犬具について

犬猫

首輪、ハーネス、リード・・・

皆さん、何を使っていますか?

突然ですが、犬を飼ってる皆さん、リード、首輪、何を使っていますか?
友人の質問があったのと、先日、マルのハーネスを買ったばかりなのも
あって、今回は首輪、ハーネス、リードについて記事にしてみました。

それぞれ個体差、年齢差に合わせたものを

まとめ

またまた、結論から先にくるパターンですけど、

  • 年齢
  • 散歩の時のひっぱり具合
  • 万が一離れた時の呼び戻し
  • 毛の長さ
  • サイズ
  • 用途(普段の散歩用、広いところで使う用など)
  • 使いやすさ

ぜーんぶ違いますから、これ!という決定打はありません。
いろんな選択肢の中から、自分の今の犬に合うものを選びましょう。

ただ、これだけは言えます。
首輪、リードは犬と飼い主を繋ぐ、「命綱」です。
安易な流行や使いやすさ、値段ばかりを先行して事故になっては
元も子もありません。そこだけは注意しましょう!

では、私の実際に飼っていた犬たち&ペットショップの経験も踏まえて
リード、首輪、ハーネスを紹介していきます。

首輪とハーネスどっちがいいの?

よくある質問

首輪
  • 取り外しが楽
  • 首(頚椎)に負担がかかる
  • 引っ張られにくい
ハーネス
  • 取り外しが面倒
  • 体への負担は少ない
  • そり犬ならガンガン引く

扱いやすさ

蓮の場合、フルオーダーメイドのハーフチョークカラーを使っているので
付け外しがめちゃくちゃ楽です。
ちょっと広げて鼻先からふわっと掛けるだけ。

一番きつく締まった状態がちょうど首の太さにするように作ったので
チョークとなっていますけど、締まることはありません。

ただ、付けやすさ=外れやすさでもあるので、
絶対逃げない、呼び戻しが効く、という前提が必要ですね。

前に飼ってた柴犬にはこれは使わないと思います。
※犬種特性ってほんと大事です。

先代よっしーはこれまたフルオーダーメイドの1穴の首輪を使ってました。

また、よく量販店で見られるワンタッチで取り外しができる首輪

こういうのも、付けやすい=外れやすいを頭に入れておくといいと思います。

安全を期す場合はハーネスを使うこともあります。

ちなみに、
柴を飼っていた時にフレキシブルリードを使っていたら、
振り返りざまに犬歯でいとも簡単に噛み切られてしまいました。

その間、わずか数秒。

伸縮性リードは便利ですけど事故も多いので
「ご利用は計画的に」ですね。

カフェや公園などカラビナなどで固定する際もフレキシブルリードは不便です。

首輪だと頚椎を痛めやすい

蓮も調子に乗って走った時に、
リード(飼い主)の限界が来たり、途中引っかかったり、
踏まれたりすると、急ブレーキの衝撃が
全部首にかかるのでそれはとても心配です!
これまで全くなかったかと言われると嘘になります。

冷静な時は、フレキシブルリードでも
限界値(可動域)をだいたい把握して行動します。
(意外と?賢いもんです)
ただ、野良猫を見つけたり、大好きな人にあったり
我を忘れて飛び出した時は、ガン!と衝撃が
行くくらいになっちゃう時がありますね。

負担が少ない=ガンガン引く

ハーネスはそり犬でも使われるくらいで、
犬に負担なく、重い荷物を引けるようになっていますから
日本犬、ハスキー、サモエドなど、
人より先に行く仕をするタイプの犬に使用すると
際限なく、ガンガン引いちゃう可能性があります。

マル今年12歳。ガシガシいきます!

そこで出てきたのが
「イージーウォーク」とか「ジェントルリーダー」と言われるハーネスですよね。

ざっくり行ってしまうと、リードを付ける部分を
背中にしないで、胸の位置にするんですね。

馬を引くとき同様、(馬なんて犬の何倍も力ありますから!)
鼻先や胸元など、体の前面かつ中心に引き綱を付けると、
引っ張ろうとしても体が回転してしまい、
力が分散されるので引きづられなくて済みます。

映える映えない問題

また、これは全く、本当に、個人的なものですけど、
サモエドってその毛ぶきが魅力だったりするので、
ハーネスだとその見栄えが遮られるのがちょっとなーって
思います。
フワッフワを邪魔して欲しくないんです・・・
エゴですね。

また、長毛犬種は止める部分に毛が挟まります!
仮止めするマジックテープ部分も毛だらけ。

うーん。やっぱり私は首輪の方がいいなー。

年齢に合わせる

慣れない若いうち、小さいうちは

まだ飼ったばかりの若い間は、
ある程度廉価なもので
いろいろ試してみるのが良いと思います。

飼い主の散歩や用途、犬の種類や性格などから
これが使いやすい、使いにくい、を見る期間ですね。

いろいろ試すから安いものでもOK。
ただ、安全性だけは忘れないように!
万が一離れても大丈夫な室内やドッグランで試用するとか、
2本つけて保険をかけるなどの工夫は必須です。

成犬になったら

私は、フルオーダーメイドをお勧めします。
やはり、犬も飼い主も1頭1頭全部状況や性格は違うものなので
汎用品には限界があります。

一度作れば一生ものになります。

脂が染みて味が出てきます。

私がお世話になっている犬具職人さんは
おそらく日本で一番最初に「犬具」という言葉を使った革職人さんで
「首輪、リードは命綱」
という信念を持って作られていて、非常に信頼をおける方です。

使う革にもこだわりを持たれていて、
お腹の部分の「皮」を使った「革」だと
使っていくうちにびろーんと細長く伸びちゃうんですよね。
それだと「長さ」と「強度」が変わってしまうということです。
背中側の「皮」を使った「革」ではそういうことが
起きづらいのだそうです。へーへーへー!ですよね。

試作や犬の様子など細かい打ち合わせを経て
一生に残る1本を作ってくれます。


お試しで長さ、締まり具合など丁寧に、正確に、チェック。

高齢になってきて

最近マルに買ったのはこちら

首からかけてワンタッチでつけられるので
装着が楽なのと、背中に取ってがついていて
車の乗り降りの補助に重宝します。

昔のようなパワーもだいぶ衰えてきたので
ハーネスにしてもさほど、馬鹿力は出なくなりました。

犬猫

Posted by kyotako

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