新しい仲間が増えました
サモエド、ヴォルガ登場
新事業に向けた新しい仲間第一号!
Facebookでのライブを通して、ご存知な方も多いかと思いますが、
北の大地で生まれたサモエド、「ヴォルガ」が仲間入りしました。
自撮りでは気にしてませんでしたが、
こと、犬になると、
「こうしたら、この角度なら、可愛く見えるよね!」
という飼い主(自分)のあざとさが出ちゃうのがちょっと怖い。
女子高生みたいだな。
北海道は中標津にある「石川百友坊」で、
バイカ(祖母)、アンラ(母)、アルル(娘)
3世代のサモエドが同時期に出産しました。
そのうちの1頭、アルルの子(♀)を
これから立ち上げる新天地での新たな仲間の第一号として
(そういう意気込みで)迎えることにしました。
三世代合同育児の様子は発売中のWAN7月号に連載中の
【いしかわ流】目からウロコの“犬暮らし”に掲載されています!!必見!
先住犬、先住猫、それぞれの反応
うちには既に3頭の先住犬猫がいて、
新入りが来ることによってどんな影響があるか、
この化学変化も非常に興味深く、楽しみなところ。
犬を新しく迎える方に向けての参考になればと思います。
ヒトがそのヒエラルキーの中に入ることはないですが、
犬の間には上下関係が存在します。
動物王国でも、テレビ番組、
「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」で
歴代セントバーナードのボスがいたり、
秋田犬のタムがいたり、いじめられる子がいたり、
テツから始まるハスキー軍団がいたりと
王国犬社会のドラマを見させてくれていましたよね。
ヴォルガが来る前の状態
まず先に構成から見ていきましょう。
ボス;マルフィノ(サモエド・♀・11歳)
先代、クリンが亡くなってからはトップに君臨。
親しい子以外、基本的に他の犬猫は嫌い。
何度も会って「お友達」になった子は少ない。
わちゃわちゃする子は特に嫌い。
三番目:蓮(ウィペット・♂・8歳)
後述の猫、ゆきちにも頭が上がらない、末席。
一人では何もできないヘタレなのに
生前のクリンや今のマルフィノが一緒にいるとかなり強気になり、
散歩中すれ違う子にかかって行ったりする。
二番目:雪吉(マンチカン・10歳)
基本、犬は好きではない。
蓮のびびった目を見ていただければわかっていただけますでしょうか。
これでも蓮がきてから8年間ずっと一緒に生活しているんですけどね。
近寄るとシャーっと怒って威嚇して来るので
蓮にとっては触らぬ神に祟りなし。状態です。
マルの場合
ガウガウされてトラウマになってもあれなので最初は距離を起きつつ。
完全隔離は良くないし、いきなりどーんと合わせるのもなので、
抱っこして匂いを嗅がせたり、ヒトが付いているときに会わせてます。
マルの方は目も衰えているので積極的に関わっていくことはしません。
でも、ヒトに促されて感想を聞くと・・・
まぁ、想定内。少しずつなれていけばいいさ。
もう少しヴォルガが慣れたら会わせて数回ガウガウっと「挨拶」「洗礼」したら大丈夫でしょう。
雪吉の場合
初日からヴォルガは寂しがってピーピー泣くので、
初日は自室に連れて一緒に寝ました。
ぴったりくっつけば鳴き止みます。
「小さいうちに甘やかすと調子に乗るから無視するか放置する」
というしつけ方もあるようですが、私は好みません。
今まで兄妹たちと一緒に過ごしてきたのに
急に環境が変わって不安でない訳が無いですよね。
迷惑だったのは先住猫、雪吉
新入りが部屋に入ってきた途端にささっと出ていき、
隣の部屋の押入れの中へ。。。
幸い、ヴォルガの方は石川家で猫たちにも会っているのと、
不安と寂しさの方が先行して、雪吉を追ったりすることもなく。
ヴォルガがいなくなった後に部屋にきて、
クンクン匂いをかいだ後に
「シャー!」
って怒っていました。残り香に怒るとは。笑
蓮の場合
先住犬猫の中でもっともヴォルガと近づけたのは蓮。
寂しがるヴォルガに対して、どう接していいか戸惑っている様子。
匂いを嗅がれたらちゃんとお腹を見せるヴォルガ。えらいぞ。
まとめ
犬を新しく迎える、と一言でいっても
犬種や年齢(子犬・成犬)その子の個性、性格、
先住犬猫の有無、飼い主さんの経験・・・
全部違ってくるので全部同じようにはいきません。
でも共通して言えるのは「コップの中の泥」のようなものだと思っています。
コップに泥を入れてかき混ぜると、沈殿していた泥が舞い上がって水が濁ります。
新しく犬猫を迎えると、先住犬猫もヒトも、一旦はざわっとするものです。
いずれ、ゆっくり泥が沈殿して、それぞれ収まるところに収まっていきます。
ムツさんはそれを折り合いを付ける。と表現していました。
新しい環境に置いて、まず、事故だけは起きないように心がけ、
ゆっくりどっしり構えて静観するのが良いのかな、と思っています。