毛糸の季節
犬の毛を毛糸に
犬の毛というとちょっと引いちゃう人もいるかもしれませんが、そういう文化がなかっただけ。欧州を始め、海外では羊、ヤギ(カシミア)、アンゴラ、アルパカなど様々な動物の毛を毛糸にして利用する文化がありました。
日本には羊やヤギが定着することはありませんでした。
やはりこの高温多湿な気候は世界からみると稀なんでしょう。
モンスーン型
哲学者、和辻 哲郎氏による風土の類型は興味深い。
世界の環境を「砂漠型」「牧場型」「モンスーン型」に分けてそれぞれの風土に合わせた文化、思想が分かれた。
和辻哲郎の『風土』(3)風土の類型
話は逸れますがこれは植物においても言えること。
先日、プラントハンターこと西畠清順氏の講演(オンライン)を聞いた際にも、
西洋ではアダムとイブ、魔女の毒林檎のように果実を食べる話が多くある一方で
日本では万葉集でも食べる話がほとんどないと。
これもまた風土、文化の差でしょうね。
犬の毛をつむぐ
うちにはありがたい?ことに犬毛製造機がいるので
(USBケーブル噛み切られた・・・)
洗って、干して、梳いて、
毛糸にする作業しています。
まだまだ下手くそで細かったり太かったりする部分があるけど、
まぁこれも味ということで。
日々、練習です。