ヤギのふん
ヤギのふんの利用
うんちはだいぢ。
動物王国のような場所を作るべく、活動と発信をしています。
毎日365日こうやって活動報告や思ったことを記事にしています。
動物王国をふかぼり
2021年抱負
いきものにとって、食べることと出すことは生きる基本です。
なので食べ物にこだわるのと同じくらい、うんち、おしっこにもこだわりたい。
私が編集をやらせていただいている、ムツゴロウさんのYouTube、その名も
「ムツゴロウの656」では最近もっぱら、動物の糞がテーマになっております。
ウンチといえば、最近、ヤギのふんがで気になることがありまして。
普通は写真上部のようにパラパラなはずが、中央にあるようにくっついて固まっているのが見受けられまして。
SNSで投稿したところ、まるでチョコのお菓子のようだとコメントいただきました。
お迎えした牧場に聞いてみたところ
この季節、水分の多い青草を多く食べるとやはり水分量が多くなってくっつく傾向にあるけど、さして異常ではありません
とのこと。また、別のコメントで
濃厚飼料を与えていると栄養過多でうんちが固まりやすくなる。
また、日光不足やミネラル不足もうんちが固まる原因になる。
と、教えていただきました。
濃厚飼料を若干控えめにしたところ、うんちも無事パラパラに戻りました。
観察って大事ですね。
友人の投稿
何がどうきっかけで思いつくかは色々あって、
知らない、反応しない、より
知ってる、反応する、方がより人生が豊かになると思います。
友人であり尊敬できる人の投稿より知ったサイト。
趣深い建物の数々。友人はゲルに興味があると言ってました。
ゲルは遊牧民が住む移動式住居のこと。
デザイン、構造、機能性、全てがバランスが取れていて美しい。
寒い地域ではその床下に
乾燥させた羊のふんを敷き詰めて暖房(断熱材)にするそうです。
羊の糞でできるなら、ヤギの糞でもできるでしょ!毎日出るものですから、資源として有効活用しない手はありません。
ヤギのふん(たい肥)置き場。
燃料としての糞
以前にも紹介しましたが、家畜の糞は燃料にもなるんですよね。
牛糞燃料
一日外に置いた、ヤギのふんを使って燃やしてみました。
燃えるというとぐわーっと炎が上がるイメージでしたが、そこまでにはなりません。どちらかというと「可燃性のもの」=木材とか炭の感じなのかもしれません。
草原に住む民にとっては木材や炭は貴重品だったのかもしれません。
持ち運びも大変でしょうし。だからこそフンを利用する文化が生まれたのだと思います。
これまでヤギのうんちはたい肥置き場にまとめてザーッと捨てるだけにしていましたが、ちょっと利用法を考えた方がいいですね。
最近はだいぶ暖かくなってきましたが、納屋で寝る際に床暖として糞を敷くのもアリな気がしてきました。ヤギ糞暖房ベッドを作ろうかな?!
ヤギと寝るときはここに寝袋をひいて寝てるんですがー。
ここにヤギふんベッドを作ってみたらどうでしょうか。
断熱材になるなら、作成途中のロケットストーブベンチにも利用できるかも?!
いや、発火しちゃうか?
ヤギ糞でロケットストーブとか面白そう!
建設途中になっているロケットストーブ。この煙突の部分に断熱材を入れることで燃焼効率が高められるメカニズム。
妄想は広がるばかり。
ヤギの好物
ヤギは下に生えているいわゆる「草」よりも、木の葉や皮の方が好き。
柔らかい葉っぱの方が食べやすくて美味しそうな気がしますが、それはあくまで人間目線。
彼らは竹や笹、ツバキやチャノキ、下の写真のようなハサカキのような硬くてツヤのある葉が好物。
でも、写真奥のように地面に落ちたやつ(竹)は好まない。
ヤギは写真のように前肢をかけて高いところの葉を食べるのが常なのでしょう。
手で持って上からあげるとモリモリ食べますが、地面に落とすと途端に食べが悪くなります。
クチも若干受け口になっています。いわゆるしゃくれ。もしかするとあんまり屈んで頭を下げて食べることは内臓系にも負担が大きくなる可能性もありますね。
面白いですねぇ!
人間の咀嚼音は時として非常に不快なものになりますが、こと、動物においてはおしなべて全ての咀嚼音がいわゆるASMRになりうるのは不思議。