うことは似通ってくる。
発言を集約して本にすれば売れてしまう。「ベストセラーはコピペ本」だ。
 毎日最新のベストセラーが1日約30円で読めてしまう 、この価値に気づくかどうか。

  • 本を読まない人、買わない人
    →本は人生を豊かにしますよ?読むべきだと思います。人生の成功者の9割は読書家。
  • 本を買っている人
    →サロンと併用をおススメします。短いけど安くて早い。
  • 本は買うけどこいつらのは買わない、キライ
    →私も昔はそうでしたけど、批判をするなら読んでから。私は知見を広げるなら反対意見に目を向けます。

そして情報の価値はそのスピード、タイミングも重要になってくる。

なぜ、「限定」なのか、ということ。

オンラインサロン最大のポイントは「会員限定」というところですよね。
陰で悪口を言っているわけじゃないですよね。

先にも書いたように、情報の価値の一つはスピードとタイミングです。

今年は吉本興業の闇営業問題がずっと話題になっていましたよね。
いま、このタイミングでダウンタウンの松本氏の意見ってもう要らないですよね。
いまさら感ありますもんね。

吉本興業の騒動から学ぶ「お金」の話

 実際にサロンで書かれた記事が、後日彼自身のブログで公開されています 
(なんだよ!限定じゃないじゃん!とかいう声もサロン内からあがらないのもすごい。。)
これは一例ですが、タイミングを誤ると炎上したり、
面倒なことになるのを避けるためにサロン限定にしているんですね。

ちなみにこのブログもこのサロンを知るのにかなりおススメです。

インターネットは“程よく閉ざす”時代へ

ほぼコピペサイト化している。汗

余談
今後サロンをやってみようかな、と思っている身として思うこと。
  • 1.西野氏はオンラインサロンをおススメしていない。
    ベストセラー作家が毎日記事を書いて月千円=超激売り。かなうわけない。
    毎日の記事更新、コンテンツの提供は相当な労働。
    割に合わない。不労収益どころかブラック。
  • 2.ベストセラ―作家と戦う必要はない
    若手お笑い芸人が「ダウンタウン」がいるから漫才無理―とか。
    戦う相手が違う。意識する相手が違う。
  • 3.無料から有料への誘導、バランスが絶妙
    そのサロンの価値、金額、内容と無料との差別化が素晴らしい。
    やれる?これ。

限定イベントに参加できる

私が先日参加してきたのは
クラウドファンディング「木の時計台を作りたい」
で、あの、プラントハンター西畠清純さん、そして西野亮廣さんと一緒に
山に入って植物をハンティングしてくる、という企画。

 

正直、クラウドファンディングの存在は知っていたけど、買ったのは初めて。
クラウドファンディングというのはシステムの呼び名であって、
この「SILKHAT」や「CampFire」など、いろんなサイトが
あるって知ったのもこの時でした。
※てっきり、クラウドファンディングっていう名前の会社があるのかと思ってた。

そもそも私は 西畠清純さんのファンではあります (ここははっきり。笑)
ファンクラブ会員にもなっています。

でも、この西野さんのオンラインサロンに入っていなければ
こんなリターンを受けることはできなかったでしょう。
(西畠清純ファンクラブ「そら広場」運営!もっと頑張ってよ!!)


西畠さん、西野さんとサロンメンバー約20人で
汗と泥と雨にまみれてツタを取ってきました!

これが時計台の一部として使われます。

サイコー。

サロンメンバー同士の交流

このオンラインサロンに参加されている人たちは2万人を超えています。
これは一つの町の人口と変わりません。
人口2万人以下の町や市なんてごろごろありますよね。
(逆にこんなに大勢のひとたちに対して「限定」にする意味って
どうなるのかな、とも思ってしまう。。。
誰にも言わないでね?と2万人に言ってるんですよね。。。汗)
全国各地にサロンメンバーがいて、
特にこういうサロンに加入されている人たちなので
一癖も二癖もある人ばかり。


サロンメンバーが運営しているカフェCandyえんとつ町店
西野氏が書いている絵本の世界観を再現している。
サロンメンバーが集まるお店。カレーが絶品。

点と線

こちらもサロンメンバーが経営しているお店。
大阪のスパイスラーメンを食べさせていただいた。
トッピングのごぼうが相当ヤミツキになる。

単純にこうやってお店に行ってサービスを受けるだけでもいいと思いますし、
全国にサロンメンバーが集まるお店やコワーキングスペース、イベント
があります。新しい人たちとの交流が生まれる。

特にこのオンラインサロンの人たちは
面白く、優しく、フレンドリーな人たちが多い。

まとめ

サロンを活かすのは本人次第

これはどのサロンにおいても同じことがいえると思いますが。
「とりあえず加入しているだけ」とか(価格も千円ですしね)
「メルマガのように読んでるだけ」とか
若い女性の方に多いと思いますが、
「西野氏の容姿がかっこいい」から
というファンクラブ的な利用法もあると思います。
むしろイベントに積極的に参加をして
サロンメンバーと交流を持っていく人たちは少数派かもしれません。
 何にメリットを感じ、何に千円の価値を見出すかは本人次第。 

重要なのは「主体性」

ある意味で『塾』に近い。
入っただけですぐにメリットがあるわけではありません。
そこで得たものを、どう生かすか、です。
場合によっては千円ではとても買えない価値を得られることも多いと思います。
サロンメンバーで事業やプロジェクトを始めたり、
最近ではサロンメンバーがインターン生として西野さんの会社に入社したり。
人生を左右する人たちもたくさんいます。
そして驚くべきはそのほとんどが、「良い方向」に行っていることです。

逆に
「何かしら恩恵が受けられる」「何かもらえる」
と受動的思想しかない方にはあまりお勧めできないかもしれません。

私はいま複数のサロンに入って勉強していますが
このサロンが一番「人がいい」です。

ビジネス系のサロンだと、
「いかに収益を得るか」「いかに効率よくやるか」など、
なんとなく、無機質というか、冷たい、印象を強く受けます。
このサロンではエンタメを主流にしているからかもしれませんが、
人を喜ばせる、笑わせる、楽しいことをやっていく
という意欲にあふれる人たちが多いように思います。

まだ加入したばかりで全貌を知る由もないのですが、
少なくとも私はファンでもないのに(くどい)かなり楽しんでいます。

参考にしていただければ。


湯櫻入り口にかざってある絵本。常設。きれい。
誰もいない時間に見たい!という贅沢な希望。運が必要。

国づくり

Posted by kyotako

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