世界の猫種 後編
世界の猫 後編
魅力溢れる猫種がいっぱい
一気にご紹介しようと思ったのですが、思ったよりも数が多くて
前編後編に分けさせていただきました!
世界の猫たち
ノルウェイジャンフォレストキャット

数年前の猫ブーム到来でもっとも知名度をあげた猫種の一つ。
大柄で長毛、温厚で飼育しやすい種として人気が高騰。
昔はその長い名前が覚えられず苦労した人も。
同じ長毛大柄のメインクーンと区別がしづらいけど
ストップが薄いのと耳先の毛の長さが見分けるポイントになる。
バーマン

東南アジア原産の美しい猫。
このシールポイントカラーを見ればわかるように
シャム猫との関連は絶対あると思われる。
東南アジアの猫は独特の美しさがあって好き。
ペルシャの血が強く出ているヒマラヤンの方が人気がある。
ヒマラヤン

バーマン同様、シャムとペルシャの交配種から生まれた品種。
こちらの方が圧倒的に知名度があって人気も高い。
シャムのシールポイントカラーの美しさを残しつつ、性格温厚で長毛という
非の打ち所のない猫種を愛さない人はいないだろうと思う。
ブリティッシュショートヘア

ずんぐりむっくりした体型、ふてくされたような表情で今とっても人気。
ブルーカラーが多いけど白やクリームもいる。
シャルトリューと間違えられやすいけど性格が違う。
ペルシャ

古くからある品種で人気も高い。貴族が飼う高貴なイメージ。
個体差もあるけど、エキゾチックみたいな鼻ペチャから
比較的鼻が高いスマートな顔つきの子までいる。
チンチラという種があると勘違いしている人も多いけど
「三毛猫」同様、「チンチラ」は毛色の表現。
ベンガル

キャットショーではメジャーな種。昔ベンガルヤマネコと交配されていた歴史があるだけあって
非常に野生的な姿と性格が魅力のベンガル。
体のヒョウ柄は個体差があり、写真のような二重でバラのような模様(ロゼット)が出るのは
非常に高額になる。逆に模様があまりはっきり出てないものはあまり評価されない。
ボンベイ

レトリーバーやパグなど犬では普通にあるブラックカラーも
猫種の世界ではほとんど見られないのは本当に不思議。
純血種で黒色はこのボンベイが唯一と言っていい。
マンチカン
マンチカン
足が短い猫としてスコティッシュフォールドとともに人気を二分する猫種。
垂れ耳のスコティッシュ同様、みんなが短足になるわけではないので
短足のマンチカンは高額になる。足長マンチカンも当然生まれる。
最近になってマンチカンの短足になる遺伝子はスコティッシュの折れ耳と
違うことがわかってきて、短足同士の交配も許容されつつあるらしい。
マンクス

イギリスのマン島で生まれた短尾の猫。
もう日本にいる猫そっくりですよね!
この短尾の猫は世界でも数が少ないのです!
メインクーン

世界一大きい猫として有名なメインクーン。
先述のノルウェイジャンフォレストキャットとの区別が耳先の毛とマズルのカーブ。
大きさとしてはメインクーンの方が大きいのですが、ノルウェイジャンの方が人気が高い。
ラガマフィン

後述のラグドールの色違いがラガマフィン。
ラグドールは創作者が厳しくスタンダードを定めてしまい、
愛好家から非難が集まったため独立した品種。
ラグドール

ラグ・ドール はぬいぐるみという意味。
ペルシャとバーマンの交配から作られたと言われていますが、
この毛色や姿を守るためも含め、ラグドールと称するハードルを高くしたあまり、
ラガマフィンという別品種をうむ結果ともなった。
でもそのワガママがあったおかげで今日までこの姿を残しているとも言えると思う。
ラパーマ

このカールした毛が特徴的な猫。毛も抜けにくいそうです。
セルカークレックスもこのラパーマの血が入っているという説もある。
ロシアンブルー

昔から親しまれている品種。
私が多く面倒を見てきた中では最も賢い種だと思われる。
鳴かない猫、サイレントキャットと書かれているけどそうでもない。(と思う)
番外編
日本猫
日本猫
昔から日本には尾曲りとか短い尾の猫が多くいますが、世界的に見ると
かなり希少なんです。大事にして欲しいところです。
三毛猫
同じく日本に多いのが三毛猫。
これまで紹介してきた猫にも登場しておりますが、
三毛は毛色のことなので、いろんな猫種の三毛がいますね!
三毛猫という種類がいるわけではないので誤解のなきよう。
チンチラも同じですね。ペルシャやラガマフィンなどに
チンチラゴールデン、チンチラシルバーという色があります。
以上!世界の猫種をご紹介いたしました!