ドッグスポーツについて調べてみた

犬猫

アジリティ

馬術競技をヒントにイギリスで生まれた

正直、ドッグスポーツに関しては経験がほとんどないので、
全くふかぼりになりませんが、逆に全くの素人が調べてみると
こんなもんなんだな、という目安にはなるかもしれません。

JKCホームページより

  • 犬の障害物競走のこと
  • 1978年英国ドッグショーでデモンストレーションで披露されたのが初
  • 体高などによりクラスが別れる

ざっくりこんな感じ。はっきり言って
めちゃくちゃ歴史が浅い。だって1978年ですよ。

歴史が浅いだけあって、
完全に世界統一されていない。
複数の団体があってそれぞれにクラス分けやルールが違う。

USDAA

United States Dog Agility Association米国アジリティドッグ協会
アメリカでもっとも古く、大きい、アジリティの「営利団体」
(ここが他の団体とは違うところ。営利団体だからこそ広がるものもある)
大会には45,000人以上の登録競技者がいるとのこと。
Cynosport World Gamesを開催している。
1986年に設立。同年11月に最初の協議会が行われた。
アジリティ発祥の地、イギリスのThe Agilityclub
ルールを元にした国際標準ルールを踏襲している。

AAC

Agility Association of Canada
1988年設立、カナダが本拠地の非営利団体。
(公式ウェブサイトがなぜかアクセスできない)

犬が興奮してハンドラーの前をくるくる回ることも
減点対象になるなどルールが非常に厳しい
逆に格式が高く保たれているとも言える。
初心者が「楽しもう」という軽い感じで
参加できるようなものではないかもしれません。

IFCS

International Federation of Cynological Sports
直訳すれば「イヌスポーツ国際連盟」でしょうか。
Cynologyは「犬学」という意味。
ロシアに本部を置く非営利団体で2000年に設立。
前出のUSDAAはこの創立メンバーとなっている。
WAC:World Agility Championshipを開催している。
IFCSアジリティ競技ルール

 

NADAC

The North American Dog Agility Council
北米アジリティ評議会
1993年に設立。ルールが大きく変動しやすい団体。
初心者にはハードルが低いので参加しやすい。

 

FCI

日本でも最大の血統書団体、JKCもこの傘下にある、
世界畜犬連盟FCIが主催する協議会、
FCI World Agility Championshipにつながる。
1996年にFCI最初のアジリティ世界大会が開催された。
(それまではヨーロッパ大会だったみたい)
JKCホームページをみるとその詳細も出てくる。
以下引用

日本では、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)が
1994年から本格的に競技会を開催しており、
1996年からは、日本代表選手を世界選手権大会に派遣しています。
現在、国内のアジリティー競技会は、
一番規模の大きな本部主催の大会を始めとして、
全国で年間約30回の競技会を開催しています。
つまりJKCはFCIに先駆けてアジリティ競技会を行い、
1996年の初の世界大会から日本代表として参加しているということ。
(ですよね?)

FCI傘下の競技会に参加するためには、
FCI公認血統書を保持することが条件になるため、
KCジャパン血統書だったり、そもそも純血種ではない犬は
参加できないことになります。
イヌと人の熱き戦い!~アジリティー世界大会2019
を見ていたら純血種かな?と思う感じの子もいましたけど。。。

日本では

日本でのアジリティ競技団体で大きなところは
JKC(FCI傘下)とOPDESという団体。
他にも小さなクラブや個人でアジリティを用意して競技会を
やっているところもいくつかあるようです。

動物王国でもアジリティショーを行っていましたが、
犬の障害物競走をがんばれー!と、
応援するだけのものでした。
(当時私もそういうものだと思っていました)

けーど!
アジリティの醍醐味、本質はそこじゃない!
と最近理解しました。

イヌと人の熱き戦い!~アジリティー世界大会2019
これをみたら奥が深い深い!

直前にならないとコースが発表されず、
そのコースの難易度も塾考されており、
ハードルの裏・表のどっちの側から飛ぶかという
ことまで細かく決まっている。
それを間違えた時点で失格。
失格してもコースを最後まで
走りきることは認められている。
ハンドラーのコース取りや犬とのコンタクト、
指示の正確性、タイミングで結果が左右される。
もちろん、「タイム」も重要なポイントだ。

コース解説、難易度などを知るとまた全然見方が変わってくる。

そういう「本当の面白さ」も
しっかり伝えていければもっと良かったなー
改めて思っています。

次に迎える子と一緒に挑戦していきたい。

動物王国の時は猫のアジリティの方に
力を入れてたからなぁー(言い訳)

ディスク競技

パイの皿を投げて遊んだ

ディスクやフリスビーについては、2019年に
ジョンソンタウンにある、日本で唯一の
「ディスク専門店」に行ってきた記事があるので
そこを読んでみてください。

ディスクやろうぜ

最初に投げられいたというパイの皿も展示してありました!
(パイ皿、レプリカ作って投げてみたいな・・・)

パイのお皿。これを学生たちが投げて遊んだのが始まりらしい。危ないよね。笑

ディスクも始まったのが1940年代、そこから
ドッグスポーツになるまでにもある程度の時間が
経過しているので、先のアジリティ同様歴史は浅い。

複数の団体が存在

ディスク競技もまた、ルールや格式などで分裂し
たくさんの競技団体が存在しています。

そんな団体の枠を飛び越えて
「プレーヤーの プレーヤーによる プレーヤーのための年に一度のワンメイク大会」
AJPC (All Japan Players Cup)というのもあるそうです。

どんな競技団体があるか調べてみました。
これが、アジリティよりも多いのなんの!

いや、多すぎっしょ!汗

競技は主にフリー部門とディスタンス部門。
wikipediaより

団体よりルールの方がシンプル!どうなってるんだ?
やってみないとわからないこともたくさんあるんだと思う。

いずれにしてもドッグスポーツ自体がまだまだこれから。
歴史も浅く発展途上なものだってことがよくわかった。

ドッグダンス

フライボール

犬ぞり

犬と一緒に行う競技はまだまだある!

最近はドッグマラソンっていうのもできたらしいですね!

これ!というのに突出するのもすごいことだけど
武井壮さんみたいに十種競技で
多くの競技に「そこそこ」活躍できるってのも
面白そうじゃないかな?

世界のいろんなドッグスポーツに
挑戦してみたい!

犬猫

Posted by kyotako

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