犬種特性について

2020年2月13日犬猫

ググっても出てこない犬種特性

情報化社会と言われていますが

情報が溢れかえっている社会ですけれど、
こと、犬種特性についてはネットで書かれているものは
ごくごく一部で、載ってない情報の方が面白かったりするものです。

そもそも原産国や歴史なんて、
私のようなマニア以外の人に必要な情報とは思えません。

それよりももっと個性的で知りたい特性はいっぱいあるのに
なぜそれを出さないんだ！といつも思っています。

そんな中で、思いついたものを
いくつかご紹介いたします。

全力の「おかえり」が欲しい方に

柴犬

小柄な中にも凛々しさがあり、健気で飼い主にも忠実。
何より可愛いので日本のみならず、
世界でも人気になりつつある柴犬。

柴犬は大好きな人に会うとめちゃくちゃ喜びます！
毎日帰宅するとその度に大歓迎、大喜びです。
日々の帰宅の時の喜びと、
何年かぶりの感動の再会のテンションが同じです。

えー！そんなに喜んでくれるのー？
ってくらい喜びます。

嬉しすぎておしっこしちゃう
いわゆる、うれしょん率が最も多い犬種ですね。

そして嬉しすぎて「甘噛み」します。
以前紹介した転位行動の一つですね。
興奮しすぎて何をしたらいいか
わからなくなってるんです。
これ結構痛いです。

うれしょん対策用のペットシーツや
甘噛み対策用に何か咥えさせるおもちゃを
玄関に用意しておくことをお勧めします。

いざという時守ってもらいたい「騎士（ナイト）」が欲しい方に

ダックスフンド

長年人気犬種として知られるミニチュアダックスフンド。
最近は小型化も進み、カニヘンも合わせて人気があります。

飼い主に忠実という部分は犬として生まれた以上、
どの犬種にもあるものですが、こと、ダックスにおいては
飼い主さんを守りたい！
という気持ちが強く現れる犬種ではないかと思います。

飼い主さんが怒られたり、襲われたりしたら、
全力で敵に威嚇します！

「お母さんいじめちゃだめっ！」

相手がおふざけだろうが、
自分より強かろうが、関係ありません。
本犬は真剣で、本気です。やめろー！って。

健気じゃないですか。可愛い。
余計に怒らせたくなっちゃいますね。

言ったらちゃんと返事が欲しい方に

サモエド

私が飼ってるので知り合いの方も多いですが、
一般的にはまだまだレア犬種のサモエド。

よく、おしゃべり？します。
ワンワン吠えると言うより、うぉーっという遠吠えですね。

あっちでもうぉー！、こっちでもうぉー！ですね。

『うぉー』しない？『うぉー』って言ってみて？

って聞くと、ちゃんと返してくれるのも可愛いですね。
そのうち、言わなくても良いタイミングでも「うぉー」って言います。

この本の表紙もそれで撮影したやつです。
一応この本に使われている写真は私が撮影したものです。
よかったら読んでみてください。

一緒にサッカーをやりたい方に

ボストンテリア

ムツさんが長年可愛がっていた愛犬はボストンテリアのテリー。

このタイプの犬種は自身とほとんど変わらないサイズの
サッカーボールを追うのが大好き！
テレビでもサッカー犬として紹介され当時は脚光を浴びました。

サッカーをする犬は他にもいますが-

ボストンテリアのドリブルは、
その平らな鼻先にぴったりと吸い付いているかのような。
俊敏に体を左右に入れ替えてボールコントロールも完璧。
フェイントもものともしないその姿はまるで、ロナウジーニョのようです。

（出展【忘れたくない選手】ロナウジーニョに想いを馳せて-ヘテロドックスなプレイヤー-）

他の犬種の追随を許さない神ドリブルを見せてくれるでしょう。

良いかどうか微妙な特性も

良し悪しはともかく見えない特性

サモエドは座ってるとねぇねぇ！って手をかけてきます。

テレビとか見ていたり、集中している時に
「かまってよー！」「撫でてよー！」ってことですね。

ウィペットは、お出かけ先でうんち緩くなります。

私が会社勤めだった時は朝晩しかトイレ出しができなかったので
そういう時はちゃんと良いうんちをするのですが、
休日にお出かけしたり、長時間散歩に行くと
何回も踏ん張って、「出す」んですよ。

当然何回も出すと、最初はちゃんとしたものが出るのに
後半は、未消化のゆるいうんちが出てきます。
いや、早いよ！出さないでとっときなさいよ！
お出かけすると毎回そうなんです。

うちの子だけかと思ったら結構ウィペットあるあるらしいです。
なんでしょうね。これ。
お出かけとか緊張に弱いのかなぁ？

図鑑に載ってない特性の方が、
日常生活と密着していて有益かもしれませんね。