特技
役に立たない特技発動
棚からぼたもち
特に意識していたことではなかったですが、最近になって自分の特技を
発見するに至りましたことをご報告いたします。
ペット関連で働いている人の中では「あるある」かもしれませんが、
そこはどうか温かい目で見守っていただければ、幸いです。
性別判断
何頭も犬猫たちを見ていると、顔や写真からだけでも、オス、メスの判断がつくようになります。猫においては、毛色も重要な判断材料になることはご存知の方も多いかと思います。三毛は99%メスですし、茶トラは80%がオスです。また、オスは骨格がしっかりして、がっちりした体格。マズルも太くなりやすいですね。猫は顔が横に大きく、「えら」が張ってどっしりした貫禄のある顔立ちになります。いずれの場合も、未成熟の個体は判断が難しいですが。さらに言えば、カンで行っても50%50%ではありますが。
体調判断
ペットショップ勤務時代は毎日彼らの様子を観察して、体調管理に気を配っていました。
何千頭も見てくれば、体調が悪い子も見えるようになってきます。
1頭、1頭にそこまで多くの時間を割いて向き合う余裕もありませんので、
ザーッと一回り見て回って、瞬時に判断する必要があります。
体調不良を見落とすと、大げさに言えば命取りにもなりかねません。
子犬、子猫に「様子見」はご法度。あっという間に死神に連れて行かれます。
全体的な動きや仕草ももちろんですが、特に見るべきポイントは完全に、「目」ですね。
落ち窪んでいたらそれはもう発熱とか炎症が起きている証拠。
その前段階として体調が悪い子は目の輝きが全くなくなります。なんでしょうね。あれは。
逆に目の輝きがある子、出てきた子には生きる希望が見えてきます。
「この子は助かる」「峠を超えたな」「そこまで深刻ではなさそうだぞ」といった風。
鳴き声からの犬種判断
姿を見なくてもほえ声で犬種(の特性)はわかるようになります。
トイプードル、キャバリア、パグを飼われている方の配信を見ていた時に、
偶然インターホンがなりました。その鳴き声を聞いた瞬間にトイプードルとわかりますね。
そもそも、吠えやすい犬種と吠えにくい犬種がありますのでそこから判断ポイントにも。
小型犬あれば周波数の高い「キャンキャン!」と言う声になりますし、
大型になれば「バウバウ」に近い声になります。
マズルの長短で人で言うところの「鼻声」になるかならないか、
マスチフのような「よだれたまり」のあるなしでも声は変わってきます。
ムツさんは本の中で仔馬を見て生後何日か判別がつくことができたそうです。
モンゴルを旅した時にそれで現地の人を驚かせたそう。
いつか、何かの時に、役に・・・たつ?!