ペットを取り巻く様々な問題を考える。

犬猫

ペットを取り巻く様々な問題

日本の愛護活動について

AnimalRescueNursingポチパパさんの動画

この動画、本当に(×100)すごいと思います。
私にとっての神回で、何度も何度も見ています。
よくぞ言ったと思います。本当に。

おそらく、この動画の後も、クラウドファンディングの時も
相当なバッシングや嫌がらせがあったことが容易に推測できます。
残念でなりません。
ポチパパさんのような人柄だから潰れずにやっていけたのでしょうけど
(いや、表にでていないだけで相当心を病んでいたはず。)
 これまでにそういう足の引っ張り合いで
潰されていった有能な人たちがたくさんいたのだ 
と思います。

この動画から、今の日本の保護活動の問題を掘り下げて考えていこうと思います。

なぜ足の引っ張り合いが起きるのか

ポチパパさんも動画内で言っていましたが、
一番は「お金」ではないでしょうか。
人間、やはり、うまく行かない、儲からない、生活が苦しい、
となるとねたみ、やっかみ、でてきてしまうものです。

「うまく行っているところは、努力と実力があったから」
実際にこの仕事に従事されている方だからこその
重い言葉ですね。
私は努力と実力だけじゃなく、 「信用」があったからですよ! と付け加えたい。

なぜお金がもうからないのか

これは完全にビジネス系の話になってきてしまいますが、
ひとつは、「お金儲け=悪いこと」という風潮があります。
 お金=苦労した対価であり、楽をしてお金稼ぐなどけしからん。
卑しくて下品なことだ! 
という雰囲気。
クラウドファンディングなどが一般化されてきて、
 「労働ではなく、信用にこそが価値がある」  という世の中になりつつありますが。
まだまだ、そういう雰囲気を消すまでには至りません。

「生きものを使って」お金儲けのイメージ

ビジネスの世界ではだいぶ変わりつつありますが、
この「生きものの業界」においては特別、
お金を儲けることに対しての世間の目が厳しいですよね。

 生きものを使ってお金儲けなんて!! という感じ。

食品業界はほとんど「生きものを使ってのお金儲け」になるはずなのですが
そこは別。ペット業界だけが矢面に立たされています。

 他の分野に比べて
イノベーションが進まない理由がここにあると思います。 
いつまでも古い体制、体質のままです。

アーティストで有名なGacktさんも
海外での不動産投資などで収益を得ているそうで
なぜ海外で?という質問に対し、
日本でアーティストが投資事業などをやると
非常に心象が悪くなり、人気を売るビジネスに不利だから
とおっしゃっていました。
もうお金儲け=悪というイメージ
やめませんか?
良くない体質、風潮は直していきたいですね。

ブラック企業は社員が作る

働き方改革が話題になっておりますが、
ブラック企業はそこで働く社員が作っています。
こんなところじゃ働けない!と働く人がいなくなれば
企業は待遇を改善するしかありません。

個人経営のラーメン屋さんは
早朝から仕込みがあって深夜まで営業が続きます。
でも、ブラック企業にはなりません。なぜか?
「店主が好きでやっているから」です。
だれかに強制的にやらせたらパワハラのブラック企業ですけど。

保護活動も同じだと思うんですよね。

「嫌なら辞めろ」

犬猫の保護活動、アメリカでは完全にビジネス化していますよね。
運営がうまく行く、行かないは普通の企業や団体、会社と同じ。
 うまく行っているところは、努力と実力と信用があったから です。
どうですか?ラーメン屋さんが、
辛いんです、大変なんです。苦しいから寄付してください!
って言ったら寄付が集まるでしょうか。
悪いことはいわん、辞めたほうがいい、って言われませんか?
 なぜ保護活動だけ特別扱いなのか。
動物保護という大義名分に甘えている 
だけ、
と言われても仕方ないのかもしれません。

むしろ、ほぼゼロ円、ボランティアで頑張るところが
あればあるほど、ブラック企業を生み出すことになります。

 他はあんなに苦労しているのにがんばってる!
お前たちだけ楽して稼ごうとしているなどけしからん! 

また、そういう人たちが出てきちゃいますよね。

皮肉なことに、頑張れば、頑張るほど、業界は苦しくなっていきます。
負のスパイラルですね。
保護団体が多頭飼育崩壊になっているというニュースもありました。
かわいそうだから!とどんどん引き受けることが
「いいこと」と勘違いしちゃっているケースですね。

厳しい言い方ですが、辛いなら、大変なら、やめたほうが業界全体のためにもなります。

自立できるシステムを!

この動画でも出ていましたが、自立してきちんと運営している団体も
たくさんあります。そういうところがどんどん増えてくればいいですよね。

そのためには努力する方向があると思うんです。
がむしゃらに保護活動を進めてもお先は真っ暗です。
かわいそうな苦しい保護団体がまた一つ増えるだけ。
まずはシステムが必要ですよね。
 どこで収益を得て、どこから活動費用を捻出するか。 

Youtubeのでの収入があればいいとも思いますし、
最近で言えばライブ配信の方が収益も出しやすい。
シェルター生配信で収益を得るのもいいと思います。
いいところは(あくまでも、いいところは、ですよ!)どんどん大きくなって、
どんどん儲かっていったほうが良くなっていくと思います。

悲壮感、頑張ってる感出すのやめませんか

どうも日本の保護活動をされているところは、
私たちは苦しくてもこの子たちだけは!!のような
悲壮感が漂っている気がします。

犬猫たちのすばらしさ、生きものを飼う楽しさが
悲壮感でおおわれて何とも言いようのないどよーんとした空気。

「保護」とか「里親」っていう言葉も
何か別のポジティブな言葉に変えたほうがいいと思う。
ちょっと前に堀江さんがベビーシッターを育児士って名前で
イノベーションしたっていうお話がありましたよね。
ちょっと考えよっと。。いいアイデアあったら教えてほしいです。

犬猫たちたくさんいてハッピー♪
企業も儲かっててウェーイ♪
どんどん参入してきたらどう?
みたいなところが増えてくれればいいな。

一番は保護活動などしなくていいようになることですけどね。。。

犬猫

Posted by kyotako

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